俺「神と語るだけ」(14)

神「こんにちは」

俺「あっこんにちは」

神「えーっと神っていいます」

俺「俺っていいます」

俺「えっーと何で俺の部屋にいるんですか?」

神「ああぁその神だから?」

俺「へーそうなんですか」

神「なんか冷たい反応」

俺「冷たいとは?」

神「えぇえええええ!神ってあの神様!?
  まじぱねぇええええマジぱないっす!その髭本物!?」

神「こんな感じです」

俺「えぇえええええ!神ってあの神様!?
  まじぱねぇええええマジぱないっす!その髭本物!?」

神「やめて、なんか恥ずかしいから」

俺「そうですか」

神「なんでそんな冷たいんですか?
  こうしてめっちゃ髭とか伸ばしたのに
  外見から頑張ったのに」

俺「いや、こういうの昔から慣れてるんですよ」

神「おぉそうなんですか?」

俺「そうですね…地球の下にいる地底人にあったり
  未来から宇宙ヒーローにあったりとか何故か美少女の天使など」

神「なんかめっちゃ自分地味な感じですね」

俺「まぁそういう訳で
  こんな反応なんですよ?それで何の用ですか?」

神「うーん…なんかこう欲とかないんですか?
  普通あったら願い事とか聞いてってなりませんか?」

俺「…どうせ、それは自力でやりなさいとか
  言うんじゃないですか?」

神「なんか慣れた口調ですね」

俺「それほどでも」

神「まぁ暇つぶしに来たんですけどね」

俺「神様ってそんな自由な存在なんですか?」

神「そんな感じですよ。ほらあそこに神がいますよ」

俺「えっ!?あのサラリーマンも神様!?
  あの屋台のオジサンも!?」

神「嘘ですけどね」

俺「…」

神「まぁまぁそう拗ねらないですくださいよ」

俺「はい…」

神「だってさー君が全然ビックリしないから
  神だってそりゃ嫌になりますよ」

俺「仕方ないですよ」

神「まぁこう見えても神だからこうやって
  お茶だしますよ」指パッチン

神「まぁ無理なんですけどね」

俺「なんとなくわかりました」

神「でも、喉乾いたのは本当です」

俺「知りません」

神「…君はおみじくをやるかね?」

俺「やりません」

神「ちっ…お茶ださないと凶が出る確立あげてやろと思ったのに」

俺「やること地味ですね」

神「何か聞きたいこととかないんですか?」

俺「うーん…自慢話でしてくださいよ」

神「そうですね…あの話しは完結してないけど
  ある人を主人公にしましたね、けど」

俺「けど?」

神「主人公になっただけでした」

俺「失敗したと」

神「まぁでも結構神ってなんでもできるんですよ?」

俺「そう見えないけど」

神「だって人とかには見せてはいけないですから!」

俺「漫画とかアニメとかでは違うんですか?」

神「あんなことやったら神の恥です」

俺「見てるんですね」

俺「でも、何か神様っぽいことしてほしいです」

神「ほぅ…仕方ないですね。では少しおトイレ
  借りますね」

俺「まってます」

神「では」

神「ただいま」

俺「…え?変身とかするんじゃないんですか?」

神「いやいや、そんな無理に決まってるじゃないですか」

俺「あの神様っぽいことは?」

神「フフフ…おトイレを見にいけばわかる」

俺「見に行きます」

神「どうでしたか?」

俺「いやーびっくりしました」

神「そうでしょうね」

俺「いやだって」

神「だって?」

俺「三角折りしてあるだけで
  凄く人間的でビックリしました」

俺「とりあえず、人間的なことしかできないと?」

神「はい、神ってバレないためにね?
  でもあれだよ?本当は使えるんだよ?」

俺「信用しないけど
  わかりました」

神「それって信用されてる?」

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