京子「余命一週間の幼なじみ」(215)

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サンクス

京子「ん~今日も長い一日だった・・・!」

結衣「おいこら、お前はずっと寝てただけだろうに」

京子「ふふん、結衣には寝てたように見えただろう」

京子「ところがだ、私はこの国の行く末を目を瞑って憂いていたのだ!」

結衣「ふーん・・・」

結衣「あんま変な事言ってるとノート貸してあげないよ」

京子「あぁん結衣様ぁ!うそうそ、一日居眠りしてました!!」

結衣「まったく・・・」

京子「とにかく、部活だ部活ー!」バヒューン

結衣「おい京子!・・・はぁ」

千歳「うふふ、船見さんも大変そうやねぇ」

結衣「小さいころは真面目でいい子だったんだけどね」

綾乃「歳納京子がねぇ・・・なんか信じられないわ」

結衣「かもね、私もなんか記憶が曖昧になってきたよ」

結衣「・・・さて私もごらく部行こうかな」

結衣「それじゃ二人ともまた明日ね」

千歳「ほななぁまた明日」

結衣「・・・っ」フラッ

綾乃「船見さん!?」ガシッ

結衣「っと・・・綾乃ごめんね」

綾乃「気にしないで、それより大丈夫なの?」

結衣「ただの立ちくらみだから大丈夫だよたぶん」

綾乃「無理しちゃだめなんだからね」

結衣「うん、ありがと綾乃」

千歳「そんな二人で密着して、歳納さんに誤解されるで~」

結衣「な、何言ってんだよ千歳!!」

綾乃「そ、そうよ船見さんを支えてあげただけじゃない!」

千歳「うふふ・・・」

千歳「まぁ綾乃ちゃんの言うとおりや、無理せんといてな」

結衣「うん分かったよ、それじゃまたね」タタッ

綾乃「ほんとに大丈夫かしら船見さん」

千歳「まぁあまり表に出さん人やからねぇ」

ガラッ

結衣「うー寒い寒い」

あかり「あっ結衣ちゃん、お外寒くなったよねぇ」

ちなつ「結衣先輩こんにちは!」

結衣「こんにちは二人とも、ふぅ・・・おこた暖まってるね」

京子「結衣ぃ~来るの遅いよ」

結衣「お前が走るの早すぎるんだよ」

京子「私がこたつ暖めておいたんだからな!」

結衣「それはどうも」

京子「ふふん」

結衣「その得意げな顔やめろ」

京子「あ~こたつに入るとほんと眠くなるな」

あかり「そうだねぇ・・・」

結衣「おいこら」

結衣「あかりはともかく京子は一日中寝てただろ?」

ちなつ「えっ授業中もですか?」

結衣「うん、そうだよ」

ちなつ「・・・黒板写さなくていいんですか京子先輩?」

京子「ノートは結衣に取ってもらってるからね~」

結衣「別にお前のために取ってるわけではないからな」

京子「おっツンデレ?」

結衣「デレてないし」

ちなつ「・・・」

ちなつ「前から思ってたんですけど・・・京子先輩は結衣先輩に負担かけすぎです!!」

結衣「ち、ちなつちゃん?」

京子「えーそうかなぁ」

ちなつ「ノート以外にも毎日のようにお部屋にお泊りしてますし・・・!」

あかり(ちなつちゃん、それが羨ましいだけじゃ・・・)

ちなつ「あかりちゃん、私は結衣先輩の事を心配して言ってるの!」ギロッ

あかり「ひぃぃ、あかりの心の声を読まないで~」

結衣「・・・ケホッ」

ちなつ「と、に、か、く!!」

ちなつ「結衣先輩が体壊したりなんかしたら、京子先輩のせいですからね!?」

京子「えぇぇぇ~・・・」

京子「ちょっと話が飛びすぎじゃないのちなつちゃん」

京子「だいたいさ結衣に限って体壊すわけないって、な~結衣?」

結衣「ん、あぁ・・・ゲホッ」

京子「・・・結衣?」

ちなつ「結衣先輩顔赤いですよ・・・?」

あかり「ゆ、結衣ちゃん?ちょっとおでこ触るからね」サワッ

結衣「ん・・・」

あかり「熱いかも、ちょっとお熱あるみたいだね結衣ちゃん」

結衣「そうかもな・・・ちょっと寒気がする」

ちなつ「そ、そんな私どうしたら」

京子「結衣大丈夫なの?」

結衣「ただの風邪だって、大したことないよこれくらい・・・ケホッ」

京子「うーん・・・」

ちなつ「あ、あの・・・私付きっきりで結衣先輩の看病でも」

結衣「あはは、大丈夫だよこれくらい」

あかり「結衣ちゃん、今日くらいは体休めたほうがいいよ」

あかり「それに今日は金曜日だし」

あかり「週末しっかり休んで、また月曜日元気な結衣ちゃんの顔を見せて?」ニコッ

結衣「あかり・・・そうだな」

結衣(体が弱ってるから二人の優しさがすごい身に染みるな・・・)

結衣「ふふっ」

結衣「二人ともちょっとおいで」

あか ちな「?」

結衣「心配してくれてありがとね」ナデ

あかり「ゆ、結衣ちゃん」

ちなつ「結衣せんぱぁ~い・・・」

結衣「お言葉に甘えて今日は休ませてもらうよ」ナデナデ

結衣「月曜日にまた元気な顔見せるからね」

あかり「うん、お大事にね結衣ちゃん!」

ちなつ「はふっ・・・結衣先輩のナデナデ気持ち良かったです・・・」

京子「むー」

結衣「というわけだから京子」

結衣「ってなにフグみたいにほっぺ膨らませてるんだお前は・・・」ツンツン

京子「ぷしゅ~」

結衣(面白い・・・)

京子「今日は具合悪いから早く上がるんでしょ?」

結衣「そうゆうこと」

京子「なら私がマンションまで送っていくよ」

結衣「いや、そこまでしてもらわなくても」

京子「いいの、私が送っていくって言ったら送るんだ!」

結衣「・・・それじゃお願いするよ」

京子「おう任せとけ!」

京子「そういうことだから今日はこれまでにしようか」

あかり「そうだね、そうしよっか」

ちなつ「たまには早く帰るのもいいですね」

結衣「ごめんねみんな」

あかり「結衣ちゃんは気にしないで、それよりも」

結衣「体をしっかり治せ、だろ?」

あかり「もうっあかりのセリフとらないでよぉ」

結衣「あははゴメンゴメン」

あかり「京子ちゃん、結衣ちゃんのことよろしくね~」

ちなつ「京子先輩、弱ってる結衣先輩に変なことしたら・・・」

京子「し、しないっての!」

結衣「それじゃまたね二人とも」

京子「ばいば~い」

京子「・・・さて、私たちの愛の巣に帰りますか」

結衣「その言い方やめろ、にしても寒いなホント」

京子「・・・くっ付けば寒くないよ」グイッ

結衣「おっ、おい京子」

京子「へへ~」ペタ‐

結衣「・・・・・・ありがと」ボソッ

京子「え?なんか言った?」

結衣「なっなんでもない」

ガチャッ バタン

結衣「寒い寒い、すぐエアコンつけよ」

京子「ん~やっぱ結衣の家は落ち着くなぁ」

京子「・・・あのさ、結衣が心配だから今日泊まっていく」

京子「め、迷惑ならすぐ帰るよ?」

結衣「・・・」

京子「え、どうしたの?」

結衣「京子が何言わないで泊まっていくのが当たり前になってたから」

結衣「今さらそんな言葉がお前から出たことにちょっと驚いてな」

京子「なっ・・・!私だってそれくらいの常識持ってるっての!」

京子「ただ・・・その」

結衣「・・・」

結衣「気にしてるのか?ちなつちゃんが言った事」

結衣「京子が私に迷惑かけてる、今回風邪引いたのは京子のせいだって」

京子「・・・私ね、確かに結衣に頼りになりっぱなしだった」

京子「ノートの事も、結衣のお家にお泊りすることも」

京子「結衣は優しいから文句言いつつも私を受け入れてくれるし」

京子「それに甘えてたんだ」

京子「ごめんね結衣、私もっとしっかりする」

京子「結衣に迷惑かけないようにがんばるから・・・」

結衣「・・・」

結衣「京子・・・私がいつ迷惑だって言った?」

結衣「まぁ確かにお前は世話がかかるけどな」

京子「うっ」

結衣「私はその・・・さ、寂しがり屋だって知ってるだろ」

結衣「だからお前が泊まり来てくるのは迷惑なんかじゃないって」

京子「ほ、ほんとに?」

結衣「こんなことで嘘つかないよ」

結衣「ただノートは頑張って自分で取ること」

京子「う、うん!」

結衣「なんか京子が弱気になってるの見ると調子狂うな・・・ケホッ」

京子「へへーなんだ心配して損しちゃったな」

京子「なんかノド渇いたな~」

京子「あそうだ、昨日のラムレーズンの残り食べちゃおーっと」

結衣「切り替え早いなオイ・・・ゲホッ、はぁはぁ」

結衣「・・・っ」フラッ

京子「あれ~どこにしまったかな・・・ねぇ結衣?」クルッ

京子「ゆ、結衣どうしたの!?」

結衣「ん・・・・・・京子」

結衣「ゲホッ、ごめん結構熱上がってきちゃったかも」

京子「謝らないでよ、看病するために今日は泊まるんだから!」

京子「すぐお布団敷くからね」

結衣「うんお願い・・・ゲホッ、はぁ」

京子「結衣~お布団敷いたよ?制服も着替えちゃお」

結衣「うんありがと、パジャマは・・・パンダのでいいか」

京子「へぇ~それ気に入ってくれたんだ」

結衣「なっ・・・!たまたまだよ、着替えが他に無かったの!」

京子「えへへ素直じゃないんだから」

結衣「うるさい、ゲホッ・・・ふう」

京子「ホラホラ無理しない、今おかゆ作ってきてあげるから」

京子「熱計っておいてね」

結衣「うん」

結衣(普段はへらへらしてるくせに・・・)

結衣(・・・何だかんだ言って頼りになるんだよな、京子って)

京子「おかゆか・・・あんま料理作ったことないんだよね」

京子「結衣には栄養つけてもらいたいけど・・・」

京子「ん~卵とネギがあれば十分かな」

京子「レッツクッキング!」

京子「もひとつおまけにらむれ~ずんっと♪」

・・・
・・


京子「できた!どれどれちょっと味見~」

京子「ふむふむ、まぁ悪くはないかな」

京子「結衣~おかゆできたよ?」

ガラッ

結衣「はい、お願いします」

結衣「それじゃ明日伺います、失礼します」ピッ

京子「結衣、おかゆできたよ」

結衣「ありがとな京子、なかなかおいしそうじゃないか」

京子「えへへ、ところで電話誰にしてたの?」

結衣「親戚のおばさんだよ、よくお世話になってるんだ」

結衣「最近も卵とかの食料品も仕送りしてもらってね」

京子「へぇそうなんだ」

結衣「その人の旦那さんがなもり病院でお医者さんやっててね」

結衣「体調あまりよくないし、明日その人に診てもらうことにしたんだ」

京子「その方がいいよ、病院にも着いていってあげる」

結衣「そこまでしなくても・・・」

京子「だーめ、結衣にお世話になった分を考えればまだまだ足りないよ」

結衣「京子・・・それじゃお願いしようかな」

京子「うん!」

結衣「どれどれ・・・あむっ」

結衣「うん・・・おかゆもおいしいよ京子」

京子「なんかみょうに素直じゃないか結衣さん」

京子「熱でもあるんじゃないの?」

結衣「あるんだよこのおバカ」コツン

京子「てへへ」

結衣「ごちそう様でした」

京子「全部食べてくれたんだ、食欲はあるみたいだね」

結衣「えっ?ああ、まあな」

結衣「あまり食欲は無かったけど、思いの外おかゆがおいしかった」

京子「思いの外ってどうゆうことだよ~!」

京子「ほんっとあまのじゃくなんだから結衣はさ~」

結衣「あはは、ごめんごめん」

京子「もう怒ったからな」プクー

結衣「怒らないでよ、ごめんね京子」

結衣「・・・」ツンツン

京子「ぷしゅー」

結衣(かわいい・・・)

結衣「・・・くあぁ~」

京子「眠いの?ならしっかり暖かくしてから寝ようね」

結衣「うんありがと」

結衣「私先に寝るけど、ゲームでもなんでも好きなのやってていいから」

京子「でもそれじゃ結衣が寝つけないでしょ」

京子「だから私も一緒に寝るよ」

結衣「だってお前まだ8時だぞ?あかりもまだ起きてる時間だぞ」

京子「いーのいーの、夜更かしばっかりだからこういうのも悪くないって」

結衣「ごめんなホント」

京子「謝るの禁止!」

京子「ところで熱何度だったの?」

結衣「8度1分だった」

京子「そっかこれから上がるかもしれないし、さ寝よ寝よ」

結衣「うん」

結衣「あのさ、京子」

京子「んー?」

結衣「来週の土曜日二人でどこか行かない?」

京子「ほほう二人でねぇ~デートですか結衣さん?」

結衣「な、何言ってんだよ違うっての!」

結衣「その・・・看病してくれたお礼だから」

京子「ふ~ん、へへ楽しみにしてるよ!おやすみ結衣」

結衣「ん・・・おやすみ」

京子「zzz・・・んっ」

京子(んが、今何時くらいだろ、・・・ケータイケータイっと)

京子(まだ夜中の3時・・・、もっかい寝るか)

京子(・・・結衣大丈夫かな)

結衣「はぁっ・・・ゲホッ」

京子(苦しそうだな、変わってあげられるなら変わってあげたいけど)

結衣「う・・・・・・きょうこ・・・」

京子「・・・」ナデナデ

結衣「ん・・・zzz」

京子(大丈夫かな、ただの風邪ならいいけど)

京子「おはよ~結衣、熱はどんな感じ?」

結衣「まだフラフラする感じはあるな」

結衣「けどだいぶ良くなった、暖かくして汗かいたおかげかな」

京子「そっかそっか、それじゃ病院行く前に体拭いておく?」

結衣「そうだな、さすがにこのままは気持ち悪いしな」

京子「うむ了解!じゃお湯とタオル持ってくるからね」

結衣「よく働いてくれるな、ありがと」

京子「いいってことよー」ダダッ

結衣「朝から元気だなしかし」

京子「はいよっお待ち!」

結衣「ありがとな、悪いけど部屋の外で待っててくれる?」

京子「何言ってんのさ結衣~」

京子「それじゃ私が結衣の体拭けないだろ?」

結衣「ん~そうだな、それじゃ京子が私の体拭けないな」

京子「そうそう、結衣ってばおっちょこちょいなんだから」

結衣「えっ?」

京子「えっ?」

結衣「ちょ、ちょ、ちょっと待て!」

結衣「さすがに自分の体は自分で拭けるっての!」

京子「だめだめ、途中で気失ってお湯に顔突っ込んで死んじゃったらどうするんだよ!?」

結衣「さすがに無理があるってそれは・・・」

京子「・・・結衣が心配なの」ウルッ

結衣「ぐっ・・・その上目使いやめろ」

結衣「・・・・・・」

結衣「・・・分かった、そのかわり変なところ触るなよ?」

京子「変なところって?」

結衣「分かってるくせに言わせるな」ゴツン

京子「えへへ」

京子「パンダのパジャマは半脱ぎで・・・」

結衣「うん」

京子「そ、その下の分厚いフリースを脱いで下さい・・・」

結衣「・・・ん」ヌギヌギ

京子「ささっその邪魔なTシャツも取っ払って!!」

結衣「ちょ、ちょっと・・・やっぱ恥ずかしいって!」

京子「別にただ体拭くだけじゃん、なにもやましいことはないですよー」

結衣「最後棒読みすぎだろ・・・」

結衣「た、たしかにそうだな体を拭いてもらうだけだしな、うん」

結衣「・・・」ヌギヌギッ

京子「おおっ・・・」

京子(やばっ鼻血でてきた)

京子「こ、こっち向いてくれないの?」

結衣「向けるわけないだろ!」

京子「ちぇっ~・・・背中から拭いていくよ?」

結衣「・・・どうぞ」

京子「おかゆいところはございませんか~?」フキフキ

結衣「な、ないよ」

京子「えへへ~この台詞一回言ってみたかったんだよね」

京子「それにしても結衣の肌白くて、すべすべ・・・」

結衣「いちいち実況するなっての」

京子「えへへ」

京子「さっ結衣手ブラしてないで、ホラばんざーいして」

結衣「はぁ!?」

結衣「も、もういいからこれで終わりにしよっ?ねっ!!」

京子「だめだめ、早くしないと風邪ぶり返しちゃうよ」

結衣「うぅ・・・いっそ殺してくれ」

結衣「お願い恥ずかしいから、早く済ませて・・・」バンザーイ

京子「・・・」ゴクリ

結衣「無言はやめろてくれ頼むから」

京子「ご、ごめん!すぐ終わらせるよ」

京子「脇失礼します・・・」フキフキ

結衣「んっ・・・くすぐったい」

京子「・・・ぅへへ」

京子「む、胸も拭くからね。すぐ終わらせるよ、うん」

京子「・・・」フキフキ

結衣「・・・んっ・・・ぁ」

京子(い、今の声って喘ぎ声ってやつだよね)

京子「・・・結衣かわいい」フキフキ

結衣「い、いつまで拭いてるんだよ・・・もっもういい・・・んっ」

京子「はっ!」

京子「ご、ごめんね結衣気持ちよさそうだったから」

結衣「・・・風邪なおったら覚えてろよ京子」ギロッ

京子「目が怖いです結衣さん・・・」

結衣「まったく朝から変な事して、ほんとにもう・・・」

京子「め、面目ないです」

結衣「・・・誰にでもあんなことしてるのか?」

京子「す、するか!」

京子「好きな人にしかこんなこと・・・」ボソッ

結衣「ん?」

京子「な、何でもない!」

結衣「まぁいいよもう、タクシー呼ぶから京子も準備して」

京子「へ~い」

なもり大学病院

京子「うわっ大きいなしかし」

結衣「大学病院だからね、迷子になるなよ京子」

京子「さすがに子ども扱いしすぎだって・・・」

結衣「ほらぶつぶつ言ってないで行くよ」

京子「ちょっと待ってよぉ~」

<船見結衣さーん、101の診察室までどうぞ

結衣「はーい、京子悪いけどここで待ってて」

京子「うん、先生に失礼がないようにね結衣」

結衣「お前は私の親か」

京子「えへへ」

結衣「ったく・・・」スタスタ

京子「待ってる間暇だしちょっといろいろ散策してみようかな」

京子「とは言っても、右も左も病人怪我人で面白いものはないな~」キョロキョロ

京子「まぁ病院だから当たり前…おっ101の部屋見っけ」

京子「も、もしだよ」

京子「触診と言いつつ結衣がセクハラされてたら・・・・・・」

京子「親戚だから結衣も強く言えないだろうし・・・」

京子「そーっと見るだけ、そーっとね」

医者「・・・・・・・・・・・・」

結衣「・・・・・・・・・・・・・・・」

京子(うまく聞こえないな、もうちょい開けてと)

医者「・・・・・・、もって一週間くらい・・・」

結衣「そ、そんな・・・」

京子「!?」

京子(・・・・・・・・・)

京子(嘘だよそんなの、だってあんなに元気だったのに・・・)

ガタッ

医者「ん?誰かいるのか?」

京子(やばっ!)

京子「はぁ・・・はぁっ」

京子「結衣が一週間で死んじゃうの?」

京子「そんなの嘘だよねウソうそ、嘘に決まってる」

京子「絶対信じないから・・・」ウルッ

京子「う・・・ぁ・・・・・・ゆぃぃぃ・・・嫌だよぉ」ポロポロ

京子「ひ、ひとりにしないでよぉ・・・・・・」ポロポロ

結衣「ったく・・・京子のやつどこ行ったんだ」

京子「あ、結衣終わったんだ」

結衣「京子探したぞ、どこ行ってたんだ?」

京子「えへへ~ちょっとお手洗いにね」

結衣「そっか、ん・・・目元腫れてるけど何かあった?」

京子「な、何でもないよ・・・あの、どうだったの検査の結果は」

結衣「ん~ただの風邪だってさ、一週間分の薬ももらった」

京子(風邪なわけない・・・だってこの耳で聞いたもん)

京子(もって一週間、だって)ウルッ

結衣「京子?」

京子「そ、そっか良かったねただの風邪で」

京子(私を悲しませないため?だから嘘つくの?)

京子(・・・)

結衣「ただいま~っと、ごめんな買い物まで付き合ってもらって」

京子「いいってことよ、私と結衣の仲だろ~?」

結衣「ふふっそれもそうだな」

京子「・・・」ジッ

結衣「な、なんだよ私の顔に何かついてるのか?」

京子「いや~はにかむ結衣さんもカワイイなと思いまして」

結衣「はいはい、ありがとね」

京子「む~冗談じゃないのに!」

結衣「ほら手洗ってうがいしなきゃ」

京子「手うが!」

結衣「ずいぶん気に入ったみたいだなその言葉」

京子「おこたの電源入れてっと・・・今お茶淹れてくるからね」

結衣「あぁ、悪いな頼むよ」

京子「・・・」イソイソ

結衣「私たちが一年の頃はこうやって京子がお茶淹れてくれてたよね」

京子「そうだねぇ、はいどうぞ結衣」

結衣「サンキュー・・・温まるな」ズズッ

京子「ははっじーさんみたいだな、結衣さんや」

結衣「・・・いつもありがとな京子」

京子(普段言わないくせに、いつもみたいに憎まれ口叩いてよ・・・)ウルッ

京子(やっぱり・・・誰かに相談しないと私がどうにかなりそう)

京子(でも誰に・・・)

結衣「・・・・・・京子?」

京子「あ、私そろそろ帰るね。そろそろ親も心配するだろうし」

結衣「ん、そうか外寒いから気を付けてな」

京子「お薬しっかり飲んでね、適度に換気もすること」

結衣「はいはい、分かったよ京子」ニコニコ

京子「・・・それじゃまたね結衣」

ガチャッ バタン

結衣「ゲホッ・・・ほんとありがとな京子・・・・・・ゲホッ」

結衣「っはぁ・・・・・・もう時間ないな、あれやっておこうかな」

<ピンポーン

あかり「はーい、どなたですか~っと」

ガチャッ

京子「・・・あかりごめんな突然」

あかり「京子ちゃんだ!珍しいねあかりのお家にくるなんて」

あかり「寒かったでしょ、さ上がって」ニコニコ

京子「うん、ありがと」

あかり「ごめんね京子ちゃん、クッキーとお紅茶くらいしか出せないけど」

あかり「良かったら食べて」ニコニコ

京子「あ、うん・・・ありがと」

あかり「元気ないね京子ちゃん・・・何かあったの?」

京子「・・・今日ね結衣が病院に行くっていうから付き添いで私も行ったんだ」

あかり「うんうん」

京子「その、悪気は無かったんだけど・・・」

京子「結衣とお医者さんが話してる時に盗み聞きしちゃったんだ」ウルウル

あかり「・・・・・・」

京子「・・・・・・ゆ、結衣がもってあと一週間の命だって」ポロポロ

あかり「そ、そんな・・・」

あかり「い、いつもの冗談じゃないのそれ?」

京子「私こんな嘘つかないもん・・・」

京子「あ、あ、あかりちゃん嫌だよ・・・私結衣が死んじゃうなんて・・・」ポロポロッ

あかり「京子ちゃんしっかりして!今の京子ちゃんはあかりにちゃんを付けないよ!!」

あかり「昔の京子ちゃんに戻ってるよ!」

京子「わ、私結衣がいたから明るい私でいられたの」

京子「結衣が側で支えてくれてたから・・・・・・」

京子「う、うぅ・・・うわぁあああああ・・・・・・」ポロポロ

あかり「大丈夫だから、きっと大丈夫」ナデナデ

京子「あかり・・・ちゃん」グスッ

あかり「ちゃんを付けたら駄目だめだよ京子ちゃん」

京子「あかりぃ・・・・・・」

あかり「よしよし」ナデナデ

あかり「京子ちゃん、落ち着いた?」

京子「う、うん・・・ありがとあかり」

京子「格好悪いところ見せちゃったな、私の方がお姉さんなのに」

あかり「ううん、気にしないで・・・月曜日他の人にも相談してみようよ」

あかり「杉浦先輩とか、池田先輩とか生徒会の人にも」

京子「うん、私でこんなに動揺しちゃったんだし・・・」

京子「ちなつちゃんには黙っておいた方がいいかも・・・ね」

あかり「そうだねそれがいいかも」

あかり(京子ちゃんの勘違いだと信じたいけど)

あかり(結衣ちゃん・・・)

月曜日 放課後

綾乃「どうしたのかしら、歳納京子が私たちに話なんて」

千歳「そら愛の告白やないの綾乃ちゃん」

綾乃「な、な、何言ってるのよ!・・・それなら私たち4人も呼ぶ必要ないでしょ」

向日葵「何か思い詰めたような顔してましたわ歳納先輩・・・」

櫻子「この世の終わりって顔してたよね~どうしたんだろ」

千歳「せやなぁ・・・」

ガラッ

綾乃「歳納京子!・・・それに赤座さん?」

京子「ごめんね綾乃、それにみんなもわざわざ呼んじゃって」

千歳「ええんよ、気にせんといて。それで話ってどうしたん?」

あかり「京子ちゃん」

京子「う、うん・・・あのね先週の金曜日から結衣が具合悪かったんだ」

綾乃「確かに放課後フラフラしてたわね」

京子「うん、それで熱が上がっちゃって・・・」

京子「土曜日になもり病院に付き添いで私も着いていったの」

千歳「・・・・・・」

京子「それでねその時聞いちゃったんだ・・・結衣が余命一週間だって」ウルッ

綾乃「嘘でしょ・・・」

綾乃「そ、そんな話信じられないわよ!今日だって普通に過ごしてたじゃない!!」

千歳「落ち着いて綾乃ちゃん、冗談ではないんやろ歳納さん?」

京子「う、うん・・・しっかり聞いたんだ持ってい、一週間だって・・・」ポロッ

向日葵「そんな…」

向日葵(歳納先輩は確かにいたずら好きですけど、顔を見る限り嘘をついてるようには・・・)

櫻子「・・・私直接本人聞いてみてもいいですか?」

向日葵「さ、櫻子?」

櫻子「別に歳納先輩を疑ってるわけじゃないですけど・・・」

綾乃「そうよ、船見さんから直接聞いたの?」

京子「聞いてないよ、怖くて本当の事が聞けなかった・・・」

あかり「京子ちゃん、怖いとは思うけど直接聞いてみよ?」

あかり「もしかしたら思い違いなのかもしれないし」

京子「わ、分かった・・・」

ごらく部
ちなつ「こんにちはーってまだ誰も来てないんだ」

ちなつ「おこた暖めておこうかな、結衣先輩も喜んでくれるかも」

ちなつ「~♪」

ちなつ「あれ、そういえばあの押入れって何が入ってるんだろ・・・?」

ちなつ「なんか気になるな~・・・」ゴソゴソッ

ガラッ

ちなつ「ひゃ!?」

結衣「こんにちはー、誰も来てないのかな?」

結衣「あっ、でもおこた点いてる・・・あったかい」

ちなつ(お、思わず隠れちゃった・・・別に変な事はしてないけど)

ちなつ(今出たら絶対変な子だと思われちゃうし・・・・・・)

結衣「んーみんな遅い、・・・ちなつちゃんのお茶飲みたいな」

ちなつ(嬉しいです・・・チーナはココにいますよ結衣先輩!)

結衣「たまには自分で淹れようかな」

ちなつ(ううっごめんなさい結衣先輩・・・)

結衣「・・・んっ」ゴクゴク

結衣「!?」

結衣「ゴホッ・・・ゲホッ!!」

結衣「やば、すぐに拭かないとみんな来ちゃう、ゲホッ!」

ちなつ(えっ・・・あ、あ・・・・・・そんな!!!)

結衣「はぁ・・・はあ」スクッ

ガラッ

ちなつ「行っちゃった、でもあれって・・・」

ガラッ

ちなつ「京子先輩・・・に生徒会の人たちまで?」

あかり(さりげなくあかり忘れられてるよぉ・・・)

京子「ちなつちゃん結衣はまだ来てない?」

ちなつ「いえ今出ていきましたよ、あの・・・ほんとに結衣先輩の体大丈夫なんですか?」

京子「・・・どうしてそう思ったの?」

ちなつ「さっき結衣先輩が咳をして・・・血を吐いてるところを見たんです」

櫻子「まさか・・・本当に一週間」

千歳「本当に血を吐いてるところをみたんやな、吉川さん」

ちなつ「は、はい・・・あの残り一週間ってどういうことなんですか?」

京子「・・・結衣がね先週の土曜日に余命一週間って病院で言われたんだ」

ちなつ「そ、そんな・・・」フラッ

あかり「ちなつちゃん!? しっかりして、ちなつちゃん!」

綾乃「そんなの嘘よ、またごらく部のドッキリなんでしょ!?」

綾乃「ねえ歳納京子!! 泣いてないで答えてよ・・・・・・」

京子「・・・・・・・・・もう嫌だ、結衣が死ぬなら私も・・・」ポロポロ

ガラッ

結衣「ん、・・・えーっとこれはどういう状況なんだ」

結衣「京子と綾乃が泣いてて、ちなつちゃんが気絶してるみたいだけど」

京子「・・・ねぇ結衣本当の事を言って」

綾乃「そうよ、まだ本人から聞いてないわ・・・」

結衣「ど、どうしたの?」

京子「結衣が余命一週間だってこと、みんな知ってるんだよ・・・?」

あかり「結衣ちゃん・・・」

結衣「・・・・・・」

京子「お願い答えてよ、結衣・・・」

結衣「京子・・・」

結衣「ごめんそれ何の話?」

京子「はぐらかさないでよ」

京子「私土曜日に結衣とお医者さんが話してるの聞いたんだから・・・!」

結衣「土曜日・・・?」

結衣「余計にわからない、本当に何の話してるんだよ京子」

京子「持って一週間だって言ってたじゃん・・・お医者さんが」

結衣「持って一週間・・・?」

綾乃「・・・・・・」

結衣「あ~それ、そのな・・・」

結衣『こんにちは、ご無沙汰してますおじさん』

医者『やぁ結衣ちゃん久しぶり、よく来てくれましたね』

結衣『病院でよく来てくれたってセリフはどうかと思うんですが・・・』

医者『ははっ、まぁまぁとりあえず座って下さい』

医者『で、どうです具合は?』

結衣『微熱があって、ノドの痛みとセキがありますね』

医者『ふむふむ、あっそうだこの間送った卵とか食べてくれました?』

結衣『美味しくいただいてますよ、でもまだ残ってますね』

医者『うーんそうですか、だいたいあの卵あともって一週間くらいかな』

結衣『そ、そんな・・・まだ結構残ってるんですよね』

医者『お菓子でも作ってみたらどうです?』

結衣『あっいいですねそれ』

医者『・・・作ったら僕にも持ってきてくださいね』

結衣『ふふっ分かりました』

結衣「つまり卵の賞味期限が持って一週間ってことなんだけど」

京子「・・・・・・」

向日葵「結局こうなりますのね・・・」

綾乃「何よそれぇ・・・」

京子「で、でも!ちなつちゃんがさっき結衣が吐血してるところ見たって・・・」

結衣「えっ・・・ちなつちゃんいたの?」

結衣「それはその、コレ飲んだときにむせちゃって」

京子「の、濃厚100%トマトジュース」

綾乃「・・・はぁ、ベタねぇ」

京子「・・・・・・」

結衣「つまり、京子が勘違いして私が余命一週間だと思ってたわけか」

京子「め、面目ないです・・・」

結衣「ごめんね綾乃、千歳、それに大室さんに古谷さんまで」

綾乃「・・・まぁ船見さんに何もなくて良かったわ」

千歳「ほんまやわぁ、安心したで」

櫻子「船見先輩、それよりお菓子つくるって!」

向日葵「ちょっとは謙遜なさいな櫻子」

櫻子「わざと難しい言葉使ってるのか、この嫌味っぱい!!」

向日葵「なっ・・・」

結衣「ふふっ実は今日クッキー持ってきたんだ」

結衣「あまりお菓子は作らないから味は保障できないけど・・・」

櫻子「おいひ~船見先輩のクッキー最高です!」ハムハム

向日葵「あっ本当においしい・・・あの今度レシピ教えて頂いてもよろしいですか?」

結衣「もちろんだよ古谷さん、今度は大室さんに作ってあげて」ニコニコ

櫻子「そうだそうだ私に作れ!」

向日葵「な・・・何言ってますの船見先輩!!」

結衣「ふふっ」

綾乃「はぁ・・・船見さんも大変ねホント」ハムハム

結衣「もう慣れたよ、それにこのドタバタが楽しかったりするんだよね」

綾乃「ふふ、あらっほんと美味しいわねコレ」

結衣「ありがと・・・また迷惑かけちゃったね、お詫びに今度はプリンでも作るよ」

綾乃「本当に!?・・・そ、それで今回のはチャラにしてあげるわ!」

結衣「はいはい・・・」クスクス

京子「・・・・・・・・・」

結衣「京子食べないのか? 結構自信あるんだけど」

京子「だって・・・」

結衣「また結衣に迷惑かけた、って思ってる?」

京子「・・・」コクッ

結衣「バーカ」コツン

京子「あいたっ」

結衣「確かに京子は度を超えたおっちょこちょいだけど」

結衣「そんなに目真っ赤にして、泣くほど私を心配してくれたんだろ?」

結衣「それを迷惑なんかに思うわけないよ」

京子「結衣・・・・・・」

結衣「ほらクッキー食べてみて」

京子「うん」ハムハム

京子「あ、おいしいよこのクッキー・・・」

結衣「そっかそっか、それは何より」

京子「・・・ねぇ結衣これからもずっと、側にいてくれる?」

結衣「京子がそれを望むなら私はいつまでも側にいるよ」

京子「そっか・・・それじゃ私が死ぬまでずっと側にいて、結衣」

結衣「死ぬまではちょっとおおげさじゃないか」

京子「またはぐらかす・・・私は本気なのに」ボソッ

結衣「えっ?」

京子「なんでもない!」

京子「ほ、ほらあかりとちなつちゃんもクッキー食べろ~」ダダッ

結衣「あっ・・・」

結衣「まったく、京子といると退屈しないなほんと」

おまけ

<ピンポーン

京子「やっほー結衣~」

結衣「京子ごめんな、今日は二人で遊ぶ約束してたんだけど」

結衣「まりちゃん預かることになっちゃってね」

京子「いいっていいって、まりちゃんこんにちは!」

まり「こ、こんにちは・・・」

結衣「まりちゃん人見知りしちゃうからな・・・」

京子「ふふん、実はお土産があってねまりちゃん・・・ほらミラクるんのステッキ!!」

まり「す、すげー!ありがと、リボンのお姉ちゃん!!」

京子「えへへ、いい子いい子」ナデナデ

結衣「ふふっまりちゃん良かったね」

まり「うん!」

京子「・・・ふふ見ててね~まりちゃん」カキカキ

まり「うんうん、これって・・・ミラクるんだよね!」

京子「その通り、どうなかなか上手いでしょ?」

まり「すげー!リボンのお姉ちゃんお絵かき上手だね」

結衣「すごい・・・この時間でよくそんなの書けるな」

京子「ふふん、西京極ラム子先生をなめてもらっては困る!」

京子「それとまりちゃん、私の事京子お姉ちゃんって呼んでくれると嬉しいな」

まり「うん分かった、京子お姉ちゃん!」

京子「ありがと、まりちゃん」ナデナデ

結衣(・・・・・いいなぁこの雰囲気)

結衣「二人ともお腹空いてるでしょ?私ホットケーキでも作るよ」

まり「まり、結衣お姉ちゃんのホットケーキ大好き!」

京子「私も結衣の料理大好き!」

結衣「ふふっ・・・すぐ準備してくるから大人しく待っててね」

二人「はーい!」

ガラッ

京子「さぁて次は何を書こうかなまりちゃん?」

まり「えーっとね、次は京子お姉ちゃんの好きな人を書いて!」

京子「え、えぇっ!?」

まり「だめ・・・?」

京子「だ、駄目じゃないけど・・・その恥ずかしい・・・」

まり「・・・」ジー

京子「・・・・・・分かった分かった、書くよまりちゃん!」

結衣「・・・よっと、なかなか上手くできたな」

ガラッ

結衣「二人とも~ホットケーキできたよ?」

まり「結衣お姉ちゃん!見てみてこれ~」

結衣「ん、これは・・・私の似顔絵かな?京子が書いてくれたのか」

京子「え、あぁ・・・うん」モジモジ

結衣「ちょっと美化しすぎだと思うけど・・・よく出来てるよありがと」

まり「それね、京子お姉ちゃんの好きな人書いてって言ったら書いてくれたんだよ!!」

結衣「な・・・・・・!」

京子「あ、ぁぅ・・・・・・」カァー

結衣「そ、それってどういう意味・・・なの」

京子「そのままの意味です、ハイ・・・」

京子「・・・・・・急にゴメンこんな事言って、迷惑だよね」

結衣「め、迷惑なんかじゃないって・・・ただ急だったからその」

京子「・・・・・・」

結衣「京子」

京子「えっ・・・!?・・・んむっ・・・んっ」

結衣「・・・んっ・・・・・・」

まり「す、すげー・・・」

京子「・・・ぷはっ」

結衣「んっ・・・答えはこれでいいだろ、京子」

京子「で、でも結衣ってば、まりちゃんも見てるのに」カァー

結衣「・・・まりちゃん、私たちのこと応援してくれる?」

まり「え、えーっと・・・おめでとうお姉ちゃんたち」

結衣「良かった、まりちゃん公認だよ京子」

京子「どういうことだよそれ、・・・えへへっ」

京子「結衣、大好きだよ」

結衣「ん、私もだよ」

結衣「・・・さ、ホットケーキ冷めちゃうよ。二人とも食べて食べて」

まり「う、うにー!」

まり(おかーさん、まりは今日少し大人になりました・・・)ドキドキ

おわり

乙乙
いい百合をありがとう

ごめんベタベタだった、うつゆりは他の人に頼んだ
明日月曜日だしあんま鬱になってもしょうがないしな
支援サンクス


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