唯「みんなで海外旅行にいこうよ!!」レヴィ「死ね」(159)

商店街

「おおあたり~!!」カランカラン

唯「おぉ?!」

「はい、タイ・ロアナプラ七泊八日の旅。プレゼントだぁ~」

唯「やったぁー!!」

憂「すごい!!」

唯「えへへ」

憂「これ、何人で行けるんですか?」

「ダブルペアチケットだから四人までだね」

憂「四人か……」

唯「じゃあ……澪ちゃんとりっちゃんとムギちゃんとあずにゃんで四人!!」

憂「お姉ちゃん……」

うぅ~いぃ~

ん?唯も行けんやん

ふざけたSS書いてんじゃねぇぜクソ野郎
やめねぇとタンゴを踊る羽目になるぜ?

ラグーン商会

ダッチ「ロック、今から出かけるが何か買ってきて欲しいものとかあるか?」

ロック「んー……平和かな」

ダッチ「そりゃ、大枚叩いても無理だな」

ロック「だね」

ダッチ「じゃ、行って来る」

ロック「遅くなるのかい?」

ダッチ「いや、仕事の打ち合わせだ。そんなにかからん」

ロック「そっか」

ダッチ「留守を頼む」

ロック「わかった」

さっさと書けやインポ野郎

ロック「……」

レヴィ「ロック、何してんだ?」

ロック「優雅な午後を満喫してたんだよ」

レヴィ「そりゃ、好都合だ。あたしもまぜろ」

ロック「何する気?」

レヴィ「姉御からちょっとした小遣い稼ぎを頼まれたんだよ」

ロック「……バラライカさん?」

レヴィ「乗るだろ?」

ロック「うーん……」

レヴィ「おら、車だせ」

ロック「はいはい。で、どこに?」

レヴィ「空港だ」

ロック「空港?」

空港

唯「いやったぁ!!ついたよー!!」

澪「結構、遠いんだな」

律「でもやるなぁ、まさかくじ引きで海外旅行なんて。ドラマでしかみたことなかったのに」

梓「ところで……」

紬「なに?」

梓「よかったんですか、ムギ先輩だけ自腹なんて……」

紬「うん」

唯「ねーねー、お土産どうする?」

律「はえーよ」

澪「とりあえず、私たちの鞄を取りに行こう」

梓「そうですね」

律「あっちだな」

唯「おー!!すごい!!鞄がいっぱいながれてくるー!!」

澪「ちょ……恥ずかしいから騒ぐな」

レヴィ「……」

ロック「……」

紬「……?」

梓「どうかしましたか?」

紬「ううん」

律「まだかなー?」

唯「まだかなぁ?」

レヴィ「赤いやつだ、いいな?」

ロック「わかってるけど……ダッチに話を通さなくてよかったのか?」

レヴィ「こんなガキの使い、社長の耳にいれるまでもねえよ」

ロック「でも……中身は……麻薬と銃でしょ?」

レヴィ「かてえこと言うな。それより目ん玉くりぬいて、よくみとけ」

ロック「わかった……」

ロック「あ……」

唯「お……」

レヴィ「いけ!」

ロック「う、うん……」

唯「きたきたー!!わたしがいっちばーん!」

律「ずりーぞ!!」

澪「どうでもいいだろ……」

ロック「……」ガバ

唯「あれ?」

梓「え……?」

唯「違ったみたい」

律「あ、きたきた!!これだよー!!」

澪「私のものきたな」

梓「私のもです」

紬「……」

    / ̄ ̄ ̄ ̄\
    Il (itノヽヽヽヽl
   ノリ(l|  ` q´ # ノi  ふんすっ!!

    (つ  ロマンス ⊂)
    (___♥____) 
    (______) 
    (ヽ__ ゚゚__ノ 
    ∪   ̄  ∪ 
        ,lノl|
      人i   ブバチュウ!!

     ノ:;;,ヒ=-;、
    (~´;;;;;;;゙'‐;;;)
  ,i`(;;;゙'―---‐'ヾ
  ヽ;;';ー--―-、'';;;;;゙)

神は休暇とってベガスに行ってるよ

レヴィ「帰るぞ」

ロック「ああ」

紬「……」

唯「きたー!!こんどこそ私のー」

澪「唯のは大きいな」

唯「憂がいっぱいお土産入るようにって」

律(憂の奴……根に持ってるだろうなぁ……いけなかった事)

梓「それじゃあ、タクシーでも拾ってホテルまで行きましょう」

澪「ああ、そうだな」

律「というか、タイ語って話せるか?」

梓「辞書もあるのでなんとか」

唯「しゅっぱーつ!!」

BLACK LAGOONのSSとか俺得すぎwww

ラグーン商会

レヴィ「ちょろい仕事だったな」

ロック「ダッチに知られたら、小言を聞く羽目になると思うけど」

レヴィ「んなケツの小さい奴があたしの上に立てるかよ」

ロック「……」

トゥルルル

レヴィ「電話だぞー」

ロック「全く……はい、ラグーン商会」

バラライカ『はぁい、ロック。おつかれさま』

ロック「あ、バラライカさん」

バラライカ『と、労いたい気持ちはあるんだけど……それは返す物を返してもらってからにするわね?』

ロック「は?」

バラライカ『ロック?私が頼んだのは、戦争の道具と金を運んでくる粉だったはず。でも、私の手元にあるのは、夢心地な糞ガキが千鳥足で運んでそうな物ばかり』

ロック「あの……話が見えないんですが……」

バラライカ『中身が違う。どこにやったの?』

ロアナプラってタイだけど公用語は英語だよな

憂ちゃんは根に持ったりしないけど可哀想・・・

唯「ヘイ、タクシー」

キキッ

運転手「……」

澪「えっと……荷物は……」

梓「日本語は通じませんよ」

律「タイ語だ!タイ語!!」

唯「ハロー?」

律「それ英語だろ?!」

唯「だめ?」

運転手「ハロー」

澪「おぉ?!通じた!?」

紬「ふふ……ここは英語で大丈夫よ」

梓「そうなんですか?」

紬「(荷物をトランクにいれたいんですけど?)」

運転手「(オーライ、今あけるよ)」

タイの空港は麻薬も銃もスルーか

唯「ムギちゃんかっこいい!!!」

澪「すごいな」

紬「(ところでここはどんな町?)」

運転手「(どんな町だって?一言で言えば一年間掃除してない便所よりも最悪な場所だな)」

紬「(どういうことです?)」

運転手「(ここでは犯罪が正義に変わる、無法地帯だ。平和ボケしたやつから脳みそ垂れ流していくような場所さ)」

紬「(どうもありがとう)」

運転手「(で、乗ってくか?)」

紬「(いいえ。この車内からは糞の匂いがするから遠慮します)」

運転手「(はっ。いってくれるね)」

ブゥゥゥン

梓「あ、あれ?」

澪「おい!!タクシーいっちゃったぞ!?」

紬「いいの。さ、やっぱりせっかく来たんだから、歩きながら行きましょう?」

唯「うん!そうだよね!!歩いてこその旅行だもんね!!」

ムギwwww

唯「なんか面白いものがいっぱいあるねー」

澪「そうだな」

梓「あの……律先輩?」

律「どした?」

梓「気がついてますか……なんか銃らしきものを持ってる人がちらほら……」

律「んなわけないだろー、どこの西部劇だよ」

梓「でも……」

紬「……」

唯「あ、これおいしそうだよ!!」

澪「おいおい……勝手に―――」

「―――」ダダダッ

唯「え?」

「―――」ガバッ

唯「あ……あぁー!!!」

梓「引ったくり!!!」

>律(憂の奴……根に持ってるだろうなぁ……いけなかった事)

キャラの呼び方も違うし、ムギの口調もところどころおかしいだろニワカ
描写も下手糞で小学生が書いたような内容だな

SS煽るな頭悪く見えるぞ煽るなら見るな

そうやって煽るお前はよほど頭が悪いんだね^^

澪「どろぼー!!!」

律「まて!!」

紬「!?」

唯「あー!!憂にもらったのにー!!」

「へへ……やったぜ!」ダダダッ

レヴィ「―――なんであたしまで死刑宣告されねーといけねえんだよ!!」

ロック「連帯責任でしょ?」

レヴィ「お前がどんくさいからだろ?」

紬「(そこの人!!その人を捕まえて!!!)」

レヴィ「(あ?―――いくらで?)」

紬「(1!)」

レヴィ「(5だ)」

紬「(3!!)」

レヴィ「(わかった!4.5な!!)」

レヴィ「―――ヘイ!ここで引ったくりとは随分と小さなことしてんな?」

「だ、誰だ!?」

レヴィ「いいから、それ渡せ?額でタバコが吸えるようになるぜ?」

唯「なんていったの?」

紬「ん?助けを求めたの」

澪「そんな風には見えなかったけど……」

律「なにはともあれよかった……」

梓「はぁ……もう、唯先輩!!気をつけてください!!」

唯「ご、ごめん……」

レヴィ「おら……さっさとしろ」

「ちっ……」

レヴィ「よし。いい子だ」

ロック「はい。どうぞ」

唯「どうも……あれ?日本語?」

律「日本人?」

ロック「うん。観光かな?」

紬「……」スッ

レヴィ「……サンクス」


澪「はい。そうなんです」

ロック「ガイドさんとかはいないの?」

梓「個人で来たんで」

ロック「こんな場所に?」

澪「え?」

律「どういうこと?」

ロック「あ、えっと……」

レヴィ「ロック、行くぞ」

ロック「あ、ああ」

唯「ロック!?かっこいい……」

ロック「あだ名みたいなものだから」

レヴィ「早くしろ!!」

ロック「はいはい………じゃあ、観光……気をつけてね」

クロスさせるやつってたいてい片側の知識がいい加減なんだよな
両方の信者が集まって盛り上がるだろうと思ってるのかしらんが
内容もつまんねえから感想レスも付かずに>>1の書き込みが数レス続いたりしてんだろ

>>25まだROMってんのかよwww
新参かゆとりか知らないけど日本語通じてないから
俺もSSをマジレスで汚したくないから消えろ

>>30
うわぁ…

ホテル

唯「ついたぁー」

澪「ふぅ……いきなりアクシンデントにあったけど……」

梓「これから先が不安です」

律「ま、なんとかなるって」

紬「……」

梓「どうしました?」

紬「ううん……なんでも」

梓「……?」

唯「さてと……着替えを……」ガチャ

澪「この後、どうする?」

律「うーん……うまいものでも食べたいけど……」

梓「この辺にありますかね?」

唯「あー!!!!」

澪「ど、どうした?!」

>>30
ROMの意味って書き込みせず閲覧してる状態のことなんだけど?
煽るのに必死で適当に言葉並べただけの文章になってるぞ
お前の今の状態を顔真っ赤って言うんだろうなwww

けいおんみたいなほのぼの作品って、クロスには不向き過ぎるんだよねぇ

>>34代打 桧山

まぁ、こういうSSは自分のオナニーだからな
煽られようが応援されようが
続ける続けないは>>1の自由だし何言っても無駄

ホテル・モスクワ

バラライカ「ようこそ」

レヴィ「姉御、別にあたしらはさぁ……」

バラライカ「言い訳は結構。欲しいのは結果だけ。そして、その結果は我々が求めていたものではない」

ロック「あの……中身は?」

バラライカ「これだ」

レヴィ「これ……服か?」

バラライカ「旅行者の鞄のようだな」

ロック「旅行……」

バラライカ「ご丁寧に名前まである」

レヴィ「ロック」

ロック「あ、ああ……平沢唯……かな?」

バラライカ「お前たちはこの者の鞄を間違えてここへ持ってきてしまった。さて、どう落とし前をつける?」

レヴィ「とりあえず、その平沢とかいうやつを探せばいいんだろ?」

バラライカ「よろしく……期限は今日中でね?」

キモいSSには>>30みたいなキモい奴がいるよな

ホテル

唯「私の着替えが……小麦粉になっちゃった……」

澪「な、なんだこれ?」

紬「……?!」

梓「こっちにもなにかありますよ……鉄ですね……なにかの部品でしょうか?」

律「まさか。間違えたのか?」

澪「だろうな……だからあれだけ確認しろって……」

梓「またトラブルですか……」

唯「だって……」

紬「……見せてくれます?」

唯「え?」

紬「……」

唯「どうしたの?小麦粉でしょ?」

律「麻薬だったりして」

澪「怖いこというな」

>>1がこんなSS書かなきゃ>>30が醜態を晒すこともなかったのに・・・

遅い



ダッチ「―――張さん」

張「来たか」

ダッチ「で、仕事って?」

張「探してもらいたい物がある」

ダッチ「ほう……海底に沈んだ宝箱の類か?」

張「ある意味、そうだな。最近、空港を素通りする馬鹿がいるらしい」

ダッチ「へえ……」

張「そいつが誰なのか、バラライカと一緒に探っているところなんだが、一向に足取りが掴めなくてな」

ダッチ「物は……薬か?」

張「あと兵器だ」

ダッチ「おお、そりゃ怖い。ここに兵器をもってくるなんざぁ、死にたがりのファンキー野郎か、勉強不足の甘ったれだ」

張「だが……姿を見せない。甘ったれを装った切れ者かもしれん」

ダッチ「どっちにしても危険には変わりねえな」

張「ならこんなとこにいないで、海の上でゆっくりとフィッシングでもしていろ」

イカ娘の人?

ホテル

澪「こういうときってどうしたらいいんだ?」

唯「うーん……警察?」

律「警察に届けられてるか?」

梓「取り間違いですから、空港に連絡してみたらどうでしょう?」

澪「ああ、それがいい」

律「むぎー、頼めるか?」

紬「はい」

唯「憂からもらったハンカチとかあるのにー」

澪「すぐに見つかるって」

梓「そうですよ!」

唯「うん……」

紬「(もしもし?)」

「(はい。こちらラグーン商会)」

紬「(レヴィさんかロックさんはいますか?)」

ムギ何もんだwwwwwww そっち方向で笑えるのもいいけどwwww

>>45 半年ROMれ

「残念だけど、今はいないね。どちらさま?」

紬「4.5を支払ったジャパニーズって伝えてもらえれば、わかります」

「ふーん」

紬「では、電話番号を言いますから必ず連絡をしていただけるようにお願いします」

「おっけー」

紬「ところで、あなたは?」

「僕はベニー」

紬「では、ベニーさん、よろしくおねがいします」

ベニー「わかったよ」

紬「よし……」

澪「連絡ついたのか?」

紬「はい。向こうから連絡してくれるようですよ?」

律「やったな!!」

唯「ありがとー!!」

紬「いえいえ……」

ラグーン商会

レヴィ「ったく……姉御も無茶言うぜ……どうやって今日中に探せっていうんだ」

ロック「仕方ないじゃない」

レヴィ「それもこれも全部……!!」

ベニー「レヴィ」

レヴィ「なんだ?」

ベニー「レヴィを名指しで電話があったよ」

レヴィ「誰から?」

ベニー「4.5を支払ったジャパニーズ」

レヴィ「ふうん」

ロック「あの子か……どうしたんだろう」

レヴィ「連絡先は?」

ベニー「これ」

レヴィ「よし……」

紬『……もしもし?』

紬ぇ…

面白いじゃん

支援

紬に仲間内で敬語を使わせるSSは例外なく駄作

琴吹家はロアナプラの経済界に一枚噛んでるからな

レヴィ「何のようだ?」

紬『あの……小麦粉、いりませんか?』

レヴィ「いらねえな」

紬『本当に?』

レヴィ「てめえ……なんのつもりだ?ああ?」

紬『上質な物が手元にあるんですよ』

レヴィ「……」

紬『もしかしたら……貴方の所有物になるかもしれなかった……物かも』

レヴィ「おい。今、どこにいる?」

紬『買います?』

レヴィ「それは本当にいいものなんだろうな?」

紬『そうですね。打てば快楽を得られるんじゃないでしょうか?』

レヴィ「……」

紬『500でどうです?』

レヴィ「お前……ゆすろうってか?』

面白いなら、いいんじゃね

ただ、クロスする作品はミスしてるが

ムギwwwwプロだろこいつwwww

紬『いえいえ……でも、これはそちらにとって大事な物では?』

レヴィ「……」

ロック「レヴィ?」

ベニー「……」

紬『運び屋としてこれを失くすのは、如何なものかと。凋落にも繋がりますし』

レヴィ「てめえ……」

紬『私も友人の鞄を返して欲しいですし』

レヴィ「平沢?」

紬『はい。平沢唯は私の友人です』

レヴィ「なんてこった……」

紬『500がいやなら……450でも』

レヴィ「それは……」

紬『無論、ドルで』

レヴィ「ふざけんな!!!」

紬『なら、仕事は失敗ってことになりますね』

四万円もしねーしいいだろそれくらいwwwwwwwww

レヴィ「……」

ベニー「オッケーだ、レヴィ」

レヴィ「……」コク

紬『さ、どうします?』

レヴィ「覚悟しろよ?」

紬『え?』

レヴィ「今からてめえにケツ穴を3つほど作ってやるからよ」

紬『……』

レヴィ「いいな?」

ガチャン

ベニー「繁華街にあるホテルだ」

レヴィ「よし。ロック、車だせ」

ロック「どうしたんだ?」

レヴィ「探し物が見つかったんだよ」

言い回しはそれっぽくていいと思うけど

紬「あら……?」

澪「どうした?」

紬「切れちゃった……」

唯「見つかったの?」

紬「ちょっと……まだ……」

律「なんだよー、何があったんだよー」

梓「あの……」

紬「仕方ない……」

澪「……?」

紬「(もしもし?)」

「(何者だ?)」

紬「(バラライカさんはいらっしゃいます?)」

「(何者かと訊いたが?)」

紬「(琴吹紬って言えばわかりますよ。いいから、早くして)」

「(あ、ああ)」

支援

バラライカ『どうも』

紬「お久しぶりです」

バラライカ『あら、大人っぽい声になったわね。そろそろ、こっちの世界に来るのかしら?』

紬「いえ。まだまだ尻の青い小娘なので、もう少し外界に揉まれてからにします」

バラライカ『揉まれるのはお尻だけにしときなさいね?』

紬「心得てます」

バラライカ『それで何の用かしら?』

紬「えっと、ラグーン商会に命を狙われることになったので、15000で護衛を頼めないでしょうか?」

バラライカ『何のパーティー?面白い?』

紬「さあ……でも、貴方が参加してくれれば、花火の一発は上がるでしょう?」

バラライカ『あははは。それはないわね。数十発はあがるわ』

紬「なら、お願いしようかしら」

バラライカ『でも、私まで参加しちゃったら仮面舞踏会ではなくなるわよ?』

紬「そんな紳士淑女の催しなど期待してません。ここは昔から変わっていないようですし」

バラライカ『これでもがんばってるほうよ?』

紬「数年ぶりに来てみれば、路傍の草からタクシーの運転手まで腐りきってるじゃないですか。以前のほうがまだ安全でした」

バラライカ『おや。町に出れば罵声と銃弾が飛び交っていたあの頃のほうがよかったの?』

紬「危険だとわかる分には安全でしたね。下手に観光地にしようとしないでください」

バラライカ『それは旅行会社に言って欲しいわ』

紬「とにかく、護衛をお願いします」

バラライカ『でも、その金額だと下っ端の腕も動かないわ』

紬「……」

バラライカ『とっくに調べはついている。最近、金回りがいいらしいな?』

紬「……」

バラライカ『その金はどこで回っている?』

紬「貴方の頭の中じゃないですか?」

バラライカ『はっ……ホテル・モスクワは容赦しないぞ?なんの断りもなしに、特産品を輸入してこないでもらえるか?』

紬「それはお父様に言ってほしいですね」

バラライカ『では、お前の体を利用するまでだ』

紬「……」

sen

バラライカ『娘と財界での地位……重いのはどちらか?』

紬「ダイエット中なので私のほうが軽いかもしれませんね」

バラライカ『あははは!!!そうか、そうか』

紬「ですから……」

バラライカ『だが、容赦はせん。見せしめだ」

紬「……」

バラライカ『言い残したことはあるか?』

紬「……っ!!」

ガチャン

唯「どうしたの?」

澪「顔色が悪いぞ?」

紬「……みなさん、今からどこか食べにいきましょう」

梓「あの……なにかあったんですか?」

紬「いいから!!急いで!!」

律「お、おい……」

ドドドドド

紬「早く!!」

澪「わ、わかったよ」

唯「そんなにお腹すいてるの?」

律「でも、この辺の飯っていったら……」

梓「ラーメンぐらいでしょうか?」

紬「―――伏せて!!!」

唯「え―――」

ドドドドドドドド!!!!!

澪「うわぁ?!!?」

梓「きゃぁぁぁぁ!!!!」

レヴィ「―――見つけたぞ、糞ガキども」

ロック「君たちは……!?」

律「な、なんだ……?」

レヴィ「ほら、はやくその鞄を渡しな」

紬「……」

なんだこれ

唯「おー!?!?おぉぉ!?!?」

梓「ひぃ……」

澪「な、なんだ……今の……」

律「銃……?!」

レヴィ「早くしろ。こっちの首もあぶねえんだ」

紬「あの……」

ロック「なんだい?」

紬「……言い値で構いません。私たちを安全な場所に運んでもらえませんか?」

レヴィ「てめえ……」

ロック「どういうこと?」

紬「悪い人たちに追われてるんです」

ロック「悪い人?」

レヴィ「ピーターパンにでも頼んどけ」

紬「相手はフック船長よりも恐ろしいから、貴方に頼んでるんです」

レヴィ「あのなぁ……一度でもあたしをコケにした奴からの依頼なんて死んでもうけねえっつーの!!」

(・・)y-・~~まさかのけいおんとラグーンか

ロック「その相手は……?」

紬「それは……」

唯「あれ?なんか外にいっぱい車がとまってるよ?」

レヴィ「はぁ?」

澪「な、なんだ……何がおこってるんだぁ……?」

梓「あ、なんか人が出てきました」

律「なあ……なんかやばい気が……」

レヴィ「気が合うな、デコガキ。あたしもだ……」

紬「ホテル―――」

レヴィ「ロック!!!部屋からでろ!!!!」

ロック「な、なにぃ!?」

レヴィ「どっかのくそったれがミサイル構えてやがる!!!」

ロック「はぁ?!」

紬「もう来た……!?」

唯「にげてー!!!」

人が多いな

ドォォォォォン

「よし。死体を確認するまで安心するな」

「はっ!」

「……」スタスタ

レヴィ「―――やってくれたな、この早漏がぁ!!!」ドォン

「ぐわ!?」

レヴィ「走れ!!ロック!!」

ロック「みんなこっち!!」

唯「なにこれ映画の撮影?!」

澪「もうかえりたーい!!!」

梓「どこの西部劇なんですかぁー!!!」

律「死ぬー!!!」

「まて!!」

紬「……!!」

レヴィ「とまんな!!はやくいけ!!」ドォン

ロック「みんな!!はやく、車に乗って!!」

唯「あー……お財布……」

梓「この際、諦めてください!!」

レヴィ「ちくしょう……なんでいつもこうなるんだ!!」ドォン

「にがすなぁ!!」ドドドドド

ロック「レヴィ!!早く!!」

レヴィ「わかってるよ!!」ドォン

「うて!!」ドドドド

澪「はがぁ!?」

律「澪?!」

紬「な……!?」

澪「あぐぅぅ……!!!」

梓「きゃぁぁぁ!!!」

ロック「レヴィ!!早く!!一人、撃たれた!!」

レヴィ「うっせえ!!―――ガキのお守りは絶対にしないからな!!早くだせ!!」

澪wwwwwwwwwwwwwwww

麻薬の密輸… 暴力教会かっ!?

ロック「これからどこに行く?」

レヴィ「それは向こうに訊け。天国までドライブすることになったかもな」

ロック「それは……」

律「澪!しっかりしろ!!」

澪「あぁ……い、たい……」

紬「……」

唯「病院!!病院!!!」

梓「はやくしないと……!!!」

レヴィ「うっせえ!ガキの面倒なんてだれがみるか!!!」

律「な……」

澪「うぅぅ……!!」

ロック「どうする?」

レヴィ「まだ追ってくる……くそが……!!」

紬「……」

レヴィ「とりあえず姉御に連絡しよう。物は手に入れたんだしな。流石に守ってくれるだろ」

しかしもう少し早く投下できんかね?

レヴィ「姉御か!?」

バラライカ『どうかしたの?慌ててるけど』

レヴィ「慌てるに決まってんだろ?こっちは正しいことしてんのに、殺されそうなんだぜ?」

バラライカ『魔女裁判にでもかけられたの?』

レヴィ「ぞっとしねえな」

バラライカ『それはともかく……物は?』

レヴィ「ある」

バラライカ『ありがとう。ついでに他の積荷もこっちに持ってきてくれるとうれしいわ」

レヴィ「他の……いや、鞄しかないけど?」

バラライカ『拾ったでしょ?子猫を5匹』

レヴィ「どうすんだ?」

バラライカ『猫って爪を切らないと壁で爪を研いで、傷つけちゃうでしょ?だから、爪でも切ってあげようかと思って』

レヴィ「ふーん。わかった。とりあえずこいつらを姉御に渡せばいいんだな?」

バラライカ『ええ、よろしくね』

ロック「なんだって?」

レヴィ「行き先は決まった。ホテル・モスクワだ」

紬「?!」

唯「それ病院!?」

レヴィ「おう。名医がいるぜ?」

ロック「軍医はいるかもね……」

律「澪!!よかったな!!すぐに手当てしてもらおうな!!」

澪「……う、うん……」

紬「港に行ってください!!!」

ロック「え?」

レヴィ「あ?何言ってんだ?」

紬「50000だすから!!」

レヴィ「なに……?」

紬「ドルで!!50000!!だから、港に!!」

律「おい!!澪は!?」

支援

レヴィ「何を言って……」

ロック「……」

梓「どうして……?!」

紬「お願いします……」

ロック「相手はバラライカさんか……」

レヴィ「話にならねえ。そんなはした金で生きる伝説とやりあえるかっての」

紬「でも……」

ロック「どうして、ホテル・モスクワは君のことを?」

紬「誘拐するつもりなんです……」

ロック「誘拐?」

レヴィ「なに?」

紬「琴吹グループってしってますか?」

ロック「あ、ああ……日本どころか世界に名が知れ渡った企業グループじゃないか」

レヴィ「つまり……お前は……?」

紬「大金持ちです」

休憩

ほむ


待とうか

ムギちゃんが銃のひとつやふたつくらい持つのかと思ったら案外普通だった
りっちゃんもドラムスティックで鍛えた二挺拳銃とかやってくれないかな

しえん

まだ残ってた

タクアンが余計なことしなきゃ平穏に済んだのにな

レヴィ「大金持ちって……」

ロック「まさか……琴吹グループの……?」

紬「はい……私は琴吹紬といいます」

ロック「な……?!」

レヴィ「なるほどね」

澪「うぅ……」

律「澪!!しっかりしろ!!」

ロック「でも、どうして誘拐なんて……バラライカさんはそういうことをする人じゃあ……」

紬「企業を大きくするためには時として法に触れることもしなくてはなりません」

ロック「……」

紬「財界を牛耳るために、こういう掃き溜めに金のなる木を植えることも必要になってきます」

レヴィ「まて……それがこれか?」

ロック「麻薬を流通させてるか?!」

紬「もちろん間接的にですが」

唯「何の話?ねーねー」

レヴィ「そりゃ、姉御も怒るわ」

ロック「その流通先って?」

紬「……国境なきものたちが集う場所」

レヴィ「教会か」

ロック「なるほど……」

レヴィ「あの婆……日本から買い取ってたのかよ」

ロック「どっちにしろ……このまま一緒にいれば……」

レヴィ「殺されるな」

梓「ひぃ……」

紬「ですから、港に!!」

ロック「港に行けばなにかあるのかい?」

レヴィ「ヘイヘイ、ロック!!勘弁してくれ。こんなガキといっしょにボンベなしでスキューバなんてやりたくねえぞ?」

紬「なんとか船を……」

ロック「……無理だろうね。バラライカさんのことだ。きっと包囲されてる」

紬「そんな……」

レヴィ「ロック、いい加減にしろ」

ロック「でも、考えようによってはこれはチャンスでもある」

レヴィ「ど、どういう意味だ?」

ロック「世界的な企業グループの親族が手の内にいるんだ」

レヴィ「身代金でも請求すっか?馬鹿じゃねえの?そんな綱渡りなんてしたくねえよ。RPGが何発飛んでくるかわかったもんじゃねえ」

ロック「……そうか……違う……レヴィ、違うよ」

レヴィ「何が?」

ロック「ねえ」

紬「は、はい?」

ロック「バラライカさんは君を誘拐しようとしてるんだよね?」

紬「は、はい」

ロック「なら、この襲撃は矛盾してる」

レヴィ「は?」

ロック「誘拐しようとしている連中が、その対象を殺すようなことは普通しない。銃で脅すならともかく、ミサイルを撃ち込んでくるなんてありえない」

紬「あ……」

はい

レヴィ「そうか?死体でもいいだろ」

ロック「にしても捕まえたあとだろう」

レヴィ「何が言いたいんだ?」

ロック「バラライカさんを釣ろう」

レヴィ「姉御を!?」

ロック「切り札がある」

紬「……」

レヴィ「死にてぇのか!?」

ロック「いける」

レヴィ「……」

ロック「おそらく、襲撃してきた連中はバラライカさんとは別の組織だ」

レヴィ「でも、姉御はこっちが連れまわしてること知ってたぞ?」

ロック「あのホテルに死体がなければ普通はそう思うよ」

レヴィ「なるほど……」

ロック「ついでに教会とも連絡をとるんだ。敵がわからない以上、味方は多いほうがいい」

教会

トゥルルルル

エダ「はい」

レヴィ『ようエダ。電話口からでもてめえのいけ好かない口臭が臭ってきそうだな』

エダ「何のよう?クレームの電話ならお門違いだよ」

レヴィ『そういうなって。ところで琴吹って名前に聞き覚え、あるよな?』

エダ「……どこでそれを?」

レヴィ『大企業の親族がこっちにいるんだ。名前は紬』

エダ「何が目的だい?」

レヴィ『ありったけの兵器をよこせ。もちろんタダで』

エダ「あんた……自分のしていることがわかってるんだろうね?」

レヴィ『明日のおまんまが口にできればそれでいい』

エダ「……わかった。で、どこに?」

レヴィ『港だ。二時間で頼む』

エダ「オーライ……地獄に落ちろ、万年生理不順が!!」

ホテル・モスクワ

「お電話です」

バラライカ「―――はい?」

ロック『こんにちは、バラライカさん』

バラライカ「ロック……どうかしたの?」

ロック『少し不都合が起きまして……琴吹紬ちゃんをお送りできません』

バラライカ「それは宣戦布告ととってもいいのかしらね?」

ロック『いえ……それが、紬ちゃんを狙う輩がいて……どうしてもそちらにいけないのです』

バラライカ「なに……?」

ロック『よろしければ、ホテル・モスクワの力をもって一掃してほしいと。報酬はもちろん、紬ちゃんの身柄で』

バラライカ「私に交渉事を持ちかけるとは……ロック、いい度胸ね」

ロック『これはそちらにとっても益になることだと判断したまでです』

バラライカ「よろしい。どこで待ち合わせ?」

ロック『二時間後に港で』

バラライカ「了解。いい夢が見れるように祈っててあげるわ」



ロック「こっちだ!!」

澪「うぅ……」

レヴィ「なんであたしがこいつを抱えなきゃいけねえんだよ……」

梓「すいません」

唯「うわー。船がいっぱいだぁ!!」

律「で、どこに逃げれば!?」

ダッチ「ロック!!」

ロック「お待たせ!!」

ダッチ「何があった?電話では詳しいことはいえねえって」

ロック「それが……」

張「ロック……その子か?」

ロック「はい」

紬「あなたは……」

張「初めまして……この島を荒らす女神さん」

しえん

私怨

梓「わ、悪い人……」

張「まてまて。こんな紳士を捕まえて、悪い人はないだろうに」

紬「なにが目的ですか……?」

張「君のお父上のことだ」

紬「私は……何も……」

張「わかってる。麻薬流通の一件は親父さんが秘密裏に行っていたことで、多くの社員さんもしらんだろう」

ダッチ「じゃあ、この娘は?」

張「まあ、ただの交渉材料だ。娘を五体満足で返して欲しければ、真心のお届けはやめとけとな」

ロック「あの……今、この子は誰かに狙われてて……」

張「知っている。この子が消えて得する連中なんざ、腐るほどいる」

レヴィ「どういうことだ?」

張「この子はいってみれば、弱点でもある。その弱点さえ消えれば、向こう十年は流通が途絶える心配はないだろうからな。雇用も増えて万々歳だ」

紬「じゃあ……私を狙っているのは……」

張「君の会社の連中だろうな。むろん、こんな僻地にいる下の下な会社員だろうが」

紬「……」

ロック「同じだ……俺のときと……」

ダッチ「馬鹿だな。娘がころされりゃあ、甘い蜜なんざ出さなくなるってのによ」

張「ここにはそういう脳みそまで毒されたジャンキーが多い」

ダッチ「違いねえ」

紬「じゃあ……どうすれば……」

張「ホテル・モスクワと三合会で君の身柄は守ろう。親父さんの態度次第では即帰国できる」

唯「えー!?もう旅行終わり!?」

梓「いや……澪先輩のこともありますし」

唯「そっかぁ」

律「もういいってこんな場所」

澪「うん……」

紬「……」

張「さて、ここは少々荒っぽくなる。お前さんたちはどこかに隠れてるといい」

ロック「よし、向こうに行こう」

唯「はーい」

おもしろい
そして新刊マダー?

ロック「ここで隠れていようか」

レヴィ「ロック、こいつのこと任せるぞ」

澪「うぅ……」

ロック「わかった」

唯「大丈夫?」

澪「見ればわかるだろ……」

ロック「はぁ……」

律「元気出せー!!エアドラムでもしてやろうか?」

唯「あ、じゃあ、私はエアギター」

澪「やめろ……気が滅入る……」

ロック「……バンドでもしてるの?」

唯「はい!私たち、放課後ティータイムなんです!!」

ロック「……?」

梓「あ、えと……バンド名でして」

ロック「ああ、なるほど。すごいね」

紬「みんな……ごめんなさい……」

澪「いや……これは誰のせいでもないし……」

律「うんうん」

唯「そうだよ」

梓「気にしないでください」

ロック「バンドか……将来はそっちで食べていこうとか?」

梓「いえいえ」

唯「夢は武道館でライブです!!」

ロック「すごいな……」

ドォン!!ドォン!!

澪「ひっ……」

ロック「始まったか……」

唯「ねえ……」

ロック「ん?」

唯「私たちにも出来ることないかな?」

エダ「貸しはでかいよ、ラグーン商会!!」ドォン

レヴィ「そんなことばっかいってるから、いつも詰めを誤るんだよ!!」ドォン

エダ「あぁ?右耳から左耳へ糸が通るようにしてほしいのか?」

レヴィ「頬から酒を飲めるようになりたいか?あ?」

バラライカ「やめなさい」

「うてうて!!!」ドドドドドドド

張「全く……素人はやたらめったら撃つだけだからやりにくいな」

バラライカ「全くね」

ダッチ「こういう金にならん乱戦はあまりしたくねえな……」ドォン

ピリリリ

ダッチ「こっちは戦場。ピザの配達ならあとにしてくれ」

ベニー『ピザよりすごいものを要求されたんだけど』

ダッチ「何の話だ?」

ベニー『この辺に楽器屋なんてあったかい?』

ダッチ「なんだ?ゲリラライブでもおっぱじめようってか?」

ピリリリ

ロック「はい」

ベニー『船においで。揃ったよ』

ロック「揃ったって」

唯「もう!?」

律「はええ」

梓「でも……どうやって?」

ロック「ここにも琴吹グループ系列の店はあるからね」

紬「うふふふ」

澪「な、なんでもありか……」

ロック「でも、危険だよ?」

唯「大丈夫です」

梓「こんなところでライブなんて……」

ロック「ま、でも……確かに呆気にとられて向こう側の動きが乱れるかもしれないけど……」

唯「やろうよ!!放課後ティータイムのゲリラ戦!!」

紫煙

唯「戦闘なんてくだらねぇぜ!俺の歌を聞けぇ!!」

という事か

一気にくだらなくなったな

「早く娘を出せ!!」ドドドドドド

張「金に物を言わせているだけのことはあるな……こちらが先に種無しになっちまう」

バラライカ「もう少し、兵を連れてくるべきだったわね……」

張「言っても始まらんし、素人相手に戦争をしたんて後世に恥を晒すだけだ」

バラライカ「そうねえ……」

レヴィ「エダ!!もっといいのないのかよ!!」

エダ「うっさいねえ!!グレネードでも不満があるのか!?」

レヴィ「もっと弾をよこしやがれ!!」

エダ「どんだけ毟りとる気だ、あんた?!」

ピーーーーーーーーーー!!!!!!

張「?!」

バラライカ「なに……?」

ダッチ「来たか……」

唯「えー、マイクテスト……マイクテスト」

レヴィ「な……?」

梓「うぅ……」

澪「だ、大丈夫なんだろうな……」

紬「……」

律「しゃぁぁ!!」

唯「どうもー」

「いたぞ!!!向こうだ!!」

レヴィ「やべえ!!」

エダ「あいつら……何がしたいんだ?」

バラライカ「……動いた!!」

張「ふん……餌が見えればすぐに食い付くか……どこまでも素人だな」ドォン

「ぐわぁ?!」

バラライカ「……」ドドドド

「ぐひぃ!?」

梓「きゃぁぁ!!!」

律「すっげえ……いっぱい死んでる……」

さすが池沼

ていうか澪大丈夫なのか

どこで演奏しようとしてるんだ

「くそがぁぁ!!!」ダダダッ

澪「こっちにきた?!」

唯「危ない!!」

紬「あ……」

ロック「まずい!!」

エダ「レヴィ!!」

レヴィ「わかってるって!!」ドォン

レヴィ「―――外れた」

「うおぉぉ!!シネェェ!!」ギラッ

紬「ナイフ……?!」

唯「りっちゃん!!!」

律「アンプ、ボリューム最大!!!」

梓「これ、どうぞ!」

「な、なんだ!?アンプ?」パシッ

唯「プラグを抜いて……衝撃波!!!」ブチィ

ボン!!!

「はぎゃぁ!?!」

唯「いえーい!」

律「大成功!!」

レヴィ「……」

エダ「あはっはははは!!!面白いねえ!!!気に入った!!!」

バラライカ「まだまだ敵にはいる。油断はするな」

「くそ!!撃て!!撃ちまくれ!!!」ドドドドドド

澪「ぎ……!?!」

唯「わぁぁぁ!!!」

律「澪!!」

ロック「こっちだ!!早く!!」

澪「な、なんで……わたしばっかり……」

張「奴らの陣形が乱れた。叩くなら今だな」

エダ「よし……退路を潰すか……!!」

紬クロスからようやくけいおんクロスっぽくなりつつ・・・

「どこだ……?」

「こっちに逃げてきたはずだ……」

唯「……これがロック!!」バキィ

「がぁ!?」

「てめえ……ギターで……!?」

ロック「ロック魂だ、このやろう」ガン

「ひぐ!?」

唯「ふぅー」

ロック「よし……あとは怖い人たちに任せよう」

唯「よかった」

澪「わたしは全然よくない……」

律「まあまあ。腕と足を撃たれただけだろ?」

澪「おい!!―――いたたた」

梓「無理はしないでください」

紬「これで終わればいいんだけど……」

骨折じゃないんだからイタタですむかばかwwwwwwwwwwwww

ベニー『ダッチ、聞こえる?』

ダッチ「ああ、感度良好だ。耳糞は塵ほどもないらしい」

ベニー『それはよかった。朗報だよ』

ダッチ「なんだ?」

ベニー『交渉成立。条件は娘の即時帰国だってさ』

ダッチ「オーライ」

バラライカ「終わったみたいね」

張「よし……」

エダ「くそ……なんてこった……」

レヴィ「いいじゃねーかよ。マシンガンを持った姉御に尻を追いかけられずに済むんだからよ」

エダ「貴重な収入源だったんだぞ……?」

バラライカ「ダッチ、それじゃあ五人のエスコート、お願いできる?」

ダッチ「貰えるものがもらえればな」

バラライカ「そういうところ、好きよ?」

ダッチ「よせよ。鳥肌がたつ」

船内

唯「うおー。すごーい」

ベニー「あー、勝手に触らないでね」

梓「これはなんですか?」

ベニー「それはジャミング用の機械で」

唯「ジャスミン?」

紬「ありがとうございます」

ダッチ「仕事だ。遂行してから礼はもらう」

澪「やっと……病院に……」

律「よかったな」

ベニー「……ダッチ。後方から変な船が五隻だ」

ダッチ「パーティーに遅れてくるとはいい度胸じゃねえか。0時の鐘はもう鳴り終わってるぜ」

ロック「残党が……」

ダッチ「いや……海に逃げるのは待ってた感じだ。レヴィ」

レヴィ「あいよ。様子みてくる」

ベニー「うまいな……陣形が乱れない」

ダッチ「本物が乗ってやがるな」

澪「え……なに……?またトラブル?」

ロック「そうみたい」

律「はぁ……」

梓「海の上ですよ?逃げ場が……!!」

唯「……」ジーッ

ダッチ「くそ……振り切れないな」

ベニー「どうする?」

ダッチ「このままじゃあ、いつかミサイルが脳天に降って来るな」

レヴィ『ダッチ、どうする?やるか?』

ダッチ「少し待て。考えてる」

唯「……」

ベニー「あ、こら、それに触れないでってば」

唯「……アンプは?」

しえん

ロック「あるよ。借り物だから返さないといけないし」

唯「ギターも?」

ロック「もちろん」

唯「これ……相手の船と通信できます?」

ロック「えっと……ベニー、これで相手の船と通信は?」

ベニー「もちろんできるけど」

唯「衝撃波も聞こえる?」

ベニー「なに……?」

ロック「まさかあのアンプで……?」

唯「きっと動揺はすると思う」

梓「いい考えですね」

ダッチ「それで操縦桿を折ってくれれば儲けもんだ。ベニボーイ、準備だ」

ベニー「わかった」

唯「私も手伝う」

澪「はやく……病院に……」

ベニー「ちょっと待ってよ……今、周波数を……」

澪「それは間近だから通用するものじゃないのか?」

唯「まあまあ、とりあえずやってみようよ」

レヴィ『ダッチ、まだかぁ?』

ダッチ「まだ辛抱だ」

レヴィ『体が鈍りそうだ』

ベニー「よし……いいよ」

唯「……えい」ブチィ

ぼん!!!!

梓「う……」

律「強烈……」

紬「どうですか?!」

ダッチ「ベニー」

ベニー「だめだ……効果ないよ」

唯「だめか……」

なんちゅう組み合わせだwwww

ダッチ「真っ向勝負は自殺行為……逃げることもできねえ……」

ロック「万事休すか」

唯「―――きみをみてるといつもはーとどきどき!!」

梓「!?」

ベニー「ちょ……それはマイクじゃないんだけど……」

唯「ゆれるおもいはましゅまろみたいにふーわふわ!!!」

ロック「な、なにを……」

唯「いつもがんばるきみのよこがお!!」

律「唯?」

紬「あのぉ……」

唯「ずっとみててもきづかないよね!!!」

ダッチ「……?」

ベニー「あれ……?」

唯「ゆめのなかならふたりのきょりちぢめられるのにな!!!!」

レヴィ『ダッチ!!なんか五隻の足並みが乱れてきたぞ!?』

流石池沼ソング

唯「ほらほら、みんな歌おうよ!!」

律「あ、ああ」

梓「わ、わかりました」

紬「う、うん」

澪「えぇ……」

ベニー「……わかった。彼ら、適時連絡を取り合って陣形を保ってたんだ」

ダッチ「なるほど。今、スピーカーから聞こえてくるのは妙なJPOPだから混乱してんのか」

ベニー「今がチャンスだ。別の通信手段に変えられる前に叩こう」

ダッチ「レヴィ!!」

レヴィ『待ちくたびれたぜ!!!』

ダッチ「時間はあまりない、一気にやれ!!」

レヴィ『あいよ!!!』

唯「あぁかみさまおねがい!!!!」

レヴィ『ショータイムの始まりだ!!』

唯「ふたりだけのどりーむたいむください!!!!!」

レヴィ「おらぁぁ!!!」ドォォォォン

「ぐわぁ!?」

唯『おきにいりのうさちゃんだいて!!!』

レヴィ「おらよ!!」バァァン

「がっ!?」

レヴィ「そっちもか?!」バァァァン

「ぎぃ!?」

唯『こんやもおやすみ!!!!』

レヴィ「はっはー!!!」ドンドンドン

唯『ふわふわたーいむ!!!』

レヴィ「しね、おらぁぁ!!!」ドォォン

「ぎゃぁぁぁ!!!」

唯『ふわふわたぁーいむ!!!』

レヴィ「―――アディオス」ドォォン

唯『ふわふわたぁーいむ!!!』

シュールすぎるwwwww

翌日 空港

ロック「それじゃあ、色々あったけど……」

梓「ありすぎです……」

紬「ごめんね……」

澪「はやく……入院でもなんでもいいから……」

律「よしよし」ナデナデ

唯「それじゃあ、お世話になりましたぁー」

レヴィ「もうくんな」

ダッチ「それがいい」

ベニー「さよなら」

唯「はい!!」

梓「なんで生きてるか不思議……」

唯「ねえねえ、お土産どうしよっか?」

ロック「……」

レヴィ「もう帰ろうぜ……今回はいろんな意味で疲れた」

澪がやばいwwww

ブラクラだけでいいよ

相当タフだな澪

ところでロットンはまだかい?

日本 平沢家

唯「ただいまぁー」

憂「お姉ちゃん!?大丈夫だった?!怪我してない?!」

唯「うん!」

憂「よかった……」

唯「はいこれ、ロアナプラのお土産」

憂「仏像……?」

唯「うん」

憂「ありがとう!!大事にするね!!」

唯「うんうん。あ、そうそう。向こうでいろんなことがあったんだぁー」

憂「聞かせてほしいな」

唯「それがね。澪ちゃんが腕を撃たれて―――」

テレビ『次のニュースです。今、タイのロアナプラではとある日本の歌が流行っています』

テレビ『―――この曲を聴くとすっげー、元気になるんだ。誰が歌ってるかはしらねえけど』

テレビ『では、その曲をお聞きください。タイトルは『ふわふわタイム』です。どうぞ』

ラグーン商会

ラジオ『いつもはーとどきどき!!』

レヴィ「どのチャンネルもこれかよ」

ロック「ムーブメントになりつつあるな」

レヴィ「耳が腐る。消してくれ」

ロック「はいはい」

レヴィ「さてと……仕事にいくか」

ロック「そうか……もうそんな時間か」

レヴィ「……ふわふわたぁーいむ……」

ロック「くく……」

レヴィ「……なんだよ?」

ロック「口ずさんでたけど……?」

レヴィ「ちっ……耳に残るんだよ……これ……。全く……きにいらねえ」

ロック「それだけの曲ってことだろ?さ、仕事仕事」

レヴィ「なんかあいつらがずっと傍にいるようで、マジで気持ち悪いぜ……」
                                                END

パチパチ

唯が池沼と言われるSSは駄SS

割と良かった

駄作

おつ

>>1
なかなか面白かった

>>141
帰れ

良かった!乙!

ムギが屑なだけの糞SS

一気に滅んでしまえ

おもしろかったけど安定の池沼唯だな

危険な場所って分かってて
ムギにSPの一人もつけないとかオカシーし

SSなんだからこまけぇこたぁ

単純につまらない

良かった

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