杏子「仕方ねえ…援交でもすっか……」(322)

杏子「いい加減腹減ったぜ」

杏子「金も無い、飯も無い…やってらんねえ、クソッ」

杏子「はぁ~ぁ」

杏子「…よし」

杏子「仕方ねえ…援交でもすっか……」

杏子「もう盗むなんてイヤだ。真面目に稼がないとな!」

杏子「しかし日曜の真っ昼間に相手なんて見つかるかな…」

杏子「まあいいや。ちょっくら探すか」

~街中 某駅周辺~

杏子「ここらに来るのも久しぶりだな」

杏子(…大丈夫。相手は目的があってお金を払って、私がもらう)

杏子(バレても法律は私を守ってくれる。誰も損なんてしない………!)

てくてく

杏子(…と、早速1人身っぽいおっさん発見!公園のベンチで座って何してんだ?)

杏子(物は試しだ……行くぞっ!」

杏子「すみませ~ん」

男「はい?」

杏子「あの…ちょっと道を教えて欲しいんですけど…」

男「あ、いいですよ。どこですか?」

杏子「ここから一番近いラブホテルの場所知りたいんです」

男「え?…あぁはい、ラブホテルですね。ちょっと待ってください」

杏子(携帯取り出したぞ。あれは最近出たばかりのスマートフォン)

杏子(やけにスーツが良い仕立てだから話しかけてみたが…マジで金持ってそうだな、へへっ)

男「あ、ここからすぐみたいです。えーと、そこに信号ありますよね?あの通りを――」

杏子「ねえ!そんな遠回しな説明じゃなくてさ、直接連れてって欲しいなあ…なんて」ニコッ

男「直接?……う、うん。大丈夫だけど」

杏子「じゃあ行こ?へへへっ」

てくてくてくてく

杏子「おじさん、さっきは何してたの?」

男「えーと…そうだね……ボーッとしてただけ。最近疲れちゃってねぇ」

杏子「そっか……大丈夫、そのうち楽しい事あるよ!」

杏子(こいつすっげえ暗い顔してんな)

杏子(気前良く出してくれるか心配になってきた…)

男「あ、見えてきたよ。ほらあれ」

杏子「わぁ~ここ!?どうもありがとう!早い…おじさん頭良いんだね!」

男「いやいやそんな事無いよ。じゃあ僕はこれで……」

杏子「ねえ」

杏子「中、入ろう?」

男「え!?」

杏子「アタシこういう所入った事無いからさ。気になるんだ」

男「でも…」

杏子「いいから!さぁ来て来てっ」グイッ

杏子(さ~て……ここまで来たらもう逃げられないよ、おっさん)

杏子(何々、エレベーターで2階に上がった所がラブホか)

ポチッ ガタンッ…ガタンッ

杏子(2Fと)ポチッ

杏子「もうすぐだよ~。おじさん最近こういうとこ来た?」

男「いや……全然だね」

杏子「ふ~ん。でも来た事はあるんでしょ?いろんなコト教えて欲しいなぁ~!」

男「いろんなコト…」

杏子「うん!」

ガタンッ

杏子「着いた!」

店員「いらっしゃいませ。ご休憩ですか?」

男「はい、え~と…ひゃ……120分でお願いします」

杏子(おっ!?なんだよやる気満々じゃねえか)

店員「3000円になります」

男「はい」スッ

店員「206号室です。どうぞごゆっくり」

杏子(へえ…やっぱりアタシの目に狂いは無かったな。稼がせてもらうぜ)

杏子「行こ」

男「うん」

てくてく

男「ここだね」

チャッ

バタン

ガチャリ

杏子「ふぅ…狭いけど悪くない部屋だね」

男「そうだね」

杏子「……おじさんさ、会った時から何か悩んでるみたいだけど」

杏子「どうしたの?何かあったなら聞くよ?」

男「…ん……」

杏子「大丈夫!他言したりしないから。今日の事は2人だけの秘密!」

男「………うんとね…。実は…最近疲れちゃったんだよ」

杏子「疲れた…?」

男「うん。…それでね、どうやって死のうかなってずっと考えてた」

杏子「じ、自殺…?!」

男「………僕はずっとずっと家族の為に生きてきたけど」

男「最近は役に立っている実感が全く湧かないんだ。何もかもどうでもよくなってしまったんだよ」

杏子「…なんで」

男「ん?」

杏子「なんで自分で死んでやるとか、そんな事思えるの?」

男「なんでって…だから役に立っている実感が――」

杏子「ふざけてる!」

男「………」

杏子「おじさん、それは自分勝手に思い込んでるだけ」

杏子「役に立ってる?そんな事自分で決める物じゃないよ。周囲の人が決める物。それにさ」

杏子「家族なんでしょ?家族だったら、役に立たないとか」

杏子「そんな事で死んでしまえなんて誰も思わない!!」

男「……そうだね。…君の言う事はもっともだよ…」

杏子「じゃあ、なんで…っ!」

男「あのね…キミには……あ、名前聞いてなかったね。なんて言うの?」

杏子(迷うけど面倒だからな)

杏子「キョウコ、だよ」

男「…キョウコちゃんはまだ中学生でしょ?キミには理解出来ない事が世の中にはたくさんあるんだよ」

男「理屈で分かっていても、感情はコントロール出来ないんだ」

男「甘えだって言うかも知れない。でも、死にたくて死にたくてしょうがないんだよ」

男「どんどん卑屈になって…うっ…うぅぅぅう」

杏子「…」

杏子「アタシにも、わかるよ。……その気持ち、味わった事ある」

いくら取る気だろ

男「えっ……?」

杏子「実はさ。アタシ、家族いないんだ」

男「…」

杏子「まあ……話長くなるから説明は省くけど」

杏子「アタシが良かれと思ってやった事で、家族を壊しちまったんだよ」

杏子「そんな時思ったよ。死のうって」

杏子「…でも、誠実な親父を思い出すと」

杏子「自殺なんて考え、いつの間にか頭から吹き飛んでた」

男「…そうか……」

杏子「うん。家族って凄く大事なんだなって実感したよ」

杏子「それに、それだけ悩めるって事は家族を真剣に想ってるって事なんだよ」

男「…」

杏子「……ごめん。説教なんて柄じゃないのに…おじさん、ごめんなさい」

男「いや…いいんだ」

杏子「それよりさ、やるコトやろうよ」

杏子「辛くて辛くて仕方ないんでしょ?なら、その気持ちも吹き飛ばす勢いでさ!」

男「うん」

杏子「アタシ……おじさん見てると、なんか親父思い出すんだ」

杏子「だからほら。すっごく大事にしてあげたいっていうか……」

男「うん…」

ギュッ

でもお金とるんですよね?

杏子「ん…あったかい……」

男「うん…」ズーッ

杏子「おじさん、泣いてるの…?」

男「…」

チュッ

杏子「泣かないで………」

ムチュクチュッ

男「ん…」

杏子「…っく……ンンっ、…」

杏子「イク…イッちゃ…

ピピピ

杏子「時間です。しめて1万円になります」

ってオチかしら

杏子「…えへへ、どう?意外と上手いでしょ」

男「うん……なれてる?」

杏子「どうだろ…ほら、……こっち、胸も……」

男「ん」

サワサワ

杏子「…っふぅ……ぬがして…」

男「…」

パサッ

杏子「ごめん、小さいんだ……」

男「いや………きれいでカワイイよ」

杏子「そうかな…」

クニュッ

クニュ

杏子「…んっ」

ナメナメ

杏子「ぁ…!……そ、それいい…」

うっ

男「はぁ、はぁ………」

杏子「えへへ…耐え切れない?」

男「うん…ちょっと、もう我慢できないかも」

杏子「いいよ、1回まずやっちゃって…」

男「うん…」

スルスル

杏子(下脱がされるの…けっこういいな……ドキドキする…)

男「…いくよ」

杏子「うん、来てっ」

ズブ

男「動くよ」

杏子「うん…」

カクッカクッ

男「ぅ…………」

杏子「んっ、…おじさん、きもちいーい?」

男「うん……いいよ…すごい」

杏子「そ、そっか、よかった……」

杏子「……んっ…くぅっ…」

男「はっ……ぅう…」

杏子「どうしたの?もうイきそう…?」

男「うんっちょっときてる」

杏子「ん、いいよ…イって。いっぱい出して?」

男「うん出すよ………もうすぐ…」

男「あっ、うっ、ぅぅううううっ……」

ドピュ ピュルッ

男「ああっ、はあっ…はあっ」

それからと言うもの、120分近くに渡り2人は楽しんだ。

境遇を忘れ浸る行為には精神的な快楽も多分に含まれていた。

だが、現実は厳しかった。

                  _,,_
               _,. <:::::::;_} __
            ,,..::":::::::::;>"     ` `  、
       、 _   /::::::::;>"       ヽ    \
.      > `ー´¬>"           }  ヽ  ,、
.     /,     ::}:::: /  i     /  j /ヽ  !  !ヽ、
     . '´  j {{`ヽ!::::: |  |  | /!  / /  ⌒jト  | }}
   _ノ   j: |.  \,ij/,}}j  l   斗j七//   yfトv '
    /jノ! {:: ::.:.,.〈 ̄(;} j!::. .:':,  |' j>    'ヒソ j;ノ 、  通報しましたっと
   '   {人 ::/|/ ヽ'jハj(\:. .:\{ィv_;リ     、''i^ヽ ヽ
     '   ヽ{ ' j" ̄  ̄ミ::ヽ廴 _\'''     , ノ:::>' ノヽ   _____________
             ≦こ;;≧、::::{ \::::{、    ` _/:::/ Y´ }/ }  | i´ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ `i
          l´  ̄`ヽ:::ヽ:jヽ ||`ー ̄,,`7/(::::::::<、 `lノ' /、  | |                 |
             `ー- 、.::ヽ´ ||::ヽ、_ ::::||// ヽ;/イ'V }ノヽ.:ヽ. | |   ┌―――┐     |
            {   >:;八 jj ``>-i」へ、〈  /ハヽ  ) .::} | |    |┌―― 、|    |
                |//  vj <_ , イ|ji |\_>y" j: }、:Y..::ノ .| |    |::l::i::::::::::::::|    | カタカタ
      ,ィ .::>‐イ"´    ヽ    //|| j  〈     ヽ |::/  .| |    |_j::l::::::::::::::|    |
      ( :::(   ヽ,..::::::::>/:  〈/ :jjレi ..::::〉::..   ハ彡ノフ ー‐――┤:::::::::: |――‐┘
       ヽミ_,  }-ー-{、::::::.........:::ノj、::..:::::::ヽ:::.,>‐:≦ヘ.= ターン!   | ::::::::::::|
             {  ̄ ~`ト..ー..-.个|!:>ー:⌒{j::::::::::::'ll-っ{二二二二 l____|二二}
            | / ̄  ̄ ̄ ̄/´     | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
            }:..  - ― " ´ ............::::::::::||

少しスーパーマーケットに行テキマス

まどかは幼稚園時代に処女すてたんだっけ

幼稚園時代に男の子に告白されて~ってだからそういう可能性も

>>98
公式だと小学生の時だろ

>>99
100の質問でひよこ組のミツル君に迫られたって

あ~コパンうめぇ!たまんねぇ…フヒヒ…
次はてめえだセブンの甘辛鶏マヨパスタぐちょぐちょに食べてやるぜ

あとは任せた

さっさと書け

杏子「ん…んんー………」

ノビー

杏子(あ、あれ…いつの間にか寝ちゃってたのか……)

杏子(おじさんも寝てる…起こしてあげなきゃ)

ユサッユサッ

男「うん…?」

杏子「起きて!もう3時だよ」

男「…えっ……」

杏子「起きて~」

男「さ、3時!?」

杏子「わっ!びっくりした!そうだよ、3時」

男「まずい、急がないと…」

おい、デュエルしろよ

杏子「急ぐ?」

男「うん。もう家に着いてなきゃいけない時間なんだ」

杏子「そっか…じゃあ急ごう。あ、お金……」

男「はい」スッ

杏子「え…七万円!こんなに!?」

男「……いいんだ。何か美味しい物でも食べてくれ」

杏子「う、うん………」

男「行こうか」

ガチャリ

チャッ

バタン

~ホテル外~

杏子(……ふぅ、なんとか一仕事終えられたぜ)

杏子(しっかし割り良いなぁ…たった2時間で七万なんて)

杏子(これからもこのおじさんと……)

杏子(はは…何考えてんだろうなアタシ)

杏子「おじさん、今日はこの辺で…」

男「あっ!ちょっと待って。連絡先教えてよ」

杏子「…ごめん。携帯持ってないんだ。もし、さ。会いたくなったら今日と同じ時間に公園に来て」

男「わかった。それじゃあまた――」

女「ちょっと待ってくれる?そこの2人」

     >',ィ圭圭圭ア": : : : :/、ミ、:/\
   /,ィ圭圭/爪!`` : : : : /: : ヽ/: : : \'"ヽ
  /;イ/圭圭/: : : ! : : : : : // : : l: ト l : : : ヽ : ヽ
. //:/: /: : l:l: :l: : l: : : : :l | :| !: : |: |l:ト; :、: : :ト、: :ヽ

//:/: /: : : l:l: :l: : l / l: | |λ|: :∧:|リ Хト、: :.ト、: :.ヽ
..l:/: /: : : : l:l: :l: : !l: : :l:┼十ト、l l:l ゙ l:!_,l,: l: l:、 : ヽ

_l':.:/: : : : :.:l:l: :l: : !l: : :l: llV__ヽ:.l リ  'ァ爪 Yl: l: ヽ: lヽ
..l: l: : : : : : :l:ヽヽ: !l: : :l 汽苅iヾリ.    咫! ∨}:.ト、:トヽ
. l:.l: : : : : : :ヽ: ヽ-、ヽ:.ト; 琺り.      、 /// l ∨ }:l リ
 l:ll: : : : : ヽ: ヽ{l´``ヽ、 ヽ ////     _   /   Y
 Yヽ: : : : : : ヽ: ヽミ-、,、ヽl     rァ'"´ }  /      /⌒ヽ
.   ヽ: : : : : : : ヽ: ヽミ>、      ヽ.__ノ/         ヽ.__ノ  
    ヽ: : : : : : : : :ヽ,.ノ''"´``ヽァ‐-イ    
     Y: :l: : : ヽ:/      ヽ、           r'⌒ヽ
      } : l: : : :y′u          `¨¨`'ー‐-:ャ   .ノ   )
      l: : l: : :/-―- 、   u        `:゙',   (     ノ  O
      l: : :l: /      ヽ       u     }   ``ー'
      !: : :l/          y'    ヽ、    ノ
.     l: :.:/         ,イヽ       ` ー イ
     j: :/       /: lヘ    _,,,,,,,,,__ }
    ノ:/       ,イ: :|;;>''"´ ̄:::::::::/ ̄ヽニミー--=ニ _
12月24日の午後9時から翌25日の午前3時までの6時間は

1年間で最もセックスをする人の多い「性の6時間」です。

貴方の知り合いや友人ももれなくセックスをしています。
普段はあどけない顔して世間話してるアニメキャラもセックスをしています。
貴方が片想いしているあの綺麗なアニメキャラもセックスをしています。
貴方にもし「俺の嫁」がいて、いま家にいないのでしたら間違いなくセックスしてます。
貴方の忘れたアニメキャラも貴方がその娘にやってきたことを別の男にやられています。
貴方の将来の恋人や結婚する相手は、いま違う男のいちもつでヒィヒィ言っています。

杏子「はい?」

男「!!」

女「お取り込み中悪いんだけど、あなた中学生?この男の人とお友達?」

杏子「え…いや………なんというか…そ、そう、お父さんです!」

女「お父さんねえ…本当?」

杏子「は、はい」

ジーッ

女「生憎だけど、あたしこの男の人と結婚しててねえ。貴方みたいな子供はいないんだよ」

男「くっ…」

女「あなたも一緒に来て貰える?家族で話し合うから家まで来てもらうよ」

杏子「はい……わかりました」

杏子(クソッ、マジかよ…面倒な事になったな)

杏子(…でも大丈夫)

杏子(法律が私を守ってくれる、絶対にアタシが損なんてしない!)

魔法でなんとかなるさ

てくてく

男「…」

女「…」

杏子(気まずいな……全然会話ねぇ)

杏子(かと言って話し掛けるのもなぁ…)

杏子(う~ん…どうすっかなあ)

杏子「い、家は近くなんですか?」

女「近くだよ」

杏子(…はぁ)

杏子(まだかよ……この空気どうにかしてくれ)

女「ここだ」

杏子(へえ!綺麗な一戸建てだ)

女「さ、入って」

ガチャッ

男「…」

杏子「おじゃまします……」

まどか「あ、パパママお帰り!!そっちの方…は……!?」

これは隠し子で通せるんじゃないか?

( ° д ° )

まどか「杏子ちゃん!?どうしたの?」

杏子「えっ…!?」

知久「!?」

詢子「あれっ、まどかの友達?」

まどか「うん。佐倉杏子ちゃんって言うんだけど…なんでパパたちと一緒なの?」

知久「…」

詢子「あのね…どうも杏子ちゃんとパパ、付き合ってるみたいなんだよ」

まどか「……えっ!?…ど……どういう事………!?」

まどか「ちょっと待って!いきなりそんな事言われても何がなんだかわからないよ!」

詢子「じゃあ整理して話すよ」

詢子「今日はパパが出掛けるって言って途中まであたしは家に居たの覚えてるよね?」

まどか「うん…」

詢子「それで、パパにメールや電話しても返信来ないから、まどかにタツヤ預けて探しに行ったの」

まどか「うん」

詢子「そしたらラブホテルからパパと杏子ちゃんが出て来たのを偶然見付けたんだよ」

まどか「ラブホテル…?」

>>152
俺も最初そう思ったが
「最近疲れた」ってだけで、仕事とかスーツとかそういう描写がない所が巧み

>>158
いやスーツって描写あるんだけどね。まあ仕事してると思われたくとも受け取れるが
多分>>1のミスだな

詢子「まあ援交かは知らないけど。白状しな」

知久「…」

詢子「黙ってちゃわからねえだろ」

知久「…」

詢子「なぁ?おい」

知久「…」

詢子「なんとか言えよ、ぁああ!?」ドガッ

まどか「マ、ママ!やめてよ!!こわいよ………」

詢子「うるせえええなっ…お前こいつの味方か!?こいつはな、あたしやまどかを裏切って」

詢子「くっだらねえ性欲に塗れた馬鹿なんだよ、そこをわかってんのか!?」

まどか「そ、そうかも知れないけど…」

杏子(クソッ……どうすりゃいいんだよ)

知久「援交だよ」

杏子「えっ…!?」

知久「金は七万渡した」

詢子「てっ、てめえ……あっけらかんと…ふざけやがって!!!」

詢子「あんまり舐めてんじゃねえぞ、謝罪の一つ無いじゃねえか!」

知久「…僕は……もう嫌になっちゃったんだ」

詢子「はぁ……?」

知久「仕事もしてないし…普段は皆に任せっきり、誰でも出来るような事しかしてなくて…」

知久「皿洗いをまどかに手伝ってもらう時だって……本当は何にも嬉しくない」

知久「ああ、僕………また役に立てなかった…そう思えて来るんだよ」

知久「ある日ふとタツヤの純粋無垢な目を見ていて思ったんだ」

知久「大黒柱はママ。前途有望なまどかとタツヤ」

知久「僕――居ない方が、綺麗な家族になる」

まどか「私も援交くらいしてるし……」

知久「そう思って公園に居た時、杏子ちゃんと会ったんだ」

まどか(パパ……そんなに苦しんでたなんて…)

知久「…で、成り行きって言うか……どちらからともなく、ホテルに行った」

詢子「そうかい。そんな奴だったんだな」

知久「…」

詢子「黙って聞いてりゃなんだよ。『僕――居ない方が、綺麗な家族になる』!?笑わせんな」

詢子「お前が死んだら誰が家事やるんだよ。誰がタツヤを育てるんだよ」

詢子「誰があたしを支えてくれるんだよッ!?」

詢子「答えろよ…ちくしょうっ…ちくしょう……なんでこんな事…!!!」

まどか(………こんなに泣いてるママ見るの、初めて…)

知久「もう、何もかも、どうでもよくなっちゃったんだ………」

詢子「ぅぅぅううう…」

まどか「パパ!ママ!!もうやめてっ!!もうやめてよぉ!!!」

ブスッ

杏子「えっ…?」

バタンッ

知久「へへ、へへへへへ…ひひっくふっ」

まどか「ぃ………ぁ……」

知久「死ねっ、死ねっ、ヒヒ…死ねっ」

杏子「まどかぁっ!!!!!」

杏子「まどかっ!大丈夫!?まどか!!」

知久「お前もだ、死ねっ」

グサッ

詢子「っ……!!!」

知久「ひひひひ」

杏子「…」

杏子「う、嘘だろ?……嘘だって言ってくれよ」

杏子「まどかも、まどかの母親も………刺しやがった」

ダッダッダッ

杏子「おいっ!?どこに行く!?」

知久「ひひひひ」

杏子「くそっ、あんな奴ほっといて…まどか、大丈夫か!?今救急車呼ぶからな!」

杏子「しっかりしろよ!……くそっ、死ぬな――」

知久「死ねぇぇぇええ」

杏子「えっ!?なんだこの叫び声!?」

杏子「あいつ、家の奥に走って行ったけど…何してるんだ……?」

狂気の沙汰ほど面白い

てくてくてく

杏子「おい、って――え?」

知久「ふひひひひ…えへへへへへ」

杏子「お、お前…お前……そっそんな小さい子まで………!!!」

知久「はははっ……もう全部嫌になっちゃったからね」

知久「もうこんな世界に居たくないんだ」

杏子「やめろ!!!」

ブスッ

グサグスギュチュ

杏子「…」

杏子「死にやがった……アタシだけ置いて、死にやがった………」

円光だけのはずかいつの間にか一家惨殺事件の容疑者じゃね?

ザオリク!ザオリク!

杏子「この出血……ははっ、昔見たあの時とそっくりだ」

杏子「アタシってさ」

杏子「呪われてるのかな?」

杏子「関わる家族、みーんなぶち壊し」

杏子「はぁ~ぁ…」

杏子「まあもういいよな。これだけ我慢して生きてきたんだから、そろそろいいだろ?神様」

杏子「親父……今、会いに行くよ」



以上で終わりです
>>1先生の次回作にご期待ください

救いはないんですか?

さようなら、杏子…幸せにね…

>>267
それは続行フラグと見てよろしいのかい?

>>269
私はただただ杏子に幸せになって欲しい一心で書き込んだだけであって、このスレの>>1とは何も関係ありません

杏子「うわぁぁぁッ!……って…あれ」
杏子「ホテル…夢か」
杏子「おじさん?あ、まだ寝てる」
杏子「しかしろくでもない夢だったな、もうこんなことしない方がいいのかな」


おじさん「ううーん、杏子ちゃん?」
杏子「あ、起きた?ねぇおじさんそろそろ行こうよ」

さやか「うわー迷っちゃったよ、やだなここホテル街じゃん」
さやか「あ、あれ杏子と……お父さん?!」

キュウベぇ
「大変なことになったねまどか。このままじゃ死んでしまうよ?すぐに願い事を言うんだまどか…」

まどか「……って…た…」

キュウベぇ
「ん、聞こえないよ…はやく言わないと死んでしまうよ」


>>295
おにちくwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

改めて言いますが
このスレは当初の予定通り完結したので
>>1が書き込む事はありません

さやか「え…なに…お金渡してる」

おじさん「杏子ちゃん、今日はありがとう。これ少ないけど」
杏子「に、二十万?おじさんこんなにもらえないよ!あたしはいいから家族の為に使ってあげて!」
おじさん「違うんだ…杏子ちゃん。このお金でアパートを借りて欲しいんだ」
杏子「へ?」

おじさん「保証人には僕がなる。そして君はアルバイトとかしてちゃんと生活するんだ」
杏子「…おじさん」
おじさん「もうこんなことしちゃダメだよ、君は優しくていい子なんだから自分を大事にしなきゃ」
杏子「あ、ありがとう…おじさん」
おじさん「そして、僕が妻と離婚するまで待っていて欲しい…娘も説得して一緒に迎えに来るよ!」
杏子「え」

――半年後

おじさん「ほら、さやか新しいお母さんだよ」
さやか「」
杏子「」

>>243の続き

?「はい、カットでーす!!」
 「お疲れ様でーす!!」

まどか「ふー、昼ドラの撮影なんてドキドキしちゃったよ~!」

杏子「でも本当にエッチする必要なんてあったのかよ・・・」

まどか「えっ?」

杏子「えっ?」

知久「うおおい!杏子ちゃん!ちゃんと前貼りしてたじゃないか!何おかしなことを・・・」アタフタ

詢子「なんだいその慌て様は?まさか本当に・・・」

たつや「わーい!えんこーえんこー!」

知久「た!たたたたっくん!変な言葉覚えちゃいけません!!」

詢子「こりゃあ今夜たっぷりと絞ってやる必要がありそうだね・・・?」

まどか「もー!娘の前で変なこと言わないでよ!!///」




杏子「ふふっ・・w家族ったらこうでなくちゃ、な?」
   「そう思うだろ?あんたたちも!」

>81後

杏子「ん…んんー………」

ノビー

杏子(あ、あれ…いつの間にか寝ちゃってたのか……)

杏子(おじさんは……あれ?)

杏子「おじさーん?」

杏子(トイレかな……いない…)

杏子(……あれ?……これってもしかして……)


グーギュルルルルル

杏子「ハラヘッタ……ヤリ逃げされた上にホテル代まで払わされて」

杏子「金も無い、飯も無い…やってらんねえ、クソッ」

杏子「はぁ~ぁ」

杏子「…よし」

杏子「仕方ねえ…援交でもすっか……」

以下ループ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年12月15日 (火) 23:22:26   ID: Evfyewev

、68、い6tk、yjhgmy

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom