三浦「あーしってさ案外一途なんだよね」八幡「はぁ」 (238)

はい

三浦「ヒキオってさ昔のあーしとの約束覚えてる?」

八幡「」

小町「おにいちゃん見て見て。子供の頃の写真出てきた」

八幡「おいやめろ。トラウマが」

小町「おにいちゃんちっちゃい!かわいい!あ、幼稚園の卒園アルバムもあるよ」

八幡「だからトラウマが」

小町「あーこの頃はさすがのおにいちゃんでも寄せ書きしてもらえたんだ。汚い字だけど一生懸命かいてて皆カワイイっ」

八幡「そんなもん保母さんが強制的に書かせたんだろ。大体俺のぼっち度はその年からすでに……ん?」

『おおきくなったらはちまんのおよめさんになります。みうらゆみこ』

八幡「これは……」

               /\_____
            /` . .へ、\. . . . . . . . .\
            // ̄. . . . \ \. . . . . . . . .\
          ′ . . . . . . . . . . \. . . . . . . . . . . ヽ

            j. . . ./ . . ∧|\. . . \. . . . . . . . . . . ,
          / . . . . . . . |⌒^´|. . . . .|. . . .│ . |. . . .′
           |. . . . .|. . . .|   _|. .i|. . |. . . .│ . |. .l. . .',
           | .│. .|. . . .| / |. 八. .|. . . .│ . |. .|. . . ′
           | .∧ . .,、. . |    l/ . 斗- . .∧ . |. .|. . . . .
           | . . |\| \|   /}rシ|. /l/ {\|. .|. . . . . ,,   いやフツーに続かないっしょ?
           | . . ト<て㍉       、 、|/   。/|. .|. . . . . . . 
           |∧|\ハ 〈           厂∨′|. . . . . . . ,
               | 、   _/〉    \/. . .∧. . . . . . .′
               | . |\  `         / . . .∧ \. . . . . .,
               | . |_}>  _,, イ / / . . ∧. \ \. . . . .,
.              /| . |   ∧  ∧/ /. . / トミ. . . . . . . . .ヽ
             / .l//厶_〉 .′|/. . . . .  八 `  .、. . . . ',
.            〈. . .\_ ∧ |./. . . . ./   ′     ̄\ . . .′
           ,ノ}\_ . . 〉 |/. . . . ./   /  /       〉. . .|i
            |  /. . ./ ̄〈. . . . . く___/ /         / . . . .|i
            l〃. . ./^ア厂|下ミ/. \  ,′,        /. . . . . .|i
          /jミ. . . \/ /  |_j/. . . /  j/      / . . . . . . ||i
       /   }. ./' /, /.′ . rく|  ∨         / . . . . . . . |リ
.      /    〈.rく_〈_/|/  |\. . . . \ /       / . . . . . . . 丿

ハマチは読み返すと誤字のチェックもれなのか狙って書いてるのかわからない箇所が結構ある

ごめんそんなに必死だとなんか申し訳なくなってきた

俺書くから7時半まで持たせてくれ、。

八幡「…そ、そうなのか?」

三浦「なーにキョドってんだつーの、きも」

八幡「悪かったな、んじゃそうゆうことで」

三浦「正直あーしのキャラがつかめてなかった」


八幡「そ、それがどうして付き合うとかいう話になるんだよ」

三浦「きも。だから教育するって言っててるっしょ。まずはそのキョドるのを直すから。」

三浦「つーわけだから明日から放課後は空けとくように。そんじゃまた明日」

八幡(……)

八幡(勢いに飲まれて拒否するタイミングを逃してしまった)

八幡(しかし明日になったら忘れてるだろ。……俺の存在ごと忘れてるまである

翌日放課後

奉仕部

八幡「うぃーす。雪ノ下だけか」ガラガラ

雪乃「ええ、残念ながらね。由比ケ浜さんが来るまでとはいえあなたと二人よ。本当に残念だわ」

八幡「わざわざ二回も残念と言って本当に大事なことのように強調すんな」

雪乃「そうね、訂正するわ。残念なのは貴方自身だったわね」

八幡「俺は残念じゃねえよむしろ優秀とさえ言っても過言じゃない。

悪いのはすべて環境だ。なんもかんも政治がわるいんや」

結依「やっはろーゆきのん!」

雪乃「こんにちは由比ケ浜さん」

結依「……あ、ヒッキーもいたんだ。やっはろー」

八幡「おう」

結依「そういえばヒッキー、優美子が探してたよ?なんかしたの?」

八幡「げっ、まじかよ」

バレてしまっては仕方ない。ベリベリ

なんでまだあるんだよ……
そして続けろよ……続けろよ……ッ!

残ってるのか

八幡「・・・・・・」

三浦「・・・・・・」

八幡「い、いいんじゃねーの、一途な女の子って」

三浦「!」

八幡「男で嫌いなやつはいないだろーし」

三浦「そ、そうっしょ、いいっしょ、いいっしょ!?」

三浦「そ、それにあーしって意外と料理もできるし、掃除洗濯もちゃんとやるし!」

三浦「え、えーと、こ、子供も大好きだし、ね? ね? いいっしょ、いいっしょ!!」

八幡「あ、あー、うん・・・・・・葉山が羨ましいわ、リア充爆発しろ」

三浦「え・・・・・・?」

こんな感じ?

八幡「料理、掃除洗濯、子供も好き」

八幡「さらには容姿端麗、眉目秀麗・・・・・・っと」

八幡「まさに完全無欠超人の葉山とはベストカップルってわけだ」

八幡「羨ましくて、反吐が出そう」

八幡「んで、んで、その三浦優美子様がカースト最下層の俺になんか用?」

三浦「え・・・・・・えっと・・・・・・」

八幡「ああ、俺にベストカップルっぷりを見せつけに来た・・・・・と」

三浦「・・・・・・」じわぁ

歯医者行ってくる、午後には戻りたい

三浦「ヒキオ、あーしって案外一途なんよね」

八幡「は?あぁそう…で、何でそれを俺に言うんだよ」

三浦「なんでって…ヒキオがそこにいたから」

八幡「あっちに葉山いるだろ、じゃあそういうことで」

三浦「隼人は関係ないし!いいからあーしの話聞けし!」

八幡「なんだよ…話相手なら他当たってくれ…」

戸塚「八幡、今暇かな?」ヒョイ

八幡「戸塚ァ!もちろん暇だぜ!」ガバッ



三浦「……あーしの話聞けし…」

八幡「やっぱ昼飯はぼっちに限るな」モグモグ

三浦(いた!やっと見つけたし!)

三浦(さっきあーしを蔑ろにした罪、絶対に償わせてやるし)

三浦「ヒキ 由比ヶ浜「ヒッキー!!」

八幡「げっ…由比ヶ浜…」

由比ヶ浜「げってなんだし!探したんだからね!」

八幡「なんだよ、俺なんかやらかした?」

由比ヶ浜「今日は昼休みに奉仕部の活動があるって言ったじゃん!」

八幡「うげ、忘れてた…」

由比ヶ浜「もー、ゆきのん怒ってるよ。はやく行こ」ギュッ

八幡「はぁ…俺の貴重なぼっちタイムが…いや貴重じゃないが…」

由比ヶ浜(勢いで手、握っちゃった///)


三浦「……あーしも探したし…」

キーンコーンカーンコーン

八幡「やっと終わったか…」

由比ヶ浜「ヒッ 三浦(隼人、ゴー!)

葉山(了解)

葉山「結衣、ちょっといいかな?」

由比ヶ浜「は、隼人くん?……うん、どうしたの?」

葉山「今度の日曜なんだけどーー」

八幡(さてと、今日は部活ないし買い物して帰るか)ガラッ

由比ヶ浜「う、うん…(あ、ヒッキー帰っちゃう…)」

三浦「あーしちょっと用事あるから、じゃねー」ガラッ

葉山「あぁ、またな」

由比ヶ浜「えぇ!?ちょ…」

葉山「結衣?」

由比ヶ浜「あ…ご、ごめん…」

葉山(優美子、頑張れよ)

八幡(今日の晩飯どうすっかな)

三浦(今度こそ確保するし!)

三浦「ヒ 雪ノ下「比企谷くん」

八幡「…なんだよ、今日は部活休みだろ」

雪ノ下「えぇ、でもあなたの罰は終わってないわ」

八幡「昼に散々謝っただろ…」

雪ノ下「あの程度、罰のうちに入らないと思うのだけれど」

八幡「あんだけ罵っといてか…で、何をすりゃいんだよ」

雪ノ下「空き教室の掃除を頼まれたから手伝ってほしいのだけれど」

八幡「はいはい、拒否権はないんだろ…さっさと行こうぜ」



三浦「……あ、あーしも掃除当番だった…」

三浦(正門で待ち伏せするし)

八幡(あー酷い目にあった…特売の時間大丈夫かこれ…)

八幡(ちょっと走るか)タッタッタッ

三浦「(来た!)ヒキ 海老名「やあ少年」

八幡(無視しよ)タッタッタッ

海老名「放課後に走るなんて青春だねー」タッタッタッ

海老名「どうせなら葉山くんと一緒に走ってくれたら色々捗るんだけど、ぐ腐腐腐腐腐」

八幡「…着いてくるなよ」

海老名「いやー、実はお願いがあって待ってたんだけどね」

八幡「…それはそのパンパンのバッグに関係あるのか?」

海老名「お、よく気づいたね!さぁこのコスプレを 八幡「絶対に断る」

海老名「…戸塚くんの分もあるよ」ボソッ



八幡「な…に…?」

八幡「詳しく聞こう」ピタッ

海老名「ぐ腐腐腐腐、そうくると思ってたよ」

八幡「ちなみに戸塚に了承は得てるんだろうな?」

戸塚『そ、その…八幡がいいなら……いいよ?』

海老名「だってさ」

八幡「よし、乗った」グッ

海老名「君とはいい商売ができそうだよ」グッ

海老名「じゃあ早速いこう、戸塚くんにはもう王子様コス渡してるから」

八幡「は?」

海老名「ん?」

八幡「え、王子様コス?戸塚が?」

海老名「はい」

八幡「さよなら」タッタッタッ

海老名「あ、ちょっと!」


三浦「……ヒキ王子…」

 終里                  __
                ,  ´. : : : : .ヽ─- 、
               /  . : : : : : : : : : : : : . ヽ
                .:' / :/: :/: :/. : : : : : : : : : : .
               .:' //. :/: :/: :/: :/ : : :l: : :|ヽ: :l: :,
            / : | | :イ : :| : :| : :|: : :/|: : :|/|: :|: :|l
       /   / . ; | |:/l: : :|>|─|‐ノノ _ノ/|: :|C|| ねみー
       !人__ノ . :ノ:乂| |: : :| ===、    `ヽノ: :リ   
      丶ー─<//人|: : :| ヽ 「'ノ    ー==彳.:/
       ヽ __ノ ∧:.丶 :|、      '<⌒)⊂ヽn┬ 、
         ー─ ノ 八: : :>\   |'つ  ノ. :/   `UJJJ 「\
           ` <二ノ ,∠二\` |i-< : :ノ  ⊂ニ rー、く\ ヽ
           厂\_///八厂≧=|lノ个ヘ/∧   \ \\\',
           丶∠≦⌒|l/∧  /|j\|'⌒|l//|__   '. 〉 〉 ハ
          厂////|l  l///\/(⊆U⊇)||__人\\   V二二ノ|
          ///ヽ //|l  |////|//l|ノ八\||///| |/∧  l///// l
           〈/////∨|l  |////|//l| 「| Ⅵ|///ハ |//∧ l/////l
            ∨/////,|l  |////|//l| 「| | :| |l//|//|///∧ l//// l
           |//////|l  |////|//l|_|」 |o| |l//|//|////∧!////|
           |//////リ_lヽノ/|//l|  | :| |l//|/ノ\////|////|
       __ノ//////|匸]\_|//l|_/o/〃 //   ∨//////|

        ∨/////│|  |////|//l| /.:/〃 /イ     ∨/////l
        │/////│|_l////|//l| |o| |l//|/l       \///ノ
         │/////ノ  〃////|//l| | :| |l//|八       ` ̄
       /l /////l  ///////|//l| |o| |l//|/∧

さっき書いたやつの需要ってまだある?

三浦「・・・・・・」ぐすっ

八幡「あ、えーと、その」

三浦「・・・・・・わかった」

八幡「へ?」

三浦「わかったし!」バンっ!

八幡「ななな、何がでございますでしょうかか」ビクっ

三浦「あんたにあーしがどんだけ一途か、どんだけラブラブか!」

三浦「ヒキタミの濁った眼でもわかるように見せてあげるッ!!」

八幡「は、はいっ!!」

三浦「返事・・・・・・したよね」

八幡「え、いや、これは・・・・・・」キョロキョロ

三浦「 し た よ ね 」ガシっ

八幡「痛い痛い痛い、か、顔ッ、離して、ごめんなさい、ごめんなさい」

三浦「視線をそらさず、見てなさいよ、約束!」

八幡「は、はいぃぃ!」

別スレ立てた方がいいのか?

三点リーダ使えよ

三浦「・・・・・・」パッ

八幡「ほっ・・・・・・」

三浦「・・・・・・」すっ

八幡「え、なんですか、いきなり手を出して」

三浦「指切りよ、そんくらいわかるっしょ」

八幡「いやいや、今日日小学生でもし・・・・・・」

三浦「 い い か ら 指 切 り し ろ し ! !」

八幡「すすす、すみません!!」

三浦「ゆーびーきーりーげーんーまーん」

八幡「うそついたら・・・・・・」

三浦「はーりーせーんーぼーん、のーまーす」

八幡「指切った……」

三浦「約束……約束だかんね!」

三浦「覚えてなさいよっ!!」ダッ


>>153
了解

八幡「……な、なんだよ、全く」

ガラッ

雪乃「……今、三浦さんが泣きながら廊下を走っていったのだけれど」

由比ヶ浜「……ヒッキー……」

雪乃「流石にあなたといえど犯罪行為には手を染めないと思っていたのだけど」

由比ヶ浜「ヒッキー、最低!!」

八幡「ちょ、ちょっと待てよ! ご、誤解だ、誤解!」

八幡「俺は三浦にはなんにもしてない!」

雪乃「けれど、三浦さんは泣いていた、それが事実ではなくて?」

八幡「ウッ……そ、それは……」

由比ヶ浜「そ、そうだよ、ヒッキー! どうして優美子は泣いてたの!?」

八幡「い、いや……」

由比ヶ浜「ちゃんと、答えてよヒッキー!!」

八幡「わ、わかった、わかったから、落ち着け……」

雪乃「……なるほどね」

由比ヶ浜「……」

八幡「……」

雪乃「聞く限りではあなたは悪くないわ」

雪乃「『表面上』はね」

由比ヶ浜「ヒッキー……」

八幡「……なんだよ」

由比ヶ浜「ヒッキー、私からお願いがあるの」

由比ヶ浜「優美子にはちゃんと向き合ってあげて」

八幡「由比ヶ浜……」

由比ヶ浜「ああ見えて、優美子……本当に一途だから……」

八幡「ふぅ……」

八幡(今日は疲れた、はよ帰りたい)

平塚「お疲れのようだな」

八幡「なんですか先生まで」

平塚「ふむ、まぁ悩める少年のために、一つ面白い雑学でもと思ってな」

平塚「元来、指切りというのはだな、遊女が不変の愛を証のために小指を切断し」

平塚「男のため送ったことが、由来となっていると言われている」

平塚「まぁ、遊女が愛を証明するためにはそれほどの覚悟が必要ということだ」

八幡「流石先生、色々と話の説得力がありますね、いろんな意味で」

平塚「すまないな、いろんな意味で」ドカッ

八幡「ぐぇ……ご、げほ」

平塚「まぁ、冗談はそれぐらいにして」

八幡「腹パンは冗談で済まされるんですか?」

平塚「遊女が小指を切り落とす」

平塚「これは言うまでもなく取り返しのつかない」

平塚「差し出す女は一途な愛、受け取る男には誠意の心が必要となる」

八幡「……」

平塚「一途な愛と誠意の心だ」

八幡「大事な事だから2回ですか」

平塚「ああ、大事な事だからな」

八幡「は、はぁ……」

次の日

八幡(昨日はまるで眠れなかった)

三浦「……」チラッチラッ

八幡(視線が痛い……)

由比ヶ浜「……」チラッチラッ

八幡(痛い……)

平塚「で、あるからしてー」チラッチラッ

八幡(……うぜぇ)

放課後

八幡「今日の授業はかなりハードだった……」

三浦「ヒキオ!」トンッ

八幡「ヒッ!」

八幡「な、なになに!? ごめんなさい!?」

三浦「な、なに、肩に叩いただけなんだけど、ちょっとキモイ」

八幡「う、うるせーキモイのは生まれつきなんだよ」

三浦「自分で言っててハズくないの?」

苦しゅうない
はようせい

八幡「な、なんだよ」

三浦(おどおどしてる、なんだろう……これ)

三浦(ああ、わかった、犬だ、怯えた犬)

三浦(うん、かわいい、ちょーかわいいし)

三浦「//////」

八幡「な、なにニヤついてるんだよ、気持ち悪」

三浦「はぁ!? に、ニヤついてなんてねーし!!//////}

由比ヶ浜「まぁまぁ、二人とも、落ち着いて、落ち着いて」ズイッ

由比ヶ浜「優美子、ヒッキーに何か用なの?」

三浦「あ、あぁ、うん、あ、あのさ、ヒキオ、今日さ、これから……」

三浦「暇?」

八幡「……暇じゃ……」チラッ

由比ヶ浜「?」

由比ヶ浜『ああ見えて、優美子……本当に一途だから……』

八幡「ちっ……」

八幡「ああそーですよ、俺はぼっちで暇人だよ、何か文句あるか?」

三浦「そ、そう、じゃあさ、これから、あーしにさ……」

三浦「付き合ってよ」

八幡「……はぁ……はいはい、付き合う付き合う」

三浦「本当!?」パァァ

三浦「じゃ、じゃあ行くよ、ほら、今すぐに!!」グイッグイッ

八幡「ひ、引っ張んなって、痛い痛い!!」

由比ヶ浜「あ、ゆきのんにはちゃんと伝えておくからー」

八幡(んで、なぜか俺はテニスコートにつれてこられたわけだが)

三浦「ヒキオー、サーブいくよー」

八幡「ちょ、ちょっとまて!!」

三浦「待たんし」スッパーン

八幡「あ、くっそ、この」

三浦「ゲームポイントマッチ、あーし、あーしの勝っちー」

八幡「ひ、卑怯だぞ、よそ見しているときに!」

三浦「ヒキオがあーしを見てないのが悪いし」

八幡「ぐぬぬ」

八幡「だいたい、なんでテニスなんだよ」

三浦「ん?」

八幡「いや、お前がテニス得意なのは知ってる」

八幡「けどさ、普通、初めてのデートとかには使わんだろ」

三浦「へぇーデートだと思ってたんだ」

八幡「えっ……い、いや、これはだな、想定相手が葉山だとしてだな」

三浦「はいはい」(顔真っ赤にしてかわいい///)

八幡「な、なにニヤついてるんだよ気持ち悪」

三浦「そういうヒキオも顔真っ赤だし」

八幡「ち、違う、こ、これは夕日が赤いせいだ!」

三浦「まだ日は落ちてないし」

八幡「う、うるせー///」

飯いってくる

飯代行はよ

海老名さんちーっす

三浦「なんでテニスかって?」

八幡「ん……ああ」

三浦「テニスってさ紳士のスポーツじゃん」

八幡「まぁ、世間一般的にはそーだな」

三浦「テニスは相手を見て、相手を賞賛し、それに敬意を表して自分も全力を尽くす」

三浦「あーしはさ、あんたを良いところ見たかったし」

三浦「ヒキオにはあーしの全力を見てほしかった」

八幡「……」

三浦「この前さ、あーしとあんたでテニスで勝負したじゃん」

八幡「あー、あれね」

三浦「正直、あんたなんか眼中にもなかった」

三浦「正直、こっちじゃなくあんたたちについたユイにムカついてた」

三浦「そのあと、雪ノ下が出てきた時も、あーし、あいつに恥かかすことしか考えてなかった」

三浦「だからだと思う、あんたにしてやられたのは」

三浦「さっきのあんたみたいにね」

八幡「い、いや、それは……」

三浦「さっきのでわかった」

三浦「あんたはあーしを見てない」

八幡「す、すまん」

三浦「あやまんなし」ベシッ

八幡「痛ッ!」

八幡「た、叩くことねーじゃねーか」ヒリヒリ

三浦「うるさいし、正直に言われると傷つくし」プイッ

八幡「ご、ごめ……」

三浦「……2回目」

八幡「ちょ、まって、叩くのはやめて!」

三浦(うん、やっぱり、子犬みたいだし)

三浦「えいっ!」ギュムー

八幡「ひゃうぅぅ!」

三浦「むふー」スリスリ

八幡「み、三浦さん、いったい何してるんでごじゃりますです」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月04日 (木) 12:22:13   ID: JJd7bCBH

このスレ前にもっと長いので無かった?

2 :  SS好きの774さん   2014年11月11日 (火) 14:36:05   ID: jx18SlMV

完結しないのが常

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