アムロ「ガンダムウォー……いや、違う。ガンダムウォーネグザ?」 (56)

・別のSSと同時進行なので不定期です。書き溜めも無し。

・分からない所があればレスお願いします。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1364847988

アムロ「おーい、シャア!」

シャア「なるほど……しかし私はあずにゃんだ」

キラ「僕は律澪ですね。幼なじみってやっぱりいいものですよ」

シャア「これだから百合厨は」

キラ「俺嫁厨マジやめてよね」

アムロ「話を聞けニート共」

シャア「誰がニートだ!」

アムロ「貴様だ!」

キラ「僕はニートだ!」

アムロ「ああ、知っているさ!」

シャア「……で、どうしたというのだアムロ」

アムロ「さっき物置を整理していたんだがな、隅っこの方からこんなものが出てきたんだ。貴様のか?」

シャア「む? こ、これは! すっかり無くしてしまったものと思っていた、
    コレクタブルレアのシナンジュではないか! そんな所にあったのか」

キラ「コレクタブルレアって……かなりの高額レアカードじゃないですか。雑な扱いしてるなぁ」

シャア「そういうこともある」

アムロ「このカード、ガンダムウォーネグザのだろ? まだガンダムウォーなんかやっていたのか」

シャア「まあ……ガンダムを題材にしたTCGはそれくらいしか無いからな。結局また手を出してしまった。
    ガンダムウォーのサポートが終了した時、私はもう金輪際バン○イは信用しないと誓ったのだが」

キラ「ネグザショックってヤツだっけ。僕はネグザからの新規だからよく知らないけど」

アムロ「ひどいもんだったよアレは。というかキラ君もネグザをやっているのか」

キラ「うん。僕は時間とお金だけは腐るほどあるから暇つぶしに」

アムロ「程ほどにしておけよ。俺はガンダムウォーで懲りた。あれだけ集めたカードも殆ど処分したしな」

シャア「ふむ……」

アムロ「シャア?」

シャア「無くしたと思い込んでいたネグザのカードがアムロの手によって再び私の元に舞い戻るとはな。
    これも何かの運命かもしれん」

シャア「どうだろうかアムロ。もう一度ガンダムウォーをやってみないか? ネグザという新たな戦場で」

アムロ「断る」

シャア「何!?」

アムロ「言っただろ。俺はガンダムウォーは懲りた。
    カードゲームなんて所詮は時間の無駄だということに気づいたんだ」

アムロ「そんなものにまた手を出すくらいなら俺は部屋でムギちゃん人形を眺めている方が有意義だと感じる」

キラ「(こいつも俺嫁か……)」

シャア「本気で言っているのか!」

アムロ「割り切ってはいる!」

シャア「ならば一つ聞こう。ガンダムウォーに懲りたと言うのならば、
    何故お前は財布の中にνガンダムのカードを仕舞っているのだ」

アムロ「な! なんでそれを……」

シャア「フッ、私もニュータイプの端くれなのでね」

キラ「(これは財布からお金を抜き取ろうとしてたまたま見つけちゃったパターンかな)」

シャア「お前もやはりパイロット気質。本当はまだガンダムウォーを忘れられないのだろう?
    だから女々しくもνガンダムのカードだけは捨てられずにいるのだ」

シャア「そんなお前に私とガンダムウォーを否定出来る権利がどこにある!」

アムロ「貴様は否定されてしかるべきだ!」

シャア「なんてことだ!」

キラ「僕は人の振り見て我が振り直さない!」

アムロ「それはいけない!」

シャア「アムロ……意固地になる必要など無い。逆に考えるんだ。またバン○イに裏切られてもいいさと」

アムロ「貴様……とことん訓練されているな……」

キラ「でも真面目な話、復帰してみても良いんじゃないですかアムロさん。
   ネグザは始まったばかりでブースターもそれほど出てないし、
   カード単価も他のTCGと比べてかなり安いから遊び安いとは思いますよ」

アムロ「とは言ってもな……」

シャア「まだ迷うかアムロ。ならばお試しでネグザを遊んでみるのはどうだ?
    それから復帰するかしないか考えてみても良いだろう」

キラ「良いアイデアだと思います。僕らもプレイヤー人口が増えてくれるのは嬉しいことですから」

アムロ「……」

アムロ「一回付き合うだけだ」

シャア「そう来なくてはな」

アムロ「しかし、俺は旧ガンダムウォープレイヤーだがネグザのルールは全く分からんぞ」

シャア「安心しろ。ルールはそう変わらん。ただ、コストの支払い方が変わって、
    旧ガンダムウォーの時に山ほどあった特殊効果がほぼ全部無くなったくらいだ」

アムロ「説明がザックリしているな」

シャア「ぶっちゃけ面倒臭い。分からなければ公式サイトにルールブックがあるからそれを読め。
    ガンダムウォー、クルセイド、MTGの経験者ならばたやすく理解出来るはずだ」

アムロ「もともとガンダムウォーはガンダムの絵が描かれたMTGみたいなものだからな。
    それにこのSS自体、その手の経験者くらいしか読まないだろうし」

キラ「おっと、それ以上はやめてくんない?」

アムロ「すまん」

シャア「アムロ、お前にはこのデッキを貸そう。お前の大好きな『青』のガンダムデッキだ」

アムロ「ユニコーンか。昔は環境を作るほど猛威を振るったガンダムだが……ネグザではどんなものか」

シャア「私はやはり『緑』のジオンデッキだろう」

キラ「(うわ)」

アムロ「どうしたキラ君?」

キラ「いえ、なんでもないです」

キラ「(いくら旧ガンダムウォープレイヤーとはいえ、
    ネグザに関しては初心者同然のアムロさん相手に現環境トップメタの緑を使うとか無いですよ)」

キラ「(ま、ユニコーンも大概だけどね。
    残念なのはアムロさんのユニコーンデッキは青単色で構築されてるということくらいか……)」

シャア「デッキカットを頼む」

アムロ「こっちもな」

シャア「よし、ではカードを6枚引いて……こちらはマリガンは無い」

アムロ「俺もこの手札で良い。やってみないことには分からないからな」

アムロ「(この手にカードを持つ感覚……懐かしい感覚だ)」

シャア「先攻はお前に譲ろう。初心者の特権だ」

シャア「見せて貰おうか……ガンダムウォーを捨てたプレイヤーの性能とやらを!」

アムロ「俺はどこまでネグザに対応出来る……!?」

キラ「あはは、りっちゃんも澪ちゃんもいつ見ても可愛いなあ」

また後で。



ネグザに移行してからやめたは


ガンダムウォーは死んだんだ
いくら呼んでも帰っては来ないんだ
だからバトスピやりましょう(奴隷感)

自分もNEX-Aやってるが地元に自分を含め3人しかやってないよ。

期待です

マウンテンサイクルから発掘してきた
http://i.imgur.com/LyPqr9y.jpg

次のあんたの台詞は ティファーーーー!! だ

>>14


やめてもカードは欲しいよね(ゲス顔)

昼にまた書くつもりが伸びてしもた。


>>11
そんな人でも楽しめるように頑張っていきます。

>>13
私の所では5人だけかなあ。大会もたまにしか出ないけど割と楽しくやってます。

>>14
おや? ネグザのACEよりこっちの方がカッコイ(ry

>>15
ディファー! ……ハッ!?

>>12 >>16
それでも!



<アムロ (青単ユニコーン) VS シャア (緑単撃墜王)>


アムロ「さて……どうしたものか」

シャア「アムロ、宿命のライバルであるお前に一つアドバイスをくれてやる」

アムロ「なんだよいきなり」

シャア「ネグザは旧ガンダムウォーと違って、全てのカードがGになることくらいは知っているな?
    つまり、昔はあった『G事故』というものが一切無く、非常に公平にゲームが楽しみやすい」

シャア「しかしそれは言い換えれば、Gにするカードの取捨選択が下手な者は勝てんということだ」

シャア「最初の1ターン目だからと油断はしないことだな」

アムロ「貴様、わざわざ塩を送るような真似を」

シャア「発破をかけたのだ。私は戦うからには互いに全力で勝負したいのだよ」

アムロ「言われなくたって! 俺のターン!」

アムロ「リロール、先攻だからドローフェイズはスキップだな」

アムロ「(手札のカードを見る限りユニコーンは合計国力が高く、パワーの大きいものが揃っている)」

アムロ「(ここは如何にしてユニコーンをプレイ出来るようになるターンまで戦局を維持出来るかがキーか)」

アムロ「配備フェイズ、『インテンション・オートマチックシステム』をGでプレイ。ターン終了」

シャア「こちらのターンだな。リロール、ドロー」

シャア「配備フェイズに私は『シャア・アズナブル《01》』をGとしてプレイし……」

シャア「『ドップ (ガルマ機) †』をプレイだ!」


ドップ (ガルマ機) †
クイック 高機動
(>起動):このカードが場に出た、または自軍キャラの「専用機のセット」が成立した場合、カード一枚を引く。
[0][2][1]


アムロ「(1国からプレイ出来る軽量ユニット! ヤツのデッキは序盤からの打点を重視したタイプか?)」

シャア「ではテキストが起動し、1ドローだ。ターン終了」

キラ「(ガルマドップかあ。あとはシャアさんがあのセットを持っているかどうかだけど)」

支援。あー、懐かしい雰囲気だわ 未だにウォーのカード集めてたり

アムロ「俺のターン、リロール、ドロー」

アムロ「(現状この国力帯で俺がやれることは無い。Gのプレイに気を張るくらいか)」

アムロ「配備フェイズ、俺は『デルタプラス』をGとしてプレイ。ターンを終了」

シャア「私のターンだ。リロール、ドロー!」

シャア「配備フェイズ、私は『シン・マツナガ』をGでプレイ」

シャア「そして、『グフ (ランバ・ラル機) †』をプレイする! 更に続けて手札より『ランバ・ラル』をグフにセット!」

アムロ「何!?」


グフ (ランバ・ラル機) †
戦闘配備 強襲
(>起動):このカードの部隊が戦闘ダメージを与えた場合、自軍本国または自軍捨て山の上のカード3枚を、ゲームから取り除く。
(注:自軍捨て山が2枚以下の場合、自軍捨て山を選択出来ない)
[5][0][4]

ランバ・ラル
強襲
(>起動):このカードの部隊が敵軍部隊に戦闘ダメージを与えた場合、敵軍キャラ一枚の上に+1/+1/+1コイン一個を乗せる。
[2][0][3]


キラ「(やっぱり持ってたのか)」

アムロ「いきなり戦闘力7/0/7のセットグループだと……!?」

シャア「専用機のセットが成立、ガルマドップとテキストドロー。では攻め込ませてもらおうか!」

同窓会的な雰囲気のあるスレだな
珍しく和む空気だ

シャア「地球エリアにグフ、ガルマドップ、の隊列で出撃だ!
    対抗手段が無ければ9点のダメージを受けてもらう!」

アムロ「こちらは何も無い……本国で食らう」

キラ「(最速2ターンでこれは凶悪だよね……
    しかも緑ウィニーの弱点である手札の消費の早さはガルマドップがカバーしている)」

シャア「戦闘ダメージを与えたのでグフのテキストが起動、私の本国から3点リムーブだ」

シャア「何も無ければ出撃したユニットを帰還させてターン終了」

アムロ「俺のターン……リロール、ドロー!」

アムロ「……『ユニコーンガンダム (サイコフィールド) †』をGに。ターン終了」

シャア「ふふふ、随分と足が遅いな。その間に私はきっちり打点を稼ぐ!」

シャア「こちらのターン! リロール、ドロー! 『ドップ (ガルマ機) †』をGでプレイ!」

シャア「配備に『ザクレロ』のカードだ!」


ザクレロ
戦闘配備
[5][2][1]


シャア「では攻撃ステップ! 地球には先ほどと同じく、グフ、ガルマドップ。宇宙にザクレロを出撃だ!」

キラ「(これが通れば打点はさっきのと合わせて計23点。遅いユニコーンでの巻き返しはほぼ不可能だね)」

アムロ「俺の手札に対抗手段は……無い」

アムロ「だが、手札には無くとも本国にならばあるかもしれない!」

アムロ「攻撃ステップ終了前に俺はコマンドカード、『宇宙を駆ける』をプレイ!」


宇宙を駆ける
ユニーク
(∞恒常):このカードのプレイは、3以下の合計国力を持つ敵軍コマンドの効果では無効にならない。
(戦闘フェイズ):自軍本国のカードを全て見て、その中にある、カード一枚を自軍手札に移す。その後、自軍本国をシャッフルする。


シャア「許可だ」

アムロ「(何かあるはずだ……スピードの遅さをカバー出来るカードが……)」

アムロ「!」

アムロ「俺は効果によりカードを1枚手札に加え、防御ステップに加えたカードを続けてプレイする!」

シャア「ほお」

アムロ「『運命の奔流』!」


運命の奔流
ユニーク
(∞恒常):このカードのプレイは、3以下の合計国力を持つ敵軍コマンドの効果では無効にならない。
(防御ステップ):敵軍部隊一つの部隊戦闘力を、部隊解散まで0に固定する。(注:固定した場合、その他の効果でも変動しない)


アムロ「対象はもちろんグフの部隊だ!」

シャア「ユニークでユニークを引っ張るか、面白い。ならばザクレロの5点だけだな。ターン終了」

アムロ「俺のターン! リロール、ドロー」

アムロ「(そろそろユニットを展開しなければマズいな。
     また、あの勢いで攻め込まられては押し切られる)」

アムロ「配備フェイズ、『ユニコーンガンダム』をGに」

アムロ「コマンド、『呼応する力』だ!」


呼応する力
(常時):自軍手札にある全てのユニットは、このターン、合計国力を−3してプレイ出来る。本来の名称が「憎悪の炎」であるカードが、自軍G、または自軍ジャンクヤードにある場合、対象にあるユニット以外の全てのカードも、このターン、合計国力を−3してプレイ出来る。
(注:合計国力はマイナスの値にはならない)


アムロ「合計国力がマイナスされ、プレイされるカードはこのユニット!
    『バンシィ (デストロイモード VN起動時)』!」


バンシィ (デストロイモード VN起動時)
戦闘配備 強襲 [1]:ゲイン [0]:改装 [バンシィ系]
(起動>):このカードが、「ゲイン」の効果で戦闘修正を得た場合、敵軍ユニット一枚を指定する。その場合、敵軍は、自分の手札1枚を無作為に廃棄する。または、対象の上に−1/−1/−1コイン2個を乗せる。


シャア「大型のお出ましという訳だな!」

アムロ「今度はこちらが攻め込む番だシャア! 地球にVNバンシィを出撃!」

シャア「こちらは特に何も無い」

ごめんなさい、表記抜け。

バンシィ (デストロイモード VN起動時)
戦闘配備 強襲 [1]:ゲイン [0]:改装 [バンシィ系]
(起動>):このカードが、「ゲイン」の効果で戦闘修正を得た場合、敵軍ユニット一枚を指定する。その場合、敵軍は、自分の手札1枚を無作為に廃棄する。または、対象の上に−1/−1/−1コイン2個を乗せる。
[6][0][6]

アムロ「ダメージ判定ステップにVNバンシィのゲインを宣言する! デッキトップは……」

『バンシィ (デストロイモード)』

アムロ「よし、VNバンシィは+4/+4/+4の修正を得てテキストが起動だ。対象はザクレロ!」

シャア「む……ハンデスは受け入れられないな。ザクレロの上にコインを乗せよう。そしてザクレロは廃棄だ」

アムロ「貴様の本国に10点だ、シャア」

シャア「ああ」

キラ「(これで二人の本国の厚さはほぼ同じ。けど、今の攻撃でアムロさんのカードは全てロール状態だ。
    緑相手に返しが無防備なのは少し厳しいな)」

アムロ「VNバンシィは帰還、俺のターンは終了する」

シャア「良い動きだアムロ、それでこそ私のライバル」

アムロ「心にも無いことを」

シャア「冗談では無いさ。それに懐かしいとも思っている」

シャア「こうしてお前とガンダムウォーをするのは本当に久しぶりだ。私は胸が躍っているのだ」

シャア「当時の私はサザビーを使った赤単、お前はνガンダムを使った青単を使用し、
    日々ガンダムウォーに明け暮れていた」

シャア「こうしているとその時のことを思い出す。ああ……良い時代だったなと……」

アムロ「気持ち悪い。早くターンを開始しろ」

シャア「……」

キラ「(なんだろ、見てらんない)」

シャア「……私のターン、リロール、ドロー」

シャア「配備フェイズ。私は『介入行動』をGとしてプレイし、
    『高機動型ザクII (シン・マツナガ機) †』をプレイしよう」


高機動型ザクII (シン・マツナガ機) †
[1] クロスウェポン (撃墜王)
(戦闘フェイズ) [0]:このカードをリロールする。
[3][0][3]


アムロ「(攻守で使えるリロールテキスト持ちのユニット……
     合計国力は2と軽いのに3ターン目に出さなかったのは今引きだからか?)」

シャア「戦闘フェイズ、マツナガザクはテキストでリロール!
    地球にグフ、ガルマドップ、宇宙にマツナガザクだ」

アムロ「12点は受ける」

アムロ「(残り本国が心許なくなってきたな……これ以上の攻撃は避けたい所だ)」

シャア「グフのテキストが起動、私の捨て山からカードを3枚リムーブ。
    ユニットを帰還させてターンを終了する」

アムロ「リロール、ドロー、配備フェイズへ」

アムロ「『ユニコーンガンダム (覚醒) †』をGでプレイ! そして『ユニコーンガンダム』をプレイしたい!」


ユニコーンガンダム
戦闘配備 [1]:ゲイン [0]:改装 [ユニコーン系]
[4][0][4]


アムロ「戦闘フェイズ!」

アムロ「地球にVNバンシィ、宇宙にユニコーンだ!」

シャア「マツナガザクをリロールさせよう。そして防御ステップ」

シャア「……『ジオンの栄光』だ!」


ジオンの栄光
ユニーク
(∞恒常):このカードのプレイは、3以下の合計国力を持つ敵軍コマンドの効果では無効にならない。
(戦闘フェイズ):戦闘エリアにいる敵軍ユニット1枚に7ダメージを与える。


アムロ「緑の焼きカード……!」

シャア「対象はVNバンシィ!」

シャア「(ユニコーンデッキは破壊を無効にするカード、
     ユニットをパンプアップさせるカードが複数採用されているケースが多々ある)」

シャア「(その場合、ここで焼きカードを使うのは普通は躊躇われる。
     しかし! 私はアムロがその手のカードを持っていない確信がある!)」

シャア「(その理由はアムロはもう本国へのダメージは食らいたくないはず。
     ならば防御用のユニットを残しておくのがこの場合のセオリーだ。
     しかしヤツは防御用のユニットを残さず、ユニコーンを出撃させた。
     つまりお前が握っているたった一枚の手札は『そういうカード』ということだ!)」

アムロ「VNバンシィは破壊だ」

シャア「(やはりな)」

シャア「では次に宇宙にマツナガザクを……いや、やめておこう」

アムロ「ダメージ判定ステップ、規定の効果で4点だ」

シャア「いいだろう」

キラ「(アムロさんはユニコーンのゲインを宣言しないのか。追加の焼きカードを恐れてかな?)」

アムロ「帰還ステップ、ターン終了」

シャア「私のターン、リロール、ドロー」

シャア「配備フェイズは何も無い、戦闘フェイズに移る!
    さっきのターンと同じ編成で出撃だ!」

アムロ「……凌ぐ!」

アムロ「防御にユニコーンガンダムの改装を宣言、手札の『デルタプラス (ユニコーン搭載時)』へ置き換える!」


デルタプラス (ユニコーン搭載時)
高機動 [0]:改装 [デルタ系/ユニコーン系]
(防御ステップ) [2]:このカードが戦闘エリアにいる場合、本来の種類が、青のGサインを持つユニットである自軍G1枚を、ユニットとして、ユニットのいる戦闘エリアの任意の順番にリロール状態で移す。ターン終了時に、自軍本国の上のカード1枚を自軍Gにし、対象を廃棄する。
[5][2][4]


アムロ「デルコーンはマツナガザクのいる宇宙に! そしてテキストをプレイ!」

アムロ「『ユニコーンガンダム (覚醒) †』をGから地球エリアに出す!」


ユニコーンガンダム (覚醒) †
戦闘配備
(起動>):このカードと同じ属性のGサインを持つ自軍カードが場に出た場合、カード1枚を引く。(注:このカードが場に出た場合も起動する)
(常時):自軍ユニットX枚は、ターン終了時まで+2/+2/+2を得る。この効果は、このカードを必ず対象に含めなければならない。


アムロ「覚醒ユニコーンのテキストをプレイ!
    覚醒ユニコーンとデルコーンはそれぞれ+2/+2/+2修正を得た!」

アムロ「(これならばなんとか……!)」

また表記ミス。これが眠気か……

ユニコーンガンダム (覚醒) †
戦闘配備
(起動>):このカードと同じ属性のGサインを持つ自軍カードが場に出た場合、カード1枚を引く。(注:このカードが場に出た場合も起動する)
(常時):自軍ユニットX枚は、ターン終了時まで+2/+2/+2を得る。この効果は、このカードを必ず対象に含めなければならない。
[7][2][7]

またまた表記ミス。うん、もう寝よう。

ユニコーンガンダム (覚醒) †
戦闘配備
(起動>):このカードと同じ属性のGサインを持つ自軍カードが場に出た場合、カード1枚を引く。(注:このカードが場に出た場合も起動する)
(常時) [X]:自軍ユニットX枚は、ターン終了時まで+2/+2/+2を得る。この効果は、このカードを必ず対象に含めなければならない。
[7][2][7]

シャア「甘いな」

アムロ「何?」

シャア「同じく防御ステップ、私はクイックで『ザクII (ジョニー・ライデン機)』をプレイする」


ザクII (ジョニー・ライデン機)
クイック 戦闘配備
(>起動):このカードがプレイされて場に出た場合、[1]を支払うことができる。その場合、本来の種類が、このカードと同じGサインを持つ、本来の種類がキャラである自軍G1枚を、キャラとして、自軍ユニットにセットできる。
[3][1][2]


シャア「ジョニーザクのテキストでコストを支払いGから『シン・マツナガ』をマツナガザクにセットさせてもらおうか」


シン・マツナガ
(常時>) [R]:このカードと同じ属性のGサインを持つ自軍ユニット1枚は、ターン終了時まで、戦闘力1つに+2を得る。
(注:戦闘力1つ=格闘力、射撃力、防御力のいずれか1つ)


シャア「シン・マツナガのテキストを起動させ、マツナガザクは防御力に+2修正。
    続いてマツナガザク自身のテキストでリロール。これでマツナガザクの戦闘修正は4/0/8」

シャア「デルコーンの格闘力ではマツナガザクを倒すに及ばんな」

アムロ「クッ、だがそれは貴様も同じこと! マツナガザクの格闘力でデルコーンは……」

シャア「私はマツナガザクの専用機成立でガルマドップのテキストドローの恩恵を受けている。
    そしてそれによって引いたカードは『赤い彗星』だ。少し出来過ぎかな?」


赤い彗星
(ダメージ判定ステップ):戦闘エリアにいる敵軍ユニット1枚に4ダメージを与える。



またやりたくなってきたな

アムロ「……!」

アムロ「覚醒ユニコーンはグフ、ガルマドップと相打ち、デルコーンは一方破壊される……」

シャア「これでお前の場は全てゼロ。手札も無い」

シャア「対して私の場には専用機の成立した、常時リロール可能なマツナガザクとジョニーザク」

シャア「ユニコーンデッキのフィニッシャーの多くは合計国力が6国以上だ。
    それらを再展開するまでにお前の本国は持つのか? いや、持つまい」

アムロ「……俺の負けか」

シャア「良い試合だった」

キラ「(初心者相手にガチデッキ使っておいてよくも、いけしゃあしゃあと……シャアなだけにね! ぷっ!)」

アムロ「……」

シャア「アムロ?」

アムロ「腹が減った。飯を買ってくる」

アムロ「何かいるものはあるか?」

キラ「イチゴ牛乳お願いします」

シャア「シーフードヌードルと焼きプリンを」

アムロ「ん」

キラ「……」

シャア「……」

シャア「やってしまったのか私は?」

キラ「ええ、それはもう」

キラ「というか、デッキのチョイスからして悪意有りまくりですよね。
   自分は撃墜王でアムロさんには青単ユニコーンとか……回復があるZならまだしも」

シャア「だって勝ちたかったし」

キラ「もう、あなたって人は……」

キラ「そういう所、嫌いじゃないけどね!」

シャア「だろ? 私が天パに負けるとかあってはならんのだ! ハッハッハッ!」

キラ「でも5ターン目のジオンの栄光、VNバンシィじゃなくてユニコーンに撃っていればもっとスマートに勝ってたよね」

シャア「ハッハッ……ハ……」

シャア「……認めたくないものだな」

キラ「アムロさん、もうネグザやってくれないだろうなあ……」

シャア「だろうな……」

コンビニ店員1「いらっしゃいませー、ガンダム売るよ!」

アムロ「これ下さい」

コンビニ店員1「あーい、ポイントカード持ってる?」

アムロ「無いです」

コンビニ店員1「じゃあ、イチゴ牛乳が一点、カップラーメンが……」

アムロ「ふう……ん?」

アムロ「(ネグザのブースターパックが置いてあるな……『IGNITION NEXT AGE』)」

アムロ「(もうコンビニとかじゃガンダムウォーは取り扱ってないものと思っていたんだがな)」

アムロ「……」

アムロ「(って、何を考えているんだ俺は。ガンダムウォーはこれっきりと決めたろ)」

アムロ「(どうせまた始めた所で……)」

コンビニ店員2「いらっしゃいませ、俺がコンビニだ」

キオ「ガンダムウォーネグザのパック下さい!」

コンビニ店員2「了解、ミッションプランを遂行する」

アル「また買うのキオ? 欲しかったカードはもう持ってるんでしょ?」

キオ「そうなんだけどね、でもつい買っちゃうんだ」

キオ「だって僕、ガンダムが大好きだから!」

アムロ「!」

アムロ「(ガンダムが好き……だから)」

アムロ「(俺も昔はあんな風に純粋に……)」

アムロ「……」

コンビニ店員1「全部で2078円に……お客さん?」

アムロ「悔しいけど……」

アムロ「……僕はガノタなんだな」

コンビニ店員1「もしもーし」

アムロ「ネグザのボックス、置いてるか!?」

コンビニ店員1「え……ま、まあ、はい」

アムロ「あるだけくれ」

コンビニ店員1「マジかよ!?」

アムロ「(よくよく考えたら、あのロリコンに負けっぱなしでいるとかふざけるなだろ)」

アムロ「(見てろよ……俺は貴様にいつかリベンジしてやる!)」

コンビニ店員2「お前がガンダムだ」

ここで休憩。

バトル考えるのって難しいね、バナージ。

緑は3弾、EX03で一気に強くなってますよね。

自分は青単Z、青単UC、青黒タッチ緑を使ってますが…作者様は何色デッキを使用で?

http://i.imgur.com/7GFOGqd.jpg
ネグザはやってないけど、クルセイド友達とたまにGWやるね

>>37
旧でもネグザでもやるとやっぱり面白いですよ。

>>43
色々手を出した結果、白単に落ち着きました。SEED型とW型の2つです。
器用貧乏なんて聞こえません。

>>44
懐かしくて涙出る。

>>22 >>25
そう言っていただけると凄いモチベ上がります。
ぜひネグザも宜し(ry


再開は夜になると思います。

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