アニ「教えてあげようか?女の悦ばせ方ってやつを……」(112)

よく眠れない…… 気怠い身体を無理矢理に起こす。

茹だるような暑さのせい? ……違う。

この頃よく眠れないのは、あの死に急ぎ野郎のせい。

ソイツに聞きたくても聞けないことがあるからだ。

愛してる?

Do you love me?

ふざけたフリして聞いてみようともしたけど、言葉にできなかった。

って、何を考えているんだか私は…… 私は女である前に戦士じゃないか。

近頃私はおかしくなってる。アイツに夢中になっている。

するべきこと、やらなければならない使命を忘れそうになっている。

レオンハート、獅子の心の名が泣くね、このままじゃ……





部屋の窓から見える空は、まだ朝を迎える準備はできていないようだった。

キッカケはそう、あの日の対人格闘術の訓練。

点数になりやしない対人格闘なんか真面目になんてやってられなかった。

憲兵団を目指す身としては、適度にサボってやり過ごすに限る。

それに「格闘術」というものがそもそも嫌だった。

父が理想とやらに酔いしれて、無意味な技の習得を強いられた日々を思い出してしまうから。

教官が動き出したら死角へ逃げる。しばらくはそのままで、教官が動いたらまた逃げる。

そんないつもの逃避行を繰り返していると、ライナーが視界に入った。と、同時にその巨体が宙を舞った。

投げ飛ばしたのは……エレン。そう、エレン・イェーガー。あの死に急ぎ野郎だった。

まぁ、その時はエレンよりもライナーが真剣に対人格闘をやっていることの方が気になった。

私たちは憲兵団になって内地に行くのが目的であって、立派な兵士になるわけじゃないんだと。

期待

……思えばこの時からライナーが羨ましかったのかもしれない。戦士の使命なんてなかったように振舞えるその姿が。

どこか別のところに行こう、そう思った矢先にライナーに声をかけられた。

特に断る理由もなかったし、メンドくさいけどついていくことにした。そしたらエレンのところまで連れてこられた。

どうやら訓練を真面目に受けろとでも言いたいらしく、あまりにも安い挑発を受けた。

この程度で私の怒りを買えるつもりなのかとほとほと呆れた。でも、続く言葉に呆れを通り越して怒りを覚えた。

「それ以上身長を縮めたくなかったら、ここに来た時を思い出して真面目にやるんだな」

私たちは戦士だ。なのにコイツはくだらない兵士ごっこに真剣に興じているようだった

挑発だけならまだしも不愉快な行動までとるライナーに、私は苛立ちを抑えられなかった。

でも、相手はライナーじゃなくてエレンだった。まぁ、このイライラをぶつけられるなら誰でもよかった。

エレンに向き合い、そして構えた。父から無理矢理叩き込まれたあの構えだ。また少しイライラが増えた。

そういえばコイツも理想に酔ってるような奴だったことを思い出し、遠慮なく苛立ちをぶつけた。

一発蹴りを喰らわせてみれば予想よりも気が晴れたので、さっさとその場を後にしようとした。

でも、ライナーがまだくだらないことを言ってきた。やっぱりライナーを蹴ってやらなきゃこのイライラは収まらないらしい。

ヒョコヒョコしながら何か言ってくるエレンの足を刈り、早々に短刀を取り上げた。

はい、とそれを投げ渡す。ライナーは複雑な表情で受け取った短刀を見つめていた。

そのあと二人は兵士の責任とか言ってたけど、そんなことはどうでもよかった。

苛立ちを晴らすため、その元凶を蹴り飛ばす。それだけを考えていた。

ライナーは簡単に宙を舞った。そこでふと我に返った。なんてくだらないことをしてたんだろうって。

そんな自分に腹が立っていた。だから、私はその後のエレンの質問にうっかり答えてしまったんだろう。

だからその後、ずっと思っていたことを死に急ぎ野郎に吐き出してしまったんだろう。

その日の夜のことだった。

エレンは昼間の対人格闘術訓練で私がやった技を使ってジャンを制した。

それにふたりがそもそも争った原因というのも、私が昼間エレンに語った茶番についてだった。

「死に急ぎ野郎」から「変な奴」へ。大して興味の湧かない、むしろ嫌いな奴だったはずのエレンの評価が変わった瞬間だった。

それからしばらくして、また対人格闘術の訓練があった時エレンが話しかけてきた。

どうにもあの晩のことといい、私の言った茶番やら何やらがずっと引っかかっているらしい。

この前と打って変わって真剣に訓練に勤しむジャンを見ながらエレンが口を開く。アイツは変わっただろう、と。

勝ち誇ったような顔が気に入らなかったので、ジャンはの心変わりは褒められたものじゃないと窘めておいた。

でも、エレンはどこ吹く風で満足そうに、嬉しそうにジャンの変化を喜んでいた。

その横顔にお父さんが重なって見えた。幼い私にくだらない技の習得を強要してきた父。

私は嫌でたまらなかったけれど、それでも続けたのはお父さんが褒めてくれるのが嬉しかったから……だったっけ?

なんて柄でもないこと考えてたら、隣でエレンが見よう見まねで覚えた技の感想を求めてきた。

この技は簡単に覚えられるものじゃない、全然ダメと言ったところで今度はエレンに幼かった私がダブって見えた。

父に技を覚えたと褒めてもらおうとする私、まだまだだと言って笑うお父さん…… そんなことを思い出した。

何だか久々に穏やかな気分になった。エレンはそれこそ幼い私のようにどうしてダメなんだと聞いていた。

どうやらあの技がだいぶお気に召したらしい。……だったら教えてあげようか?そう聞いてみた。

「え? やだよ、足蹴られんの痛いし」

そして、私の中でエレンは「変な奴」から「鈍感野郎」に称号が変わった。珍しく教えてやってもいいと思ったのに。

期待




そう、鈍感野郎だ。

気付いてほしいことに、アイツは全く気付いてくれない。

なのに、変なところで敏感で、私の隙をついて心の中に土足で入り込んでくる。

……アイツに言ってほしい言葉がある。

愛している。

I love you.

でも、鈍感野郎のアイツが言ってくれるはずもない。

なら、こっちから聞けばいい。でも、聞けるはずがない。

あんな風に自分で誘っておいて、今更聞けるはずがないでしょ?

それに、私は戦士。

愛してるなんて、言えるはずも、聞けるわけもない。

腹筋かと思ったのに

大きな転機になったのは、ある日の銃剣術の訓練だった。そのときも鈍感野郎はいかんなく鈍感さを発揮してくれた。

か弱い女である私に対して、今日も今日とて全力で向かい合ってきた。だからこちらも技で身を守るしかない。

その癖に手心を加えろだなんて言ってきた。それは私が言いたい台詞だ。手を抜いて楽して終わらせたいのに。

男と女のそもそもの力の違いを説きながら、手加減してよと遠まわしに言ってみた。

流石は鈍感野郎。期待している反応をしてくれなかった。……お前の冗談は面白くない?

でも、私の心は広いから。親切心から私はエレンにもこの技術の片鱗を教えてあげることにした。その身体に。

休憩しよう?魅力的な提案だったけど、この前真面目にやれって言ったのはアンタだろうと無視することに決めた。

フェイントから首を掴んでそのまま地面に投げ倒し、極めた。エレンの口から苦しげな呻きと言葉が漏れた。

降参?そんなことしなくていいからアンタは力の使い方と女の子との話し方を学ぶべき。力を緩めはしなかった。

鈍感野郎は慌てて覚えると言った。でも、その様子はどう見ても一時しのぎだった。私はさらにキツく絞めた。

「今度じっくりと教えてあげるよ。女の子との話し方をね」

……ああ、この時もしもライナーが空から私たちのところに落ちて来ていれば。

もしも、死に急ぎ野郎の幼馴染がライナーを投げ飛ばしていれば。

今頃こんな想いをせずに済んだのだろうか。

ただ、その時の私が後々こうなることに気付けるはずもなく、私の手の中でエレンは落ちていた。

「今度の休み、空いてるか?」

訓練の合間に死に急ぎ野郎がそんなことを言ってきた。とりあえず自分の耳を疑うことにした。

今度の休み?格闘訓練じゃなくて?鈍感野郎の在り得ない発言はどれほど吟味しても聞き間違えにしか思えなかった。

「今、アンタ休みって言ったのかい?」

「ああ、今度の休みは暇かって聞いたんだ」

私の耳は正常だった。聞き間違えてなかった。これから何が起きるというのか、私は戦慄した。

「いや、この前お前が女の子との話し方を教えるって言ってたろ?だから教えてもらおうと思ってな」

「ああ、言ってたねそんなこと…… で、誰と話す気なの?」

デートの誘いじゃなかったらしい。コイツらしいと思ったけど、同時になぜかちくりと胸が痛んだ。

今なら分かる。この時私は既にエレンに惹かれてたんだ。だから胸に痛みを覚えたんだ。

コイツは私から話し方を学んで、それを他の女の子との会話に活かそうとしてるんだと考えてしまったから。

もっとも、当時の私には与り知らぬことだけど。

「いや、この前何だか知らんがミカサを怒らせちまってな。アルミンからも女の子との話し方を覚えろって言われたし」

相手は昔からの幼馴染、口ぶりからして二人の仲を今以上に発展させたいわけでもないらしかった。

それがわかった時、私の胸の痛みは薄くなっていた。そして、続くエレンの言葉で痛みは完全に消えた。

「それに覚えなきゃまたお前に落とされるだろうしな。目が覚めてからも痛みが引かなくて大変だったんだぞ?」

今この場でもう一度落としてやろうか、そう考えたけどまだ訓練中だったので抑えることにした。

「で、どうなんだ?暇じゃないなら別にいいけどさ」

でもまぁ、この鈍感野郎が少しでも女の子との話し方を、扱い方を覚えれば私が楽になれる。

そう考えて私はエレンの誘いをOKした。OKしてしまった。……後悔先に立たず。

期待し過ぎて禿げそう
悲劇にならないことをマジで祈りつつ支援




そして迎えた休みの日、私は一日エレンに付き合ってやった。そしてOKした先日の私を呪った。

エレンはよく言えば純粋だった。普通の男なら言わないようなこともズバズバ言うし、やらないようなこともやる。

その都度その都度窘めて、最終的にはエレンを蹴り上げて終わらせた。訓練よりも疲れる一日だった。

その夜は夜で大変だった。ミーナが無邪気にデートだったんでしょと聞いてくるのをいなすのに苦労した。

デートみたいな色気のある話じゃなくて、あれはどう考えてもレクチャーだった。

ミーナをいなした後はミカサの相手だった。鷹の目、まさに射抜くような目で私を睨んできた。

でも、私の目はその上をいく鷲の目だったと思う。ミカサ以上の怒りを私は覚えていた。

エレンの女に対する鈍感ぶりがどれほどひどいか、傍にいながらそれを矯正できなかった幼馴染女を説教した。

最初の怒りはどこへやら、私が語り終えたころにはしおらしくごめんなさいと謝るミカサの姿があった。

「今度の休み、空いてるか?」

訓練の合間に死に急ぎ野郎がそんなことを言ってきた。とりあえず今回も自分の耳を疑うことにした。

あれだけ痛めつけたのに?鈍感野郎のわけのわからない発言はどう吟味しても聞き間違えにしか思えなかった。

「休み?格闘の訓練じゃなくて?」

「ああ、今度の休みは暇かって聞いたんだ」

私の耳は正常だった。聞き間違えてなかった。こいつを被虐嗜好に目覚めさせてしまったのかと、私は戦慄した。

「いや、この前俺を蹴り上げながら『また今度徹底的に教えてやる』って言ってたし……来なかったら蹴るとも言ってたし」

そんなこと言った覚えなんてなかったけど、どうやら私の記憶は怒りで曖昧になっているらしかった。

覚えのないことなんで断ろうかとも思ったけど、あれだけ痛めつけたんだし、どれだけ覚えたか確かめることにした。




そしてまた休みの日、死に急ぎ野郎に一日付き合った。

やっぱり躾に一番効くのは痛みだ。前回注意したところは少しばかり改善していた。少しだけだったけど。

日も暮れた別れ際、エレンが今日は上手くいっただろうと聞いてきた。だいぶ自惚れている様子だった。

まったくなってないと窘めて、それから軽い冗談のつもりでもっと教えてやってもいいと言ってみた。

「おう、じゃあ次の休みもよろしく頼む」

瞬間思考が停止した。自分の耳を疑うことすらできなかった。

やだよってエレンが断って、そして私が冗談だよと言ってこの関係はここで終わるはずだった。

あの鈍感野郎が口にする言葉じゃなかった。心臓の音がやけに大きく聞こえた。

「……ってこう言えばいいんだろ?ほら、上手くなったじゃねぇか」

鈍感野郎はやっぱり鈍感野郎のままだった。少し安心して、かなりムカついて、私はエレンを蹴った。

「ってぇな!なんでだよ、あれで正解だろ!なのになんで蹴られなくちゃならないんだよ!!?」

「それがわかってないから蹴られるんだよ」

一気に疲れが押し寄せてきた。重たくなった体を引きずって寮に帰ることにした。

「……よし、次の休みだな!?次こそは蹴られないようにしてやるからな!!」

死に急ぎ野郎はそう叫ぶと、男子寮に向けて走り去った。断る暇もなかった。

またアイツに付き合わされるのか、そう思うと余計に身体が重くなった。

……思えば、なぜこの時すっぽかそうとか考えなかったんだろう。

決まっている。本格的にエレンに惹かれ始めていたからだ。

一生懸命言葉を選ぶアイツの様子がおかしくて、面白くて。

そして、エレンへのレクチャーが予想外に楽しかったから。

これはすばらしい

その後も休みのたびに、エレンへの対女性レクチャーは続いた。

鈍感野郎の鈍感さは持って生まれた性分らしく、一向に改善されなかった。

会話する場所はいつも訓練兵団の施設内。女の子との話し方だけじゃなくて扱い方も覚えなよと蹴った。

その次は街へと繰り出すことになったけど、女の子を連れて行くような場所じゃなかった。また蹴った。

だから、次は私が行き先を決めてやった。でも、帰り道にアイツが全然楽しくなかったなんて言うから蹴った。

次は、いい加減ただの私服じゃなくて、女の子と会うのにふさわしい恰好をしてこいと蹴った。

一種の様式美みたいに、エレンへのレクチャーは毎回私がアイツを蹴ることで終わった。

ほとほと呆れる鈍感さだった。でも、時に敏感なところもあった。

新調した靴を履いていた時だった。履き慣れていないせいで、脚に痛みを覚えていた。

まぁ、一日ぐらい我慢すればいいか。そう思って痛みを表に出さないように過ごしていたはずだった。

でも、レクチャーが始まってすぐにエレンは気付いた。何でもいつもと歩き方が少し違っていたらしい。

なんでそんな歩きにくい靴なんて履くんだよ、と鈍感な発言もしたのでとりあえず蹴っておいた。

その後、死に急ぎ野郎は私を靴屋に連れて行った。歩きやすい靴にしろということらしかった。

適当に選んでみたところ、エレンは私からその靴を奪い取るとさっさと会計を済ませてしまった。

付き合わせてる礼だ、そう言って手渡された。……その靴は今も大切にしまってある。

鈍感だからだろうか、アイツはキザなことだって平気な顔でやってのけた。

見てるこっちが恥ずかしくなるようなことだって、顔色一つ変えずにやってしまう。

周りからの視線にいたたまれなくなって思わずエレンを蹴り飛ばしたのは一度や二度じゃない。

例えば街を見下ろす高台に行った時のこと。私たちは夕暮れ時で赤く染まる街並みを見ていた。

「お、ここからの眺めすげーぞ!アニも見ろよ」

無邪気にはしゃいで私を呼ぶエレン。まるで子どもだな、なんて考えながらそっちに行ってみた。

ところが、そこは壁が高くエレンの身長でギリギリ見えるぐらいだった。これじゃ見れない、そう思ったとき……

「よっ」

「きゃっ!?」

いきなり腰を掴まれたかと思うと、急に目線が高くなった。目に映る景色はエレンの言う通り確かに綺麗だった。

「……ありがと。でも、抱き上げるなら一言かけてからにしなよ? …………エレン?」

「……あー、ワリィ。今なんて言った?」

「いきなり人を抱き上げておいて上の空?」

「いや、夕焼けの光でなんかアニの髪がキラキラしててさ。キレーだな、って思ってたらさ」

カァッと顔が熱くなった。そして、気が付いたらエレンが宙を舞っていた。

甘酸っぱいな…素晴らしい

時折見せる意外な一面、さりげない優しさ、そして子供のような無邪気さ。

気付いた時には手遅れだった。抜けられそうにない深みに嵌っていた。

……私はアイツを好きになっていた。あの鈍感で死に急ぎなアイツを。

あの日私はライナーに戦士の使命を忘れていると静かに怒りをぶつけていた。

でも、私はその時のライナー以上に戦士じゃなくなっていた。

このままじゃいけない、何度もそう思った。そう、思っただけ。

気が付けば私はエレンとの逢瀬を重ねていた。もっとも、そう思っているのは私だけだったけど。

いつだったか、アイツが他の男連中に私との関係について言及されている場面に出くわした。

思わず隠れてしまった私はその場から動くこともできず、エレンの口から発せられた言葉を聞いてしまった。

「……ちげぇよ、そういうんじゃない。そういうんじゃないんだよ」

胸がひどく痛んだ。視界が滲んだ。わかっていたはずなのに、たまらなくなって走り去った。

アイツは私から女の子との話し方、扱い方を学ぼうとしているだけ。私のことが好きなわけじゃない。

私とエレンの関係は例えるなら教官と訓練兵のようなもの。男と女の関係に近くてほど遠いもの。

エレンの言葉は、優しさは、私に対してじゃなくいつか現れる本命の子に向けられたものの予行演習でしかない。

アイツの心は私に向いていない。でも、私はそのことを理解しながらもこの空しい関係をやめられなかった。

アイツに好きだと言ってほしい。愛していると言ってほしい。

でも、エレンがそう言ってくれるはずない。今の二人の関係はそういう関係。

なら、私から好きだと、愛していると言おうか?いや、アイツはそういう対象で私を見ていない。

私たちの関係は「好き」から始まったんじゃないんだから、そんなこと言ってしまえばこの関係が壊れてしまう。

それに、もしエレンに好きだなんて言われたら私は戦士でいられなくなるだろう。

私が戦士であり続けるためには、そんなことはあってはならない、そんなことを望んではいけない。

愛してるなんて言えない。愛してる?なんて聞けない。

戦士としての使命、報われない想い。日を増すごとにこの二つが私を苦しめる。

戦士にも女にもなりきれず、答えの出ないままに今日もエレンとの空しい逢瀬をズルズルと重ねる。

エレンの笑顔と優しさが、この胸の苦しみを少しだけ和らげてくれるから。




「アニ、俺たちは戦士だ。そのことを忘れるな……」

わかってるよ、ライナー。だから、こんなに辛いんじゃないか。

「アニ、エレンは貴女から女とのやりとりを学んでいるだけ。ただそれだけ」

わかってるよ、ミカサ。だから、こんなに苦しいんじゃないか。

幾度目かの逢瀬で昼食をとるために店に入った時、メニューの中に少し興味を惹かれる飲み物があったので頼んでみた。

出てきたものを一口飲んでみると、何とも言えない苦味が口の中に広がった。どうやらこれは酒だったらしい。

確か酔えば嫌なことを忘れられるんだったっけ?私はその後も酒を何杯かあおった。

「……なぁ?そんなにうまいのか、それ」

何度も同じものを注文をしているのが気になったのかエレンが興味を示してきた。

「……飲んでみる?」

「おう」

何のためらいもなく酒を口に含んだけど、エレンはすぐにむせた。




「……大丈夫か、アニ?」

結果から言えば、嫌なことを忘れるなんてことはできず、ただただ不快な頭痛に襲われただけだった。

エレンに心配されながら歩く。往来の多いところでは迷惑になると思って、歩いているのは裏通りだ。

ふと、視界にある施設が映った。表通りでは営業できないような、そういう施設だ。

……そう言えば、アレも嫌なことを忘れられるくらい気持ちいいんだったよね?

そんなことを考えていた私は、さっきの酒で気持ちよくは酔えなかったけど、酔ってはいたんだろう。

「ねぇ、エレン……」

「……なんだよ?」

「教えてあげようか……?」

















「女の悦ばせ方をってやつを……」

「……え?」



エレンは少し迷ったあと、小さくうなずいた。

細やかな描写が良い。

連れ込み宿の中は案外小奇麗だった。

行為の最中に落ちることのないように普通よりもかなり大きいサイズのベッドに腰かける。

ギシリ、という音がコイツがいかに使い込まれてきたかを教えてくれる。

上着に手をかける。ゴクリと息を飲む音が聞こえた。音の主は入り口の辺りにまだ突っ立っているエレンだ。

「アンタも脱ぎなよ」

「……なぁ、アニ。やっぱりこういうのは…さ」

好きな奴とやれって言いたいの?だったら心配は無用。でも、そんなことは言えない。

「どうしたの?まさか女を抱くのが怖いのかい?」

……こんな風にしか言えない。

「……わかったよ」

意を決した様子でエレンは後ろを向くと、服に手をかけた。

私も上着を脱ぎ去り、次いで下も脱いだ。流石に下着に手をかけた時には少し躊躇ってしまったけど。

……今の私はもう何も身に付けていない。着替えるためではなく、汗を流すためでもない。男に抱かれるために……

エレンも既に裸になっていた。その身体を見て改めて思う。この体格差なんだから、格闘訓練の時はアンタは手心を加えなよ。

「……もういいか?」

衣擦れの音が聞こえなくなったからだろうか?エレンが聞いてきた。答えは決まってる。

「……いいよ」

エレンがこっちを向く。私を見る。私の裸を見られてしまう。

どこか変なところはない?とか、わけのわかんないことが頭を駆け巡ってエレンがこちらを向ききる前に思わず目をそらしてしまった。

視線を感じる。でも、訓練の時には感じるまとわりつくような下卑た視線じゃない。私の身体どころか心まで見透されそうな視線。

段々とエレンの視線に耐えられなくなってきた。でも、服は全部脱いでしまったし、隠せそうなものはない。

男女の営みのためだけに備え付けられたベッドには、汚れを受けるためのシーツしかない。

自分の身体を隠せないのなら、見るのをやめさせようか。

何か言いなよ、とかジロジロ見るんじゃないよ、とか言おうとするけど口が上手く動かない。

「……きれい、だ」

「……まぁ、合格点。で、アンタいつまで突っ立ってる気?」

エレンに声をかけられてようやく口にできた言葉は可愛いげの欠片もなかった。ていうか、誘ってしまった。

「お、おう…」

私の言葉を受けて、エレンがこちらに来る気配を感じた。視線が弱まったのを感じて横目でエレンを見た。

初めて見た男のそれは、噂通りグロテスクだった。

エレンは何も言わず、私の隣へと腰かけた。

視線を合わせようとすることもなく真っ赤になった身体はガチガチの緊張で固まっているようで、耳を澄ませば心臓の音が聞こえてきそうなくらい。

でも、自分から誘っておいてなんだけど私の緊張の度合いも同じくらいだと思う。

さて、これからどうしようか?やっぱり私がリードするべきなんだろうか。横目でチラリとエレンの様子をうかがった。

それは、エレンが意を決したような表情で私の方を見るのとほぼ同時だった。

「……見てるだけのつもり?」

「……いや」

エレンの腕がゆっくりと伸びて、私の肩を掴んだ。どれぐらいの力を込めていいのかわからないのか、確かめるように手がぎこちなく動く。

エレンの手の動きが収まると同時にグイと引っ張られた。横に向けていた上半身がエレンの眼前にさらされる。

見られてる。エレンに、私の胸を見られてる。恥ずかしい、けどここにきて隠すっていうのもおかしい話。

視線を感じるけど、じっと我慢することにした。もっとも、あんまりじろじろ見続けるのなら窘めてやるけど。

また肩を引っ張られた。でも、さっきみたいに強引に引き寄せるんじゃなくてゆっくりと抱き寄せる感じ。

――――ああ、キス、しようとしてるんだ。

エレンの顔が近づいてくる。いや、エレンの方に私が近づいて行っているんだ。

……もう少しで、唇と唇が重なる。

そう思ったとき、私の指が無意識にエレンと私の間に伸びていた。

なんで?どうしてこんなことをしたのか自分でもすぐにはわからなかった。

でも、少ししてなんとなくわかった気がした。

私は『そういった雰囲気だから』という理由でコイツにキスをしてほしくなかったんだ。

エレンが私のことをどう思っているのか知らないことには、キスされたくない。

「どうした、アニ?」

「……こういうのは、キスは、本当に好きな奴のためにとっておきなよ」

私のこと好き?なんて聞けるはずもなく、遠回しで伝わりにくい言葉しか言えなかった。

そしてエレンは……

「…………そっか」

そう言って、私を引き寄せる力を抜いた。

――――そう、だよね。私の誘いに乗ったのは『私だから』じゃなくて、ただやってみたかったから、か。

誘ってきたのがエレンだったら今すぐここから出て行けたんだけど、そうじゃない。誘ったのは私だ。

だから、この行為をやめることはできない。まぁ、好きな男に初めてを捧げられるならいいか。そう思うことにした。




固まってしまったエレンの手を取り、私の胸へと導いた。エレンがびっくりしたような息を漏らした。

「どうしたの?女の悦ばせ方、教えてほしいんでしょ?」

一度吹っ切れてしまうと、何だか気が大きくなったみたい。見られるだけでも恥ずかしかったのにさ。

ごくりと、エレンが唾を飲み干した。固まっていた手がゆっくりと動きだし、私の胸を刺激しだした。

何とも言えない、初めての感覚だった。

感触を確かめるように、ゆっくりとエレンの掌が私の胸を握る。

どれくらいの力加減で触ればいいのかわからないらしく、恐る恐るといった感じだ。

大して気持ちよくもないけど、妙な興奮をしてきた。自分の意志で触る時とは全然違う感覚だから?

エレンの動きが徐々に早くなり、呼吸も荒くなってきた。腕の力も強くなってきた。

「痛ッ」

思いっきり握りつぶされたような痛みが走った。流石に全力で握られたわけじゃないだろうけど。

「わ、悪い!よ、よくわかんなくて…… あ、でも……」

……でも、に続く言葉はアレ?私が教えてやるって言ってた、とか?

……それにしても冷静に考えると馬鹿馬鹿しい。

男に指示して自分の胸を揉ませるなんてのは。

まぁ、教えてやるとは確かに言ったし、しょうがないと言えばしょうがないけどさ。

「んっ…」

……あれ?こんなところ気持ちよかったっけ?不意にエレンの指で触れられたところが妙に気持ちよかった。

エレンもそれに気付いたのか、同じ場所を何度も責めてきた。

だんだんわかってきた、そう言ったエレンの手つきは最初とは違って私の胸の触り方を熟知しているようだった。

自分を慰めた夜もあったけど、胸だけでここまで気持ちよくなったことはなかった。

さわりの部分は教えたけど、何時しか私はエレンに教えるどころじゃなくなっていた。

好きな男に触れられている。そういう精神的な部分もあるのだろうけど、いくらなんでも感じ過ぎじゃないの?

自分の吐息が熱っぽいのがわかる。ついでに何だか湿り気を帯びてきた気がする。

「……なぁ、舐めてもいいか?」

舐める?舌で胸に触れられる?それこそ本当に初めての感覚だ。胸を触ることは自分でもできたけど、舐めるまではしていない。

ほんの少しの恐怖もあったけど、舐められるというのはどんな感じなのか?私はエレンの問いに首を縦に振った。

ぬるり、とエレンの舌が胸を這う。

ざらりとして柔らかく、ぬめっているものが這い回るその感覚は気持ち悪かった。

でも、まだ揉まれ続けてる胸からくるキモチイイにその感覚はすぐにかき消された。

そうしてる内に舌で舐め上げられる感覚はどんどんとキモチイイになっていく。

胸を揉んでいたエレンの手が、乳首に伸びてきた。そっと触れられてそこが硬く尖っていることに気付かされた。

指の腹でゆっくりと擦られると、背筋がゾクリとした。なんでこうも触れられ方や触れられる場所によって感覚が違うのか。

ただ、ちょっとした違いはあれどその感覚すべてに共通しているのはキモチイイこと。

他の女もみんなこんなに感じるものなの?それとも私が敏感すぎるの?

やがてエレンの舌も乳首へと伸びてきた。指とは違うキモチイイにまた背筋がゾクリとする。

教えてやると言ったのに、何も教えられずエレンに翻弄されている。

このままじゃダメだ。そう思っていったん離れようとしたけどうまくいかず、ベッドに倒れ込んでしまった。

そこにエレンが覆い被さってきた。逃げるつもりが返って逃げ場をなくしてしまった。

流石に突き飛ばすなんてこともできないし、諦めてエレンの攻めを受け入れることにした。

「ひぁっ!?」

手が揉みしだくのとも、指が撫でまわすのとも、舌が舐め上げるのとも違う新しい感覚が私の頭の中に火花を散らせた。

吸われてる。エレンに乳首を吸われている。

そんなところ吸ったってなにも出ない。いや、そうじゃない。コイツは私を虐めるために吸ってるんだ。

それだけに留まる気はないらしい。舌が中で蠢いて私の乳首を舐めしゃぶる。

唇だけで甘噛みされる。その間も反対の乳首を指で弄ばされ、胸も揉み解される。

本当にコイツ初めてなの?なんでこんなに上手いの?

一瞬痛みを感じた。どうやら今度歯を使って噛まれたらしい。少し乳首が痛む。

その痛みを与えた張本人が労わるようにそこを舐めしゃぶる。痛みが徐々にキモチイイに変えられていく。

そして逆の乳首も同じように弄ばれた。

「……なぁ、アニ」

胸だけでイッてしまうんじゃないだろうか、そこまで追い詰められた矢先にエレンが動きを止めた。

覆い被さっていたエレンが体を起こすと、そこはさっき見たときよりも大きくより気持ち悪くなっていた。

きっとコイツはこれをどうにかしてくれって言いたいんだろうね…… でも――――

「……女の悦ばせ方は教えるって言ったけど、あんたを悦ばせるとは言ってないよ」

……あれに触るだとか、舐めるだとか、口に入れるだとか、やっぱり怖い。

でも、でも最終的にはアレが私の中に入ってくるんだよね?そういうもんなんだよね?

それにコイツとこうなるのはこれが最初で最後…… だったら。

「……しょうがないね、あんたは」

出来るだけ動揺を悟られないようにしてエレンを押し倒す。

そして、コイツの下半身に頭を持っていった。……なにこれ赤黒くて脈打っててなにこれ怖い。

こんなものを舐めることができる奴なんているの?こんなおぞましいものを。

……しばらく動けなくてじっと見ていたら何だか感覚がマヒしてきたみたいだ。

時折ビクビクと動くのが、まるでかまってほしそうに不安げにしているように見えてきた。

やっぱり私は酔ってるんだな、そう思った。

すばらしい…
続き待ってます

ミカエレ書いてた人・・・か?
とにかく続き期待

意を決してそれを掴む。

それはものすごく熱かった。そして掴むと同時にビクビクと暴れ出して、思わず離してしまった。

でも、最終的にこれが私の中に入ってくるというのなら、事前にこれがどういうものなのか知っておくべきだよね。

もう一度それを握る。また暴れ出したけど今度は離さない。

ここからどうするればいいんだったっけ……?

……そうだ。コイツに聞けばいい。

「……エレン、これからどうしてほしいの?」

私の問いかけにエレンは擦ってほしいと答えた。……えーと、擦るって上下にでいいんだよね?

手を上下に動かしてみたけど、摩擦というか滑りが悪いというか何だか動かしにくい。

どうしたらいいんだろう?滑りをよくするには……

そこまで考えてあることに気付いた。どうして女の底は濡れるのかわかったような気がした。

液体だ。きっとコイツを濡らせば手を動かしやすくなるんだろう。でも、液体って……

どうせこれが終わったら汗を流すだろうし構いやしないか。

口から涎を垂らしてエレンのそれに塗りかけた。エレンのそれはビクンとまた跳ねた。

滑りの良くなったソレは私の手の中でにゅるにゅると動き、エレンがうめき声を漏らし始めた。

いいね……うん…

擦り続けるうちにソレの先から何かの汁が出てきた。これが射精?

よく分からないので擦り続けるとその汁はどんどんとあふれ出してきた。

エレンはというと変な声を出してはいるもののまだどこか物足りなさそうな顔をしている。

射精をすると男は満足感を得られるというからには、おそらくこの汁は別のものなんだろう。

ちょうど私の涎も乾き始めていたのでそれを掬って代わりにすることにした。

ただ擦り続けるのも何だし時々動きを変えたり先っぽを擦ったり袋?を転がしたりするとそのたびにエレンが反応した。

最初の嫌悪感もだんだんなくなってきたし、少しばかり楽しくなってきたので両手で擦ってみた。

どんどんとエレンから洩れる声が間抜けになってきた。そして妙なことを口走り始めた。

「で、出る… も、もう……出る!?」

一体何が出るというのか、この時私はすっかり射精のことを忘れていた。

そして急にエレンの腰が浮き上がるとうめき声とともにソレの先端から白い何かが飛び出した。

一体何が起きたのかわからない私の身体にその白い液体は纏わりついてきた。

……ああ、そうか。これが射精か。まだビクンビクンとしているそれを見て理解した。

射精した後男は満足感を得てアレは力が抜けるんだったっけ?

もう一度ソレを見ると、全然力を失ってなかった。……あれ?

何かエロいのに泣けてきた…

不安期待

続きを楽しみに待ちます。もしかして私の宝物を書いた人かな?乙。

エレミカの人な気がする

エレンが上体を起こした。息は荒いもののどこか落ち着いたようにも見える。

「アニ…… 次は俺が」

そう言って私の肩を掴むとエレンは私にのしかかってきた。下はベッドだからそんなに痛くはなかったけど、少し息が詰まった。

エレンの手と舌がまた私の胸を責める。エレンのそれを弄ってる時に収まったと思っていた疼きが呆気なく蘇った。蘇させられた。

しばらく弄んだあと、エレンは私の胸から離れた。……まさか。

予感は的中した。エレンは私の足を掴むと思いっきり開かせた。抵抗しようにもうまく力が入らない。

エレンの視線があそこに集中しているのをひしひしと感じる。どうしようもない恥ずかしさが全身を駆け巡る。

「……初めて見た。…これが女の……すげぇ」

一体何がどう凄いのか。溜まらなくなって何とか両腕を使って胸とそこを覆い隠した。

「隠すなよ」

それだけ言ってエレンは私の目をじっと見つめてきた。何だかその視線に逆らえなくて、隠していた手を

ゆっくりとどける。

「すごく…きれいだ……」

耳まで赤くなるのがわかった。なんで恥ずかしげもなくこの男はそんなことを言えるのか。

ふと、エレンの右手が足から離れたのを感じた。そしてその右手の向かう先は……

にゅちっとした水音が響いた。まさかここまで濡れているなんて思わなかった。

「……ここはどういう風に触ったらいいんだ?」

……まただ。きっとやり方を教えたらものの数分でコイツは私以上に私の気持ちいいところを覚えてしま

うんだろう。

それがとても怖い。エレンとどうにかなれるわけでもないのに、この虚しい関係を終わらせなくてはいけ

ないのに。

このままじゃ心だけでなく身体までエレンのものになってしまう。……それがたまらなく怖い。

でも、そうしてほしい自分もいる。身体でつながってしまえば、何時しか心だってつながってしまうかも

しれない。

そしてやっぱり胸だけではキモチイイが足りない。もっと気持ちよくしてほしい。

……何よりエレンに抱かれたい。

「……ここはね」

エロいのに切ない…

思った通りだった。

自分でやるときは小さな突起でイクことが多かったけど、中もこんなに気持ちよかったなんて。

もちろんエレンは指だけでなく舌も使って私を虐めている。内股をさする手も私にキモチイイを与えてくる。

エレンの指が動くたび、中から水をかき出される。こんなにあふれ出てくるものだとは知らなかった。

もう意味のある言葉は出せなかった。ただただ甘い喘ぎが漏れるだけ。教えてやるなんてどの口が言えたのか。

頭の中で火花が散る。自分でしていた時とは比べ物にならない火花の量、我慢なんてできるはずがなかった。

そして、私はきっとみっともない声を上げながらイッてしまったんだと思う。

―――――
―――


「……アニ、いいか?」

肩で息をしていると、エレンが真剣な目で私を見つめてきた。

「……ちょっと待って」

その前に、確かめておかなきゃならないことがある。

「ねぇ、もう知ってるとは思うけど……」



「このスレはエレアニSSじゃなくてID腹筋スレ。>>1に書いてあったでしょ?」

「【よ茹こソ愛Dふっ近すレ部】=【ようこそID腹筋スレへ】ってね」

  ∧,,∧
 ( `・ω・) ようこそID腹筋スレへ!
 / ∽ |
 しー-J
ここはとりあえず書き込み、出たIDの数字の回数だけ基本の100回に+αして腹筋をするという、
きのこの山派なトレーニングスレです。
例1 ID:wwh7KM12 ID抽出 の場合 100+7+12=19 なので119回頑張りましょう。
例2 ID:bicycle. ID抽出 の場合 数字がないので100回頑張りましょう。
さあ、最低100回は腹筋するがよい↓(`・ω・´)

>>56 >>64
仰っている「ミカエレ」というのが『ミカサ「……何してるのエレン?下着まで脱いで」』のことなら私が書きました。

>>37 >>63
『アニ×エレン ~私の宝物~』良作ですね。ですから作者様の名誉のために断言します。私はあの作者様と別人です!













>>3 >>9 >>11 >>17 >>23 >>29 >>55 >>59 >>62 >>68
キース「イヤ…わからないな。なぜ貴様らはアニエレSSだと思った?」

>>1に書いてある通り最初からID腹筋スレだよ!蛇足が日を跨いじまったがな!!

さあ、これまで書き込んだ奴!これから書き込む奴!全員最低100回は腹筋するがよい!!

モチロン今書き込んだ私自身も例外ではない!(`・ω・´)キリッ

・・・・ 100回か。是非もなし!!

>>1殴り代行始めました★
ムカついたけど>>1を殴る筋肉が無い、>>1を殴りたいけど>>1がどこにいるかわからない、そんなときに!
壁殴りで鍛えたスタッフたちが一生懸命あなたの代わりに>>1を殴ってくれます!
モチロン>>1を探すヒントすらも必要もありません!スタッフが研ぎ澄まされた五感を駆使して>>1を見つけ出し殴りまくります!
1時間\2980(税抜き)~ 24時間営業 年中無休!
               ∧__∧
              ( ´・ω・` )      >>1殴り代行では従来通り壁を殴るスタッフも募集しています

             /::  `ニニ´ .:::\`ー-、_筋肉に自信のあるそこのアナタ!一緒にお仕事してみませんか?
        ,. -‐'´.: : .:|!:.:ヽヽ、ニ__ ー ::|::...       ̄``ー-、  壁を殴るだけの簡単なお仕事です!
    _,. --r'´.:.:.:.::  ..:.:∧:.:.:.:  (__) ::::::::|:.:.:.:...    r       \ 私も壁殴り代行のお陰で
 r‐'´ _:.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:l |!:.::   ハ  ::: |;;;;:.:.:.:>....:.|:..       、 ヽ  ココまで鍛え上げました
:.:.:.:.::.´:.:.:.:.:.:.:.:\_____ヾ:.:.:.:.:.|  ∨ >:┴…'´ー‐-、|:.:.:.. \:   |:.:.: |、
:. /了:.:.:.:.:.:.:.:.: /:.:.:.:.:.:.:. ``ー-、L.. __〉.'"        \:.:.:.:.:.:.ヽ:.:./:.:.:/: \
/__/:.:.:./:.:.:.:/-、:.:.:...     __  .:Y´:: _,.     =ミ:.:\_;;;;;V;;;/ヽ  l
:.:.:.:.:.,.イ:.:.:.:.:.:ノ|! _}‐‐::.:.:.. ,r‐'´ ノ. . ::lr'´::"          :;;;|:.:.`ー'⌒  |  |
:.:.:.:厶;;辷==' /⌒|::.:_;. -'´...:/   :.:l!:.:::            :;;;;;|:.:.:    ',     ∧
:.::イ:.:.:.:´ `ヾ|::  レ'ヽ:.:.:.:/ .:.:.:.:.:.:.:.:.|!:.:.:...     rぅ...:.;;;;;:∧:.:.:.   ヽ.  |: \
:.:/:.:.:     :.:.|::/ /r─  ̄〉.:.:.:.:.:.:.人;;;;;;;;;,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,;;;;;/::∧:.:.:.:...... ヾ \
:.:.:.:.:.:   :.:/: :/.:.:/__ノィ' ̄〉‐一'´___  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄lヾ、:/ :::\_::::::.: . l|  :ヽ

やあ (´・ω・`)

ようこそ、ID腹筋スレ休憩室へ。
このプロテインは一杯目は無料だから、まず飲んで落ち着いて欲しい。

うん、「また」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、このスレタイを見たとき、君は、きっと「どうせID腹筋スレだろ?」という「あきらめ」と、
「もしかして……」と言葉では言い表せない「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。
殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい
そう思って、このスレを作ったんだ。

じゃあ、注 文 を 聞 こ う か 。
常識的な範囲でお願いするよ。

やあ (´・ω・`)

ようこそ、ID腹筋スレ談話室へ。
このプロテインは二杯目は有料だけど、飲むかい?

うん、「まだ」なんだ。済まない。
仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。

でも、おおまかな内容は決まったから、放置中のスレを終わらせて
「スゲーッ爽やかな気分だぜ。新しいパンツをはいたばかりの正月元旦の朝のよーによォ~ッ」
となってから書かせてほしい。

このスレが落ちてなければここに投下するけど落ちてたら
【アニ「ありがとう、エレン…… おかげで私は戦士でいられた」】
というタイトルで新しいスレを立てるよ。

じゃあ腹筋をしようか。

このSSまとめへのコメント

1 :  オナニー大好き淫乱   2013年10月30日 (水) 20:18:43   ID: U6jdkWSn

もぅ言いところだったのにw

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