あかり「あれ…?あかりの足…どこかなぁ…?」 (18)

あかり「お姉ちゃん…何で?どうしてあかりの足…どっちもなくなっちゃったの…?」

あかね「あかり…仕方がなかったのよ、あかりの足は両方とも押し潰されていて…」

あかり「…切っちゃったの…?」

あかね「足が元通りになる可能性は…全くなくて…」

あかり「…」

あかね「で、でもねあかり、あかりはすごく運がよかったのよ?あの規模の事故で生きてるってことだけで奇跡だって…」

あかり「そうなんだ…じゃあ、あかりの足さんは、あかりの身代わりになってくれたんだね」

あかね「…ええ…そうね」

あかり「えへへ…そっか…ありがとう、足さん…足…さん…」ぐすっ

あかね「あかり…」

あかり「あ、あかり…あかりは…もう二度と歩けないんだね…」

あかね「…大丈夫よ、あかり。お姉ちゃんが…あかりの足の代わりになってあげるから」

あかり「お姉ちゃん…ありがとう…」

あかね「あかり…」

誰か頼む

あかね「先生……お願いします……!」

医者「本当に、いいんですね?」

あかね「はい。私があかりの足になるって決めたんです」

医者「わかりました」



月日は流れ


京子「へへっ、鬼さんこちらっ!」
ちなつ「手のなる方へっ!」
結衣「オイコラ!」

あかり「まって~、京子ちゃん、結衣ちゃん、ちなつちゃん!」タタタ



ともこ「赤座さん…」

あかね「これで良かったのよ、これで」キュラキュラキュラ

end

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