まる子「『さくら家、一家心中をする』の巻」(259)

すみれ「まる子ー、おじいちゃーん。ごはんよー。早くいらっしゃい」

まる子「わあ、和牛ステーキだ。さすがに今日はご馳走だね」

すみれ「なにせ家族でする最後の夕食だもの。今日くらいは奮発するわよ」

友蔵「そうじゃのう。よく味わって食べるとしよう」

まる子「うん!」

ヒロシ「どうせこの飯も酒も全部借金で買った奴だ。遠慮なく食うぞ」

友蔵「肉、柔らかいといいのう」

すみれ「おじいちゃんったら。火もちゃんと通してあるから大丈夫ですよ」

ヒロシ「火といえば、母さん、ちゃんと練炭買ってきたんだろうな?」

すみれ「もちろん。ステーキと一緒に買ってきたわ。ほら、こんなに」

まる子「さっすが、お母さん!」

山田「ア゛ハハー、さくらが家族と一緒に自殺したじょー」

ヒロシ「ようし、じゃあ食うぞ」

さきこ「ちょっと、お父さん。最後の夕食くらい、みんなでいただきますしてから食べようよ」

まる子「そうだよ」

ヒロシ「ちっ。仕方ねえな。まあ、最後だしな」

すみれ「それじゃ、みんなで一緒にしましょうね。せーの」

全員「いただきまーす!」

こたけ「はふはふ、あつあつ」

友蔵「た、確かに柔らかいのう。うん、これは美味じゃ!」

ヒロシ「じいさんにばあさん、肉を喉に詰まらせて先に逝くんじゃねえぞ。ははは」

まる子「縁起でもないこというお父さんだね、まったく」

ヒロシ「前もって家族で方法を練炭に決めてんだ。変な死に方して最後の時まで家族に恥かかせるなってことだよ」

友蔵「ヒロシは最後の最後まで口が達者な男じゃのう」

さきこ「……」

すみれ「どうしたの、お姉ちゃん。さっきから箸が進んでないじゃないの?」

まる子「お姉ちゃん、このステーキすっごくおいしいよ。いらないなら、まる子もらっちゃうからね!」

さきこ「やだ……」

まる子「ちぇっ。お姉ちゃんのいけずぅ」

さきこ「やだ……やっぱり私死にたくない!」ダッ

まる子「あ、お姉ちゃん、どこへ行くの!?」

ヒロシ「こら待て、お姉ちゃん! 母さん、お姉ちゃんを捕まえろ!」

脱走兵は縛り首に処するべき

急げ!脱がせて縛れ!

すみれ「待ちなさい、お姉ちゃん!」

さきこ「やだ、離して!」

すみれ「どうしたのよ、突然。お姉ちゃんらしくないわよ」

すみれ「これは前もって決めてたことでしょ? あの時、お姉ちゃんも納得してたじゃない」

さきこ「やっぱり、いやだよ! 死ぬのこわい!」

すみれ「いーい、お姉ちゃん? 妹のまる子だってあんなに落ち着いてるのに、お姉ちゃんがそんなんでどうするの?」

さきこ「で、でも、でも!」

まる子「大丈夫だよ、お姉ちゃん」

さきこ「なによ……」

まる子「練炭って別に血を流したり痛い方法じゃないみたいだし」

まる子「楽に死ねるよ、きっと」

さきこ「練炭自殺したこともないくせに知ったこと言わないで!」

さきこ「まる子、あんたは本当に死ぬの怖くないの?」

まる子「実はいうとちょっぴり怖いかな。でも、あたし平気だよ」

まる子「お姉ちゃんやおじいちゃんや家族のみんなと一緒なら、怖くないもん」

さきこ「まる子……」

まる子「ほら、あっちでステーキ一緒に食べよう。さめちゃうよ」

さきこ「……ええ」

友蔵「まる子、偉いぞ。本当に立派になったのう」

まる子「えへへ」

友蔵「その様子だとまる子もこの世に未練はないようじゃのう」

まる子「うん、学校でみんなといっぱい遊んだし」

まる子「おじいちゃんともいっぱい過ごせたし!」

友蔵「うぅ、まる子ぉー!」

まる子「ただ」

友蔵「なんじゃ?」

まる子「漫画家になりたかったな……あたし」

友蔵「心配はいらんぞ、まる子! 続きは>>60が書いてくれるそうじゃ」

まる子「ばんざーい!」

ズバリ!支援してるから早く続きが見たいでありますれ

えぇーーー!?
ズバリ私が続きを書くのでしょー!

友蔵「…」

すみれ「…」

まる子「や、やだよ!みんな!早くステーキ食べようよ!
まる子もう決めたんだよ!」

ピンポーン

すみれ「あらやだ、誰かしらこんな時に」



キャッチしてくれる人でよかったな

ひろし「ちっ、こんな日に客かよ…」

すみれ「はーい、あっ!たまちゃん」

たまちゃん「こんにちはー今日はまるちゃんと約束してたので迎えに来ました」

まる子「あっ!そうだった!ごめんよ、たまちゃん!今すぐ行く!」

ひろし「こら!まる子もう忘れたのか!」

まる子「あっ…」

たまちゃん「どうしたの?まるちゃん?」

ずばり!リレー式にしませんか?

まる子「たまちゃん、今日は行けなくなっちゃったごめんよ…」

たまちゃん「えっ?そっか…じゃあ今度またクッキー焼くから遊びに来てね」

まる子「もう今度もないんだ 」

たまちゃん「えっ?!どういう事なの!?まるちゃん!!」

たまちゃん「まるちゃん…?」

まる子「早く帰ってよ…」

たまちゃん「でもまるちゃん泣いて…」

まる子「いいから早く!帰ってよ!!!!じゃなきゃ絶交だかんね!」


たまちゃん「わ、わかったよ!まるちゃんなんてもうキライ!」ダッ

ID:sc0VN2ou0が健気すぎて胸が苦しい

まる子「さっ!早くステーキ食べようよ、まる子お腹ペコペコだよ」

さき子「…まる子…」

すみれ「そうね、冷めないうちに食べましょう」

友蔵「おぉ!そうじゃな!まる子おじいちゃんの分も食べなさい!」




>>101ズバリ!そう思うなら貴方が書きましょう!

キートン「後世へ続く」

まる子「くぅ~!美味しいよ!あたしゃ幸せ者だねぇ」

すみれ「この子は大袈裟な子だねぇ」

さきこ「あ、本当だ美味しいコレ良い肉だったんじゃない?」

ひろし「どうせ最後だからな!一番高い肉
にしたんだよ!」

まる「こんな高級なの花輪くんクラスじゃなきゃ食べられないよ」

続けられるところまでは続けなさい

すみれ「…そろそろ食べましたし、用意しますねアレ」

ひろし「おう!そうだな!母さん頼むぞ!」

すみれ「お姉ちゃん、窓が空いてないか見てきてくれない?」

さき子「はーいわかりました」

まる子「ねぇねぇ!母さん!まる子する事ない?」

すみれ「まる子はそこで座ってていいわよ」

まる子「はぁーい(…たまちゃん怒ってるかな?)」

一方その頃、たまちゃんは

はい!ズバリ!こっから安価でしょう!
>>130

>>1が最後まで書ききる

俺でよければやる

>>137
期待

>>137
貴方に期待してますよ!

御託はいい

たまちゃん(あの時のまるちゃん、何かいつもと違った…何だか思い詰めたような感じだった‥うん、絶対にいつものまるちゃんじゃなかった、それなのに私まるちゃんにひどい事言っちゃった‥事情を聞いて明日仲直りしなきゃ。

まるこ「でも、死んじゃったら、もうこんなに美味しいお肉も食べられないんだよね?」
すみれ「・・・…
ヒロシ「・・・…
さきこ「あんた、今になってなに言い出すのよ」
まるこ「やっぱりまるこ生きたいよ…まるこ、頑張って漫画家になって家の借金返すからさあ!まだみんなやたまちゃんとお別れするなんて嫌だよぉ」
すみれ「でもねえまるこ、あんたがおとなになるまで家には生活するお金がないのよ」
まるこ「じゃあせめてたまちゃんと明日学校で仲直りしてからじゃないといやだよ」
ヒロシ「こんなこと先延ばしにしてもいい事ぁねえよ、母さん、もう準備してくれ」

まる子「なんだいあの黒い玉は?」
ってオチだな

>>148
それオチじゃなくて始まりじゃねぇか

じゃあもうやめるわ、お休み

せめて安価残して逝けよ

160安価

>>163
書け

すみれ「窓も全部閉めたわね、用意はできました後は火をつけるだけです」

さき子「もうどうにでもなれ…こんな貧しい家に生まれたのがダメだったのよ」

まる子「みんなで決めたんだもんね、まる子約束守るよ」

ひろし「みんな苦労かけちまったな!来世では裕福に暮らせよ」

よくぞ戻ってきてくれた

友蔵「まる子よぉこっち来なさい」

まる子「おじいちゃん!まる子おじいちゃんのこと大好きだよぉ」

すみれ「…じゃあみんないいわねお姉ちゃんマッチを頂戴」

さき子「はいお母さん」

すみれ「みんな手は繋いだ?いい?辛い最後になっちまったけど、
最後は家族みんな一緒になって天国に行くんだ。誰もはぐれるんじゃないよ」

まる子、さき子「はぁーい」

ひろし「けっこれで借金まみれの生活からさよならだぜ」

すみれ「…火をつけました。すぐに楽になれますからね」

あーこわい

まる子「うーん別に平気だよ?」

さき子「バカね、そのうち意識がなくなるわ。」

すみれ「…」

すみれ「…やっぱりまる子とさき子は未来があるわ…」

ひろし「何言ってんだ?母さん?」

ガラガラ!

すみれ「あなた達は死んじゃだめだよ!」

ひろし「なんだとぉ?!うるさいぞ!…へへへそうか母さんから楽にしてやるよ」

ひろし「どうせ死ぬんだ俺が楽にしてやるよ!」

すみれ「あ、あなた!そんな…あぁ!」


まる子&さき子「お母さん!!」

ひろし「めんどくせぇ!お前らも俺がやってやるよ」

さき子「まる子戦うわよ…」

まる子「えっ?」

さき子「いいから武器になるもの持つのよ!」

さき子「お母さんが繋いでくれた命…簡単に捨てるんじゃないよ!」

丸子「お母さんが繋いでくれたこの命……無駄にはしないッ!!

いくぞッ!ひろしッ!!ラストバトル、ライド・オン!!」

応援ありがとうございました!
先生の次回作にご期待ください!!

友蔵「…わしはどうしたらいいんじゃ」

ひろし「お前らお父さんである俺に逆らう気か?」

さき子「…」

ひろし「へへ…俺はなぁ人を殺してみたかったんだよ」


この流れでもよろしいならズバリ!続けますが、つまらないなら
ズバリ!やめます…

続けろください

キートン山田「後半へ続く」

さき子「 もうお父さんなんかじゃない、化け物め」

まる子「お母さん!お母さん目覚ましてよ!死んじゃやだよ!」

すみれ「…」

ひろし「小学生の女が俺にどう楯突こうってwwww」

ひろし「力が……力が漲ってくる……

これがスイッチの力……!!」

まる子「こ、こうなったら……」

チャッチャッ チャッチャッ

3……2……1……

まる子「変身ッ!」

まる子「宇宙、キタアァァァ!!」

先生「みなさん、さくらさんを殺しましょう」

さき子「まる子!」

まる子「姉ちゃんこれ!」

さき子「刺してやる、殺してやる、母さん、、止めてあげられなくてゴメンね」

ひろし「包丁なんてひっぱりだしてコワイねぇ危ないから渡しなさい」

まる子「まる子だって」

まる子「はぁぁぁあ!」

まる子はドライバーを持って突き刺そうと突撃した

ひろし「ばーか」

まる子「うわぁ!」

ひろし「お母さんと同じように死なせてやるよ」

友蔵「させるか!!!!」

まる子はフォーゼドライバーを持って突撃した

友蔵「まる子は殺らせない!」

ひろし「うっぜぇなおい、シジイは引っ込んでろよ」

ドン!

友蔵「ぬわぁああぁぁ!」

まる子「!!」

ひろし「こいよ二人まとめてかかってこいよ…」

さき子「いくよ」

まる子「うん」

友蔵が戦時中に身に着けたあの能力、ついに解放されるのか!?

まる子「とほほ、あたしの人生は晴れのち大荒れ…いいねぇ、いい人生だったよぉ」

まる子「お姉ちゃん、今何歳ぃ!?」

さき子「はぁ!」

ひろし「そんなんじゃ当たらねーよ、俺はこうみえて結構強いんだぜ…っとオラァァ!」

さき子「きゃぁぁ!」

ひろしはさき子の首を片手で掴み持ち上げた

まる子「姉ちゃん!」

さき子「アンタだけでも逃げて…」

キートン山田『サイクロン、ジョーカー!』デーレレーデレレドツツデドドドドドン

まる子「で、でも!」

さき子「…姉ちゃん強いから負けないから早く!」

ひろし「この減らず口がぁ!」

さき子「ぁぁあ…!」

まる子「わかったよ!まる子助けを呼びに行ってくるから
姉ちゃん負けちゃヤダよ!」

さき子「…フッまる子…」

ひろし「こら!まる子勝手なことは許さないぞ!!待て!」

バシッ!

ひろし「!!おやじぃ!」

友蔵覚醒ver「だからやらせないと言っただろう…?」

まる子「返せよ!お姉ちゃんを返せよ!…あたしゃどうなったっていい…世界がどうなろうとあたしゃ知らないよ」
「でも…でも…お姉ちゃんだけは!」
婆「行きなさいまる子!」
キートン「こたけ!?」
イマーワタシノーオサカナクワエタドラネコーオッカケテー ハダシデカケテクグライナラーツバサガホシーイ

確かに素人なものなのでグダグダすまそ…
そろそろ引き上げます…

245!



、襲来

まる子『はぁ…はぁ…姉ちゃんを助けなきゃ…』

『ん?なんだ桜じゃないか?』
まる子『あっ!永沢に藤木!それにハマジ!』

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